ブルガリアのカスタムスピーカー「EBTB」とは：タイムロードが新製品発表会を開催

公開日 2006/03/01 19:15

Terra II ProをCHORDのシステムで試奏

スピーカーの端子部

（株）タイムロードは、ブルガリアのスピーカーブランド「Everything But The Box（EBTB）」社の製品取り扱いを開始する。本日タイムロードは、EBTBの新スピーカー「Terra II Pro」の新製品発表会を開催した。

（株）タイムロード黒木氏

発表会場では同社代表取締役の黒木弘子氏が登壇し、EBTBのブランドポリシー、ならびに新製品の魅力について説明した。

EBTBはブルガリアの都市「ヴァルナ」に生まれたスピーカーブランドだ。2003年に創業者のKamen Dobrev氏、Dobromir Dobrev氏の二人によって設立された。当時プロ用音響機器の販売業務を行っていた両氏は、その実績を活かして独自ブランドを起こし「アートとテクノロジーの融合」を目指した商品開発を行い、本機「Terra II Pro」を完成させた。一見して奇抜なイメージを持つスピーカーに、タイムロードの黒木氏も「最初に製品を目の当たりにした時には戸惑いを感じた」としながらも、「最新のテクノロジーとブルガリアの伝統技術である金属加工の技を融合させるなど、随所にオーディオファイルを意識した質のこだわりを感じ、パートナーシップを築くことを決意した」と語った。

EBTBのDobromir Dobrev氏からのレターも発表会会場にて紹介された。Dobrev氏からは「一つ一つの製品を独自の細やかな製造過程を通してつくりあげたTerra II Proが、日本の文化レベルの高いオーディオファイルにどのように受け入れられるかがとても楽しみ」というコメントが寄せられた。