KENWOOD 高音質のネットワーク型ステレオ「Digital Avino」を発売
左:PCに接続した「SJ-7MS」 右:「SJ-9CDR」 |
3機種とも、従来のシステムステレオに欠かせないMD・CDを楽しめるとともに、PCの世界で広く普及しはじめている圧縮フォーマットのWMA/MP3の再生に対応している。MP3/WMAにおいてはまたアーティスト、曲タイトルを表示するディスプレイ情報に漢字が使えるようになった。MDLPの魅力もさらに増加。MDLPで録音した音楽をグループに仕分けて管理する「グループ機能」が搭載されている。
「SJ-7MS」にはマジックゲート(MG)メモリースティックスロットが搭載され、PCを介さずにワンタッチでMD・CDからの多彩な録音操作が可能である。「SJ-7MS 」の見所はまた、PCとの融合性をさらに高めるためにケンウッド独自の開発によるアプリケーションソフト「Mulia」がバンドルされたところ(WindowsPCに対応)。「Mulia」を使えばインターネットでCDDB2に接続して音楽CDの情報を取得したり、音楽CDをPCのハードディスクにATRAC3形式に圧縮して簡単に保存ができる。また「SJ-7MS 」とPCをUSBケーブルでにつなぐことにより、PCに保存したATRAC3ファイルをMGメモリースティックへ、「SJ-7MS 」に挿入したMGメモリースティックの内容をPCへと、双方向で高速転送(約30倍速)することが可能だ。
「Digital Avino」シリーズ最上位機種の「SJ-9CDR」はフラットなフォルムの上部にCD部とCD-R/RWレコーダー部を横に並べて配置。ガラス調の電動オープンドアや木目調の脚部をあしらった斬新かつ高級感あふれるデザインが魅力だ。電源部を持つアンプチューナー部と本体プレーヤー部を分離独立することによって、デジタルノイズや回転ノイズを軽減し、高音質での再生を実現している。また本機ではCD からMD・CD-R/RWへ2倍速でダビングができるところも大きな魅力の一つ。デジタルならではの高音質を損なうことなく、短時間での録音が可能なうえ、CDからMDとCD-R/RWの両方に同時に倍速ダビングができる「倍速ツインREC」機能も楽しみな魅力だ。
抜群の操作性と高音質を誇る「Digital Avino」シリーズが、私たちの生活にデジタルミュージックの楽しみを深く広く伝えてくれそうだ。
(Phile-Web編集部)
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