現在アナログレコードに関心がある人は43% − 「今週の読者投票」結果発表

公開日 2008/06/24 10:27
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6月16日〜6月23日の読者投票:「アナログレコードの再生に興味ありますか?」

近年、団塊の世代が再びアナログレコードを聴きはじめたり、アナログを知らない世代が興味を持ったりと“アナログブーム再燃”説を耳にすることがある。小社発行の「季刊・analog」も今月で20号を迎える好評ぶり。しかし“アナログブーム"という流れが本当にあるのか、はたまたマスコミが煽っているだけなのか、疑問に思っていた方も少なくないのではないか。今回はその真意を確かめるべくこのようなお題を出してみた。


「CDの台頭で聴かなくなった」が28%、「興味ない」が26%という結果となり、一見半数の方がアナログレコードを“過去の遺物”ととらえているようにみえる。しかし逆に、アナログを今も「聴いている」「興味ある」と回答した方は全体の43%にものぼる。その中でアナログ世代の方は25%、アナログ世代ではない方は18%という内訳だ。iPodなどのデジタルオーディオプレーヤーが全盛の現在、この数値は非常に大きいのではないか。

個別に回答をみていくと、「近年また始めた」は8%、「今も昔も現役で愛聴している」が17%。「アナログ世代ではないがよく聴いている」は4%。「アナログ世代ではないが興味はある」が14%となっている。今年の4月にはUSB端子を搭載したソニーPS-LX300USB」のような気軽にアナログレコードを聴けるモデルも登場している。今の時代にあった楽しみ方をみつけてほしい。

(Phile-web編集部)

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