アナログカートリッジ・データファイル(SHURE編「M92E」)
今回のアナログカートリッジ・データファイルは、SHURE(シュアー)の第7回目、「M92E」をお届けする。
SHUREの「M92E」は、
標準式とPマウント式の両方の接続に対応するHi-Fiカートリッジ。性能的には、品質の向上とパフォーマンスの追求が図られている。再生周波数は20Hz〜18kHz。通常のヘッドシェル取り付け用のアダプターも装備している。自重は5.9g、アダプター装着時は7.4gである。
Pマウント(P-MOUNT)は、T4P規格のトーンアームとカートリッジの接続端子のことで、ネジ留めを行わず、ヘッドシェルも用いずにトーンアームとカートリッジを接続できる便利な方法として、システムコンポーネントのプレーヤーなどを中心に用いられた方式。現在は対応できる現行カートリッジの数は少ない。
●SHUREは、アメリカのシカゴでシドニー・N・シュアー氏によって、1925年4月25日に創立された「Shure Radio Company」を母体とする。当初はラジオ部品やエレクトロニクスの販売を行う商社で、その後兄弟が加わり「Shure Brothers Company」とし、1932年に小型・軽量のカーボンマイクロフォンを商品化。これが軌道に乗り、SHUREはマイクロホンメーカーとして成功を収めた。1954年、軽針圧のピックアップカートリッジの開発に成功し、その後1959年には「M3D」ステレオカートリッジが登場。1964年にはバーチカルアングル15度の動作を具現化させた「V15」で、MM型カートリッジのトッププランドとしての地位を築き、現在に至っている。
なお、SHUREブランドのさらに詳しい歴史や技術的な特徴、代表的なモデルについての解説は、『季刊・analog vol.7』に好評連載中の「アナログ名門ブランド物語 第6回、SHURE」編に掲載しているので、ぜひご覧いただきたい。
(季刊・analog編集部)
●取り扱い:
完実電気株式会社
〒101-0026 東京都千代田区神田佐久間河岸67 MBR99
TEL:03-5821-1321
FAX:03-5821-1325
SHUREの「M92E」は、
標準式とPマウント式の両方の接続に対応するHi-Fiカートリッジ。性能的には、品質の向上とパフォーマンスの追求が図られている。再生周波数は20Hz〜18kHz。通常のヘッドシェル取り付け用のアダプターも装備している。自重は5.9g、アダプター装着時は7.4gである。
Pマウント(P-MOUNT)は、T4P規格のトーンアームとカートリッジの接続端子のことで、ネジ留めを行わず、ヘッドシェルも用いずにトーンアームとカートリッジを接続できる便利な方法として、システムコンポーネントのプレーヤーなどを中心に用いられた方式。現在は対応できる現行カートリッジの数は少ない。
●SHUREは、アメリカのシカゴでシドニー・N・シュアー氏によって、1925年4月25日に創立された「Shure Radio Company」を母体とする。当初はラジオ部品やエレクトロニクスの販売を行う商社で、その後兄弟が加わり「Shure Brothers Company」とし、1932年に小型・軽量のカーボンマイクロフォンを商品化。これが軌道に乗り、SHUREはマイクロホンメーカーとして成功を収めた。1954年、軽針圧のピックアップカートリッジの開発に成功し、その後1959年には「M3D」ステレオカートリッジが登場。1964年にはバーチカルアングル15度の動作を具現化させた「V15」で、MM型カートリッジのトッププランドとしての地位を築き、現在に至っている。
なお、SHUREブランドのさらに詳しい歴史や技術的な特徴、代表的なモデルについての解説は、『季刊・analog vol.7』に好評連載中の「アナログ名門ブランド物語 第6回、SHURE」編に掲載しているので、ぜひご覧いただきたい。
(季刊・analog編集部)
●取り扱い:
完実電気株式会社
〒101-0026 東京都千代田区神田佐久間河岸67 MBR99
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FAX:03-5821-1325
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