ラックスマン、「真空管88シリーズ」のMCステップアップトランスを発売
●ラックスマン(株)は、8月に発売した「真空管88シリーズ」のコンセプトを引き継いだ新製品として、MCステップアップトランス「MT-88」を今月より発売開始する。価格は126,000円(税込)。
本機は、LR 独立オートトランス方式を採用したMCカートリッジ用ステップアップトランス。高効率で低損失を実現したトロイダル型のコアには、オーディオ用途に最適な周波数、歪特性や高い飽和磁束密度、透磁率を併せ持つ日立金属の開発した「ファインメット」を採用した。またトランスの巻線には、ストラディバリウスの塗料としても使われた、カイガラムシの分泌する樹脂状物質を元にした天然材料セラックニスを含浸した。
内部配線は、トランスのOFC巻線を直接使用することで、不必要な接点の影響による音質劣化を防いでいる。また、外部からの振動伝播によるトランスの磁気特性の変化を防止するため、エネルギー吸収特性に優れたポロン緩衝材でコアを挟み込むフローティング構造を採用した。筐体内部は、安定したトランス動作が行えるよう、外界からの磁気的影響を抑える、珪素鋼板によるシールドを採用している。
また本機は、「真空管88シリーズ」共通の15mm厚トップパネルと、真鍮製のインシュレーターレッグを採用。入出力端子には、ユニバーサルプレーヤー「DU-80」で開発された、銅と同等の導電率と真鍮の高度を併せ持つ新素材カッパーアロイから精密に切削加工したRCA入出力端子を使用している。
【問い合わせ先】
ラックスマン(株)営業部
TEL/045-470-6991
(Phile-web編集部)
本機は、LR 独立オートトランス方式を採用したMCカートリッジ用ステップアップトランス。高効率で低損失を実現したトロイダル型のコアには、オーディオ用途に最適な周波数、歪特性や高い飽和磁束密度、透磁率を併せ持つ日立金属の開発した「ファインメット」を採用した。またトランスの巻線には、ストラディバリウスの塗料としても使われた、カイガラムシの分泌する樹脂状物質を元にした天然材料セラックニスを含浸した。
【問い合わせ先】
ラックスマン(株)営業部
TEL/045-470-6991
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