ハイエンドショウトウキョウ2009イベント情報

“定在波を除去できる吸音材”クワイセントパネルの効果をイベントで体験できる!

公開日 2009/10/02 12:17 季刊・オーディオアクセサリー編集部
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クワイセントパネル。右奥が厚さ8pの広帯域吸音タイプSQ25R50(¥63,000)、中央奥が厚さ3pの狭帯域吸音タイプSQR25(¥42,000)。その他はダウンサイジングしたプロトタイプ。今後、価格を下げた新製品を提案していく予定。
10月9日(金)から11日(日)までの3日間、有楽町の東京交通会館にて「ハイエンドショウトウキョウ2009」が開催される。会場12階ダイヤモンドホール「Bルーム」の音元出版ブースでは、昨年、そして今年春に引き続き、音元出版主催の連続試聴イベントが行われる。

この連続イベント内で、低周波を効果的に吸音することができ、定在波除去に有効に使える吸音材、昭和電線デバイステクノロジー社の「クワイセントパネル」(レビュー記事)が披露されることが決定した。

連続イベント内でクワイセントパネルが体験できるのは2枠。

まず、初日9日の17時40分から40分間ほどメーカーイベントとして、クワイセントパネルの設置前と設置後の聴き比べが行われる。

講師は、クワイセントパネルの開発に携わった同社免制震制音ユニット技術主幹の関雅英氏。オーディオ用チェックディスクや、同氏が開発の際に使用した音源を再生し、クワイセントパネルあり、なしで再生音がどのように変わるかをデモンストレーションする。

そして最終日11日の10時30分から1時間、評論家の井上千岳氏の講演「最新技術を取り入れたお薦め製品体験会」のなかで、クワイセントパネルの効果を体験できる。

これまでポピュラーに使われてきたグラスウール系の吸音材は、低い周波数帯域を吸音するためには、非常に大きな厚み、容積を必要としたが、クワイセントパネルは非常に薄いパネル状(現行製品で厚み3p、8pのバージョンがある)。それを可能にしている「膜振動」の原理を分かりやすく解説した上で、クワイセントパネルのあり、なしの比較試聴が行われる。

ルームチューニング材の効果は体験してみないことには分からないものである。設置前、設置後の比較体験ができるこのチャンスをお見逃しなく!

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