「A&Vフェスタ」次回は2008年2月下旬に開催 − 2倍の個室で試聴エリアを拡充
(社)日本オーディオ協会は、2007年度の「A&Vフェスタ」を、会場・展示形態・会期を一新し、2008年2月23日(土)・24日(日)・25日(月)にパシフィコ横浜・カンファレンスセンターで開催すると発表した。
開催概要は、17日に行われた、日本オーディオ協会の「新春の集い」で明らかになった。イベント名称は「A&Vフェスタ2008」となり、これまで以上の床面積を出展エリアとして用意。従来の2倍以上の数の個室を用意し、じっくりと試聴が行える体験の場を提供するという。今回の変更は、これまでのオープンブースを中心とした展示スタイルでは、機器の性能をしっかりと楽しめることが難しいという来訪者の声に応えたものだという。
会期が従来の秋から春に変わったのは、卒業入学、転居転勤など生活形態が変化する時期を新しいプロモーション機会と捉えたためという。
「新春の集い」では、協会の鹿井信雄会長があいさつ。「今年は協会設立から55周年、社団法人化して15周年の記念すべき年。協会設立当時はラジオやオーディオが産業の中枢だったが、その後アナログがデジタルに移行するにつれ、オーディオのポジションは波に揺られてきた感がある」と協会の歴史を振り返った。
同氏はまた、「昨今、団塊世代のオーディオ回帰や、デジタルオーディオプレーヤー(DAP)の需要拡大などが話題になっているが、特にDAPではノイズリダクション機能付きのモデルが10%を超えていると聞いている」とし、このことから「音に関する需要は逆に増しているのではないかと考えられ、春風が吹いてきたという印象だ」と期待をにじませた。
良い音の普及啓蒙に努める同協会の活動については、「2011年にアナログテレビ放送が終了すると、ますますサラウンドに関する関心は高まるだろう。このような時代に、我々は音を使って、いかに人間の情感を育てるかということを考えていかなければならない。我々もホームページの刷新、様々なキャンペーンなどを仕掛けていくし、協会に参加しているメーカー、販売店にも、いい音のエバンジェリストとして活躍してもらいたい」と述べた。
(Phile-web編集部)
開催概要は、17日に行われた、日本オーディオ協会の「新春の集い」で明らかになった。イベント名称は「A&Vフェスタ2008」となり、これまで以上の床面積を出展エリアとして用意。従来の2倍以上の数の個室を用意し、じっくりと試聴が行える体験の場を提供するという。今回の変更は、これまでのオープンブースを中心とした展示スタイルでは、機器の性能をしっかりと楽しめることが難しいという来訪者の声に応えたものだという。
会期が従来の秋から春に変わったのは、卒業入学、転居転勤など生活形態が変化する時期を新しいプロモーション機会と捉えたためという。
「新春の集い」では、協会の鹿井信雄会長があいさつ。「今年は協会設立から55周年、社団法人化して15周年の記念すべき年。協会設立当時はラジオやオーディオが産業の中枢だったが、その後アナログがデジタルに移行するにつれ、オーディオのポジションは波に揺られてきた感がある」と協会の歴史を振り返った。
同氏はまた、「昨今、団塊世代のオーディオ回帰や、デジタルオーディオプレーヤー(DAP)の需要拡大などが話題になっているが、特にDAPではノイズリダクション機能付きのモデルが10%を超えていると聞いている」とし、このことから「音に関する需要は逆に増しているのではないかと考えられ、春風が吹いてきたという印象だ」と期待をにじませた。
良い音の普及啓蒙に努める同協会の活動については、「2011年にアナログテレビ放送が終了すると、ますますサラウンドに関する関心は高まるだろう。このような時代に、我々は音を使って、いかに人間の情感を育てるかということを考えていかなければならない。我々もホームページの刷新、様々なキャンペーンなどを仕掛けていくし、協会に参加しているメーカー、販売店にも、いい音のエバンジェリストとして活躍してもらいたい」と述べた。
(Phile-web編集部)
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