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PRデザインだけじゃない、家族が納得できるワケ

インテリアに調和するオーディオ「DENON HOME AMP」。“オシャレも音質も諦めない”という選択肢

公開日 2024/12/03 07:00 編集部:杉山康介
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HDMI端子を備えたオーディオアンプ製品の登場は、オーディオのあり方を大きく変えたように思う。アンプ+スピーカーというオーディオシステムにテレビを接続できるようにしたことで、音楽だけでなく映画や動画配信サービス、ゲームといったおうちエンタメの全てを高音質で、それも家族みんなで楽しめるようにしてくれた。

中でも注目を集めているのが、日本の老舗オーディオブランド・デノンが今年リリースした「DENON HOME AMP」だ。横幅217mm/高さ89mm/奥行242mmというコンパクトなサイズ感にオーディオらしからぬスマートなデザインでありつつ、サウンドマスターが高級機と同じように音作りを担当した本格派。

今回フォーカスしたいのが、この「デザイン」。一見すると黒一色のシンプルな筐体だが、日本の茶器をイメージしたというシルエットは絶妙なバランスで構成されており、インテリアの中に綺麗に馴染んでくれるという。

そこで今回、DENON HOME AMPをはじめとしたデノンのライフスタイル系オーディオ製品を展示しているという東京・池尻大橋のインテリアショップ「SEMPRE(センプレ)」にお邪魔し、株式会社センプレデザイン EC事業部の黒木純さんに取材を行った。インテリアの専門家という立場から見たDENON HOME AMPの魅力に迫っていきたい。


ワイヤレス・ストリーミング・アンプ「DENON HOME AMP」:¥121,000(税込)(photo by 川村容一)

■オーディオ特有の“重い”印象がない、家族みんなが納得できるアンプ



ーーまずお聞きしたいのですが、インテリアの専門家として、最初にDENON HOME AMPを見た時にどう思われましたか?

株式会社センプレデザイン EC事業部 黒木純さん(以下:黒木さん):「これがアンプ?」というのが第一印象でした。私自身そこまでオーディオに詳しいわけではありませんが、アンプというと大きくてつまみやボタンが多い、機械的なイメージがあったんですね。

オーディオが好きな方はその機械的なデザインがお好きで、操作も問題なくできるのだと思うのですが、個人的には“重い”と言いますか、部屋に置いて使うには若干抵抗があるな、と思っていました。

ですがDENON HONE AMPはサイズがコンパクトですし、フォルムがすごく素敵ですよね。お話を伺うと日本の茶器にインスピレーションを受けてデザインされたとのことで、一見すごくシンプルで装飾がないようにも見えますけど、この絶妙なカーブなんかは、シンプルだからこそ引き立っている感じがします。

株式会社センプレデザイン EC事業部 黒木純さん(photo by 川村容一)

デノン担当者:実はDENON HOME AMPのデザイナーはアメリカ人でして、海外の方が感じ取った日本のイメージでデザインしてもらっています。中でもこだわったのが日本の茶器をイメージしたシルエットなのですが、こういった側面が底面に対して垂直なデザインって、製造の難易度が高いんです。

一般的な上下からプレスする方式の金型では量産が難しく、このデザインを実現するために前後左右の4方向からプレスする専用の金型を作って製造することになりました。なので我々としてもこだわったところをお褒めいただけて非常にありがたいです。

黒木さん:確かに普通にカーブしているだけだと柔らかくなりすぎちゃうと思うんですよね。でも直線と曲線がバランスよく使われているので、とっつきやすいけどカジュアルになりすぎない、ちょうど良い印象になっているのかな、と今の話を伺って感じました。

ーーセンプレさんでは現在、DENON HOME AMPなどデノン製品を展示されていますよね。その他にもさまざまなブランドさんのオーディオ製品を置かれていますが、やはりインテリアの一環としてオーディオを求められる方がいらっしゃるのでしょうか?

黒木さん:当店では新築のご自宅などの図面をお預かりして、家具からカーテン、ラグまで、お家のインテリアをまとめてコーディネートさせていただく「インテリアコーディネート」というサービスもご提供しているのですが、ここ最近、家具とあわせてオーディオをご提案する機会が増えてきているんです。

それこそデノンさんの製品を提案させていただくことも多いのですが、例えばキッチンには小さなワイヤレススピーカーの「DENON HOME 150」を置きつつ、リビングや寝室など、しっかり音楽を楽しみたい部屋にはDENON HOME AMPを置く、といったように、提案の幅が新たに増えたな、と思っています。

DENON HOME AMPならあとはスピーカーがあればミニマルかつ本格的なオーディオシステムを構築することが可能。デザイン的にも“重さ”がなく、家族みんなが納得して使えるという(photo by 川村容一)

ーーお家を建てるにあたって、オーディオを導入したいと希望される方が増えていらっしゃるんですか?

黒木さん:そうですね、やはり男性だとお好きな方が多いようですが、一方、高額で大型の製品になると奥様からの反対で断念せざるを得ない、というケースも見受けられます。そういう意味で、小さくてデザインも良く、お値段的にもリーズナブルなDENON HOME AMPであれば奥様にも納得いただきやすいのではないでしょうか。

ーー男性的にはあのゴツい見た目がワクワクするポイントだったりもするわけですが……リビングや寝室に置くとなると、奥様やご家族にも納得してもらえる、というのは大事なテーマですよね。その点で言うと、DENON HOME AMPやDENON HOME 150などのネットワーク対応製品は専用アプリ「HEOS」を使って、スマホで操作できるのもポイントです。

黒木さん:それがいいですよね。私もつまみがいっぱいついたオーディオはちょっととっつきにくさを感じてしまいますが、自分のスマホで簡単に操作できるなら、キッチンで料理をしているときに音楽を流したりと、使っている姿が想像しやすいです。

今回は池尻大橋のインテリアショップ「SEMPRE」さんで取材させていただきました

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