HOME > インタビュー > 内田真礼さんとeイヤホン訪問! 最新ポータブルオーディオは「奥が深い」

【特別企画】オススメモデルを聴く

内田真礼さんとeイヤホン訪問! 最新ポータブルオーディオは「奥が深い」

公開日 2017/11/21 10:00 編集部:押野 由宇
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

デザインやサウンドが豊富なヘッドホン


oshino
ちょっとここまでガッツリやりすぎたので、ヘッドホンは軽く触ってみていただきたいと思います。内田さんがヘッドホンを選ぶときには、どこを気にされますか?

uchida
デザインだと、色はかなり重要ですね。私服はTシャツとキャップ、みたいにカジュアルなことが多いので、そういうときはメタリックなものが良いかな、とか組み合わせを考えます。・・・これオシャレですね!


matuda
Marshallのヘッドホン、絶対似合うと思って持ってきたんですよ! ギターアンプで有名なブランドですけど、やっぱりデザインが良くって。

uchida
かわいい・・・。でも、デザインを重視するか、音を重視するか、すごい悩むんですよね。結果として音を取ってしまって、見た目がかわいいのをあんまり持ってないんですよ。

matuda
ルーマニア発のブランドMEZE AUDIOのヘッドホンなんか、デザイナー出身の人が代表なのでキレイだし、音も良いんですよ。でもサイズ的におうち用かな。

oshino
あとV-MODAのヘッドホンもそうですが、ポータブルしやすいようコンパクトで、外に音が漏れない「密閉型」になっていますね。内田さんは外使いがメインということでしたよね?

uchida
そうですね、だから小さいやつとか、折りたたみできるやつとか・・・。でも耳の当たるところは、耳が包まれるくらい大きい方が好きなんですよ。ヘッドホンが耳に当たっていると疲れちゃうので。

yamamoto
圧迫されちゃうんですね。イヤーパッドという部分になりますが、「オンイヤー」タイプのヘッドホンは耳に乗せるイメージで、「アラウンドイヤー」タイプが耳を包むイメージです。ですので、アラウンドイヤーのモデルを選ぶと好みにマッチしやすいと思います。

uchida
なるほど! ヘッドホンが欲しいな、と常々思ってはいるんですけど、なかなか選べなくて・・・。結局、自分の知っているブランドだったり、安心安定の使っていたものが候補になっています。

yamamoto
ヘッドホンは、イヤホンよりも音の違いがハッキリ分かりやすいと思います。ここにあるモデル、軽く聴いてもらいましたが、いかがでした?

uchida
どれも全然違います! “音に包まれている感”が、ヘッドホンは良いですよね。このなかだと、MEZE AUDIOが広がりみたいなものが感じられて好きですね。ほかのモデルも、クラブっぽい音で「こんな曲だったっけ?」というくらいイメージが変わりました。聴く曲や好みで全然違うモデルが好きになると思います。

oshino
音の広がりは「開放型」のモデルも良いですが、音漏れするというデメリットがあります。音の違いもさることながら、Bluetoothヘッドホンやノイズキャンセリング機能を搭載したもの、リケーブル対応モデルなど、機能面でもいろいろと個性がありますので、“どこで”“どのように”使うか、という観点がヘッドホン選びにはより重要ですね。

Marshall「Major II Bluetooth」【SPEC】●型式:40mmダイナミックドライバー ●再生周波数:10Hz〜20kHz ●連続再生時間:約30時間 ●インピーダンス:64Ω ●価格:16,880円(税抜)
商品の詳細はこちら
MEZE AUDIO「99 Classics」【SPEC】●型式:40mmドライバー ●再生周波数:15Hz〜25kHz ●感度:103dB ●インピーダンス:32Ω ●価格:OPEN(予想実売価格29,800円前後)
商品の詳細はこちら
V-MODA「XS」【SPEC】●型式:40mmデュアルダイアフラムドライバー ●再生周波数:5Hz〜30kHz ●感度:105dB ●インピーダンス:28.5Ω ●価格:24,300円(税込)
商品の詳細はこちら


yamamoto
ここまで情報を投げ込むばかりでしたが、とにかくポータブルオーディオ界隈が熱い、ということは感じていただけたのではないでしょうか。

uchida
すごく伝わりました! 製品にも色んな種類があって、自分好みの音が楽しめるようになっていたことに驚きでした。選択肢が増えたことで、楽しみも増えますよね。最近はイヤホンが多かったですけど、あらためてヘッドホンを探してみたいな、と思いました。

oshino
内田さんがイヤホンやヘッドホンなどを買おうかな、というときの予算感はどのくらいですか?

uchida
35,000円!

oshino
思ったより高い数値が。

uchida
40,000円までいくと高いと思うんですけど、「まぁ、良いものだし・・・」という自分のなかの葛藤が35,000円ぐらいですね。


yamamoto
長く使えるなら、良い買い物になりますしね。

uchida
そうそう、そうです! いくつか試した上で、これ良いなって思うものって値段が20,000円以上になっていて、もう10,000円上げると「すごい良いの出てきちゃったぞ」って(笑)。それより高くなると、良いのは分かるんですけど手が出ないので、このあたりで。

oshino
今日登場したモデルは、その予算感なら候補に入れるべきものばかりですので、機会があればぜひ検討してみてください。

oshino
探し方のコツは、人に頼ることです。ほとんどの場合は「このイントロの瞬間に鳴るハイハットの響きが好き」とか、イメージがはっきりしていないと思います。ですので最初は、身近に詳しい人がいなければ専門店の店員をつかまえて、「こんな音楽を楽しく聴けるモデルを教えて」というのがはやいですね。

yamamoto
eイヤホンのような専門店の店員さんは、敷居が高くないと言うか、優しく教えてくれます。

uchida
「これが良いよ」って幾つか挙げてもらって、そこからだと選びやすいですよね。私も店員さんの言葉を鵜呑みにするタイプなので、助かります。「あなたがそこまで言うなら良いんだろう」って(笑)

yamamoto
ネットで調べると、いろいろな情報が書かれていても、結局知らないところには手を出さずに、狭い選択肢のなかで選んでしまうこともありますよね。

uchida
ゼロから次に買うイヤホンを考えています、という時って、名前を知っている日本のメーカーとか、デザインで手にとってしまいがちだと思うんです。でも、オススメしてもらえたら、自分が知っているものと聴き比べて、「こっちの方が音が好き」とか、「こっちが軽くて使いやすい」とか選べたら、幅が広がりますね。

oshino
実際に手にとって、聴いてみるのが一番です。一度聴いてみたら、レビューを読んでも「こんな音なのかな」というアタリがつけられるようになると思います。本日はありがとうございました。

uchida
私、イヤホンとかの金属っぽい感じがすごく好きで、見るだけでもテンションが上がるんですけど、今日はたくさん見れて、聴くこともできて楽しかったです! ありがとうございました!

oshino
あと、最後にサインをください!

uchida
もちろんです!


流れで1名の方に読者プレゼントとしてサインをいただけましたので、下記フォームにてご応募ください! 応募期間は2017年12月8日(金)まで。なお、当選の発表は、発送をもって代えさせていただきます。(応募フォームが表示されない方はこちらから応募ください!)
*お寄せいただきました情報は、プレゼント発送以外の目的では利用しません。また、無断で第三者に情報を提供することはありません。



Main Photo:小野広幸
Hair Make:FRINGE
(企画協力:e☆イヤホン秋葉原店、(株)ゲート、オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン(株))

前へ 1 2 3 4 5

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE