フューレン、OCTAVEの真空管プリメイン「V80」を発売
フューレンコーディネートは、同社が取り扱うOCTAVE社の新製品となる真空管プリメインアンプ「V80」を8月19日より発売する。
価格はラインレベルモデルが1,344,000円(税込)で、オプションとしてフォノ入力基板を追加したモデルも1,449,000(税込)で用意される。
パワーアンプ部は「6550C」×4によるプッシュプルの5極管構成とし、周波数特性は20Hzから70kHzをカバーする。連続出力で65W×2のハイパワーを実現しており、その基本概念はモノラルパワーアンプ「MRE130」の設計で培った真空管増幅技術を継承している。ドライバー管は「6072」×1、「ECC 82」×2という構成。信号パスにはサブウーファー用のプリアンプ出力とフォノ入力以外に、ソリッドステートのデバイスは用いない設計としている。出力管は標準の6550のほか、KT88/EL34/6L6が使用可能だ。
同社伝統の保護回路技術も採用されており、パワーアンプ内部の高電圧回路とプリアンプ用真空管のためのヒーター回路はロジックコントロール内のチェーンに組み込まれている。出力管理システムは電子回路の保護機能と省エネルギー機能であるエコモードをコントロールし、さらに電子回路の保護機能は出力管に流れる電流とドライバー段の動作電圧を常時モニターする設計となっている。これらの機能により、装置本体をAC電圧の変動を含む、様々な過負荷状況から保護する仕組みが整えられている。
プリアンプとパワーアンプは、それぞれを独立して使用することができる。またマルチチャンネルプロセッサーとの組み合わせも可能なよう、専用のボリュームバイパス入力端子が設けられている。背面には専用アンプを内蔵したヘッドフォン出力も搭載されている。
先述のエコモード機能は、これまでのOCTAVE製品にはない新しい機能として注目される。本機能はON/OFFの切換ができ、ON時には動作状況を常時監視し、無信号状態が10分経過した際には自動的にパワーを落とし、待機モードに入ることで出力管の長寿命化と消費電力の低減が可能になるというものだ。
外装についてもOCTAVE製品ならではのシンプルかつ高精度なデザインとしている。
【問い合わせ先】
フューレンコーディネート
TEL/0120-004-884
(Phile-web編集部)
価格はラインレベルモデルが1,344,000円(税込)で、オプションとしてフォノ入力基板を追加したモデルも1,449,000(税込)で用意される。
パワーアンプ部は「6550C」×4によるプッシュプルの5極管構成とし、周波数特性は20Hzから70kHzをカバーする。連続出力で65W×2のハイパワーを実現しており、その基本概念はモノラルパワーアンプ「MRE130」の設計で培った真空管増幅技術を継承している。ドライバー管は「6072」×1、「ECC 82」×2という構成。信号パスにはサブウーファー用のプリアンプ出力とフォノ入力以外に、ソリッドステートのデバイスは用いない設計としている。出力管は標準の6550のほか、KT88/EL34/6L6が使用可能だ。
同社伝統の保護回路技術も採用されており、パワーアンプ内部の高電圧回路とプリアンプ用真空管のためのヒーター回路はロジックコントロール内のチェーンに組み込まれている。出力管理システムは電子回路の保護機能と省エネルギー機能であるエコモードをコントロールし、さらに電子回路の保護機能は出力管に流れる電流とドライバー段の動作電圧を常時モニターする設計となっている。これらの機能により、装置本体をAC電圧の変動を含む、様々な過負荷状況から保護する仕組みが整えられている。
プリアンプとパワーアンプは、それぞれを独立して使用することができる。またマルチチャンネルプロセッサーとの組み合わせも可能なよう、専用のボリュームバイパス入力端子が設けられている。背面には専用アンプを内蔵したヘッドフォン出力も搭載されている。
先述のエコモード機能は、これまでのOCTAVE製品にはない新しい機能として注目される。本機能はON/OFFの切換ができ、ON時には動作状況を常時監視し、無信号状態が10分経過した際には自動的にパワーを落とし、待機モードに入ることで出力管の長寿命化と消費電力の低減が可能になるというものだ。
外装についてもOCTAVE製品ならではのシンプルかつ高精度なデザインとしている。
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