【特別企画】オススメモデルを聴く
内田真礼さんとeイヤホン訪問! 最新ポータブルオーディオは「奥が深い」
デザインやサウンドが豊富なヘッドホン |
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ちょっとここまでガッツリやりすぎたので、ヘッドホンは軽く触ってみていただきたいと思います。内田さんがヘッドホンを選ぶときには、どこを気にされますか?
デザインだと、色はかなり重要ですね。私服はTシャツとキャップ、みたいにカジュアルなことが多いので、そういうときはメタリックなものが良いかな、とか組み合わせを考えます。・・・これオシャレですね!
Marshallのヘッドホン、絶対似合うと思って持ってきたんですよ! ギターアンプで有名なブランドですけど、やっぱりデザインが良くって。
かわいい・・・。でも、デザインを重視するか、音を重視するか、すごい悩むんですよね。結果として音を取ってしまって、見た目がかわいいのをあんまり持ってないんですよ。
ルーマニア発のブランドMEZE AUDIOのヘッドホンなんか、デザイナー出身の人が代表なのでキレイだし、音も良いんですよ。でもサイズ的におうち用かな。
あとV-MODAのヘッドホンもそうですが、ポータブルしやすいようコンパクトで、外に音が漏れない「密閉型」になっていますね。内田さんは外使いがメインということでしたよね?
そうですね、だから小さいやつとか、折りたたみできるやつとか・・・。でも耳の当たるところは、耳が包まれるくらい大きい方が好きなんですよ。ヘッドホンが耳に当たっていると疲れちゃうので。
圧迫されちゃうんですね。イヤーパッドという部分になりますが、「オンイヤー」タイプのヘッドホンは耳に乗せるイメージで、「アラウンドイヤー」タイプが耳を包むイメージです。ですので、アラウンドイヤーのモデルを選ぶと好みにマッチしやすいと思います。
なるほど! ヘッドホンが欲しいな、と常々思ってはいるんですけど、なかなか選べなくて・・・。結局、自分の知っているブランドだったり、安心安定の使っていたものが候補になっています。
ヘッドホンは、イヤホンよりも音の違いがハッキリ分かりやすいと思います。ここにあるモデル、軽く聴いてもらいましたが、いかがでした?
どれも全然違います! “音に包まれている感”が、ヘッドホンは良いですよね。このなかだと、MEZE AUDIOが広がりみたいなものが感じられて好きですね。ほかのモデルも、クラブっぽい音で「こんな曲だったっけ?」というくらいイメージが変わりました。聴く曲や好みで全然違うモデルが好きになると思います。
音の広がりは「開放型」のモデルも良いですが、音漏れするというデメリットがあります。音の違いもさることながら、Bluetoothヘッドホンやノイズキャンセリング機能を搭載したもの、リケーブル対応モデルなど、機能面でもいろいろと個性がありますので、“どこで”“どのように”使うか、という観点がヘッドホン選びにはより重要ですね。
Marshall「Major II Bluetooth」【SPEC】●型式:40mmダイナミックドライバー ●再生周波数:10Hz〜20kHz ●連続再生時間:約30時間 ●インピーダンス:64Ω ●価格:16,880円(税抜) 商品の詳細はこちら MEZE AUDIO「99 Classics」【SPEC】●型式:40mmドライバー ●再生周波数:15Hz〜25kHz ●感度:103dB ●インピーダンス:32Ω ●価格:OPEN(予想実売価格29,800円前後) 商品の詳細はこちら V-MODA「XS」【SPEC】●型式:40mmデュアルダイアフラムドライバー ●再生周波数:5Hz〜30kHz ●感度:105dB ●インピーダンス:28.5Ω ●価格:24,300円(税込) 商品の詳細はこちら |
ここまで情報を投げ込むばかりでしたが、とにかくポータブルオーディオ界隈が熱い、ということは感じていただけたのではないでしょうか。
すごく伝わりました! 製品にも色んな種類があって、自分好みの音が楽しめるようになっていたことに驚きでした。選択肢が増えたことで、楽しみも増えますよね。最近はイヤホンが多かったですけど、あらためてヘッドホンを探してみたいな、と思いました。
内田さんがイヤホンやヘッドホンなどを買おうかな、というときの予算感はどのくらいですか?
35,000円!
思ったより高い数値が。
40,000円までいくと高いと思うんですけど、「まぁ、良いものだし・・・」という自分のなかの葛藤が35,000円ぐらいですね。
長く使えるなら、良い買い物になりますしね。
そうそう、そうです! いくつか試した上で、これ良いなって思うものって値段が20,000円以上になっていて、もう10,000円上げると「すごい良いの出てきちゃったぞ」って(笑)。それより高くなると、良いのは分かるんですけど手が出ないので、このあたりで。
今日登場したモデルは、その予算感なら候補に入れるべきものばかりですので、機会があればぜひ検討してみてください。
探し方のコツは、人に頼ることです。ほとんどの場合は「このイントロの瞬間に鳴るハイハットの響きが好き」とか、イメージがはっきりしていないと思います。ですので最初は、身近に詳しい人がいなければ専門店の店員をつかまえて、「こんな音楽を楽しく聴けるモデルを教えて」というのがはやいですね。
eイヤホンのような専門店の店員さんは、敷居が高くないと言うか、優しく教えてくれます。
「これが良いよ」って幾つか挙げてもらって、そこからだと選びやすいですよね。私も店員さんの言葉を鵜呑みにするタイプなので、助かります。「あなたがそこまで言うなら良いんだろう」って(笑)
ネットで調べると、いろいろな情報が書かれていても、結局知らないところには手を出さずに、狭い選択肢のなかで選んでしまうこともありますよね。
ゼロから次に買うイヤホンを考えています、という時って、名前を知っている日本のメーカーとか、デザインで手にとってしまいがちだと思うんです。でも、オススメしてもらえたら、自分が知っているものと聴き比べて、「こっちの方が音が好き」とか、「こっちが軽くて使いやすい」とか選べたら、幅が広がりますね。
実際に手にとって、聴いてみるのが一番です。一度聴いてみたら、レビューを読んでも「こんな音なのかな」というアタリがつけられるようになると思います。本日はありがとうございました。
私、イヤホンとかの金属っぽい感じがすごく好きで、見るだけでもテンションが上がるんですけど、今日はたくさん見れて、聴くこともできて楽しかったです! ありがとうございました!
あと、最後にサインをください!
もちろんです!
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Main Photo:小野広幸
Hair Make:FRINGE
(企画協力:e☆イヤホン秋葉原店、(株)ゲート、オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン(株))