人気連載を一冊にまとめた全国探訪記
評論家・田中伊佐資氏の初の著作単行本『ぼくのオーディオ ジコマン開陳』が刊行
『季刊・オーディオアクセサリー』誌など、オーディオ各誌やジャズ誌で健筆を振るうオーディオライターの田中伊佐資氏による、初の著作本となる『ぼくのオーディオ ジコマン開陳』が、ブルース・インターアクションズより刊行された。価格は2310円(税込)。
この単行本は、『月刊ステレオ』誌で2003年から6年間にわたり連載された人気記事、「田中伊佐資のオーディオ ジコマン開陳」をベースに書籍化したもの。
登場人物93人、掲載写真350点。「地球上で最高最上の“いい音”を出したい」とこだわり抜き、音を出すことに命をかけた、全国に点在する“オーディオ道の覇者たち”を訪ねた悪戦苦闘記である。
出水電器が実現する「夢の電源・マイ柱上トランス」に始まり、スピーカーのリード線を交換しての一喜一憂に至るまで、ドスンと来るサウンドを求めて、全国・突撃オーディオ部屋探訪レポートが満載されている。
※田中氏は、いち早くマイ柱上トランスを『電源&アクセサリー大全』などの誌面でレポート、“マイ柱”の名づけ親でもある。
ページをめくる度に現れる超絶のシステムと、それを揃えて聴いている人たち、そして、それにまつわる多くの人たちによる熱く果てしのないオーディオ追求の毎日が、実にリアルで楽しく描かれている。
これから、その夢の機器や設備を手に入れようと考えている人には、大いに参考になるだろう。CDほぼ1枚分の値段の一冊のなかに、“CD100枚分”に相当する? ほどの濃いストーリーが詰まっている、お買い得の楽しめる内容に仕上がっているというこの一冊。
ストーリー展開もおもしろくて、読み始めると一気に読んでしまいたくなる内容となっている。なお、オーディオファンに役立つこと請け合いのソフト紹介コーナー……聴けば、オーディオがグレードアップしたと勘違いする「優秀録音厳選ディスクガイド」つきな点もうれしい。
【以下、目次】
1章 「マイ柱上トランス」が設置されると聞いて現場に行ってみた
2章 マーカス・ミラーのベースが炸裂、耳垢がぱらぱら剥がれ落ちた
3章 横須賀の三上さんにFMアコースティックスを売却、代わりに来たのはATC
4章 トイレの照明スイッチだって、音に影響するのは本当か?
5章 エヴァンスのヴィレッジ・バンガード・ライヴから「地下鉄」は聞こえるか?
6章 茨城「ダブル・ウーハーズ」を巡るこってり濃厚な一日
7章 ロマン・ジコマン・タイマンを「オーディオ道、三マンの原則」と人は言う
8章 VTLの真空管パワーアンプを購入。四谷三丁目で管球アンプを浴びる
9章 関西「ダブル・ウーハーズ」を巡るこってり濃厚な二日間
10章 ドゥービー・ブラザースを聴いたら、オーディオを始めた中学の頃を思い出した
11章 ハリー・ベラフォンテの「ダニー・ボーイ」で涙にむせぶ女性がいた
12章 真鶴で遭遇した二つの超巨大スピーカーに度肝を抜かれる
13章 床下を補強したい。しかしどうしてもできない理由がある
14章 トーレンス・リファレンスでかけたホレス・シルヴァーのオリジナル盤にはたまげた
15章 夫人の癇癪玉が破裂して、ついにこの音が出た
16章 ジャズ喫茶「ガロ」で一気に一九七〇年代へタイムスリップする
17章 正妻から第四夫人まで手厚く面倒をみている人が浜名湖にいた
18章 オーディオは理屈じゃない。その極意は「直感買い」にあり
19章 「海を見ていた午後」でマークレヴィンソンのCDプレーヤーを試聴
20章 イギリスから運んできたタンノイのことを安西さんが語ってくれた
21章 五味康祐のオーディオルームはいまどうなっている?
22章 ジャズ評論家岡崎正通さんの自宅に何本もケーブルを持って行ったのだが……
23章 前園俊彦さんの新オーディオルームで、知る人ぞ知る自家製カレーを食べる
24章 ジンガリのスピーカーを買って、カーメン・マクレエの弾き語りライヴにしびれる
25章 じわじわと外堀を埋めていくように攻める成田正さんのオーディオ術
26章 ジャズ・スポット急ぎ旅〜東北・北海道編
27章 ジャズ・スポット急ぎ旅〜九州編
28章 ダブルのドライバーについて知りたいことがあったので、名古屋の先まで出かけてみた
29章 スピーカー工作の第一人者、新井悠一さんの自宅を訪問する
30章 総武線で千葉の「キャンディ」へ。あのJBLエベレストを聴く
31章 「一寸のケーブルにも音の魂」ということで、DCケーブルに着目
32章 DEQXの凄さを知って脳天に稲妻が走る。いざ甲府へ(前編)
33章 DEQXの凄さを知って脳天に稲妻が走る。いざ甲府へ(後編)
34章 木目方向にこだわった無闇にでかいウッドホーンを製作
35章 完成したスピーカーは一本250キロ。十万円の運賃をかけて到着
36章 フィービ・スノウを聴きながら柴田氏の技術と労力に驚く
37章 武藤製作所の新スピーカーを聴きに浅草へ。低音増強の裏技を知る
38章 出川式電源の噂を聞いて開発者 出川三郎さんの家へ乗り込む
39章 軽井沢「クリズ・ラボ」で、DEQXの真骨頂を体験する
40章 クラシック・ピアニスト山洞智さんが見せたスピーカー・セッティング・マジック
41章 パワーアンプは出水電器のアリオンに決定。それを収めるラックが大問題
42章 ラックを買った勢いで屋内配線を変え、壁コンセントも新調
43章 有名オーディオ・ブロガー尾崎秀樹さん宅で見境なくあれこれ聴きまくる
44章 五百円玉貯金をしぶとく続けていたら、アナログプレーヤーが手に入った
45章 守谷の「ダブル・ウーハーズ」会長、新オーディオルームを披露する
46章 スピーカーケーブルやウーファーのリード線を替えて音は一歩前進
あとがき
特別編 いまぼくが思っている自分にとって最適なスピーカーができあがるまで
あたかもオーディオがグレードアップしたと勘違いする優秀録音あるいは私的音質厳選チェック用ディスク・ガイド
●書名:『ぼくのオーディオ ジコマン開陳』
●著者:田中伊佐資
●商品種別:書籍
●版形:四六 424ページ
●定価:2200円+税
●発行年月:2010年05月
●発売元:ブルース・インターアクションズ
●ISBN: 978-4-86020-363-4
この単行本は、『月刊ステレオ』誌で2003年から6年間にわたり連載された人気記事、「田中伊佐資のオーディオ ジコマン開陳」をベースに書籍化したもの。
登場人物93人、掲載写真350点。「地球上で最高最上の“いい音”を出したい」とこだわり抜き、音を出すことに命をかけた、全国に点在する“オーディオ道の覇者たち”を訪ねた悪戦苦闘記である。
出水電器が実現する「夢の電源・マイ柱上トランス」に始まり、スピーカーのリード線を交換しての一喜一憂に至るまで、ドスンと来るサウンドを求めて、全国・突撃オーディオ部屋探訪レポートが満載されている。
※田中氏は、いち早くマイ柱上トランスを『電源&アクセサリー大全』などの誌面でレポート、“マイ柱”の名づけ親でもある。
ページをめくる度に現れる超絶のシステムと、それを揃えて聴いている人たち、そして、それにまつわる多くの人たちによる熱く果てしのないオーディオ追求の毎日が、実にリアルで楽しく描かれている。
これから、その夢の機器や設備を手に入れようと考えている人には、大いに参考になるだろう。CDほぼ1枚分の値段の一冊のなかに、“CD100枚分”に相当する? ほどの濃いストーリーが詰まっている、お買い得の楽しめる内容に仕上がっているというこの一冊。
ストーリー展開もおもしろくて、読み始めると一気に読んでしまいたくなる内容となっている。なお、オーディオファンに役立つこと請け合いのソフト紹介コーナー……聴けば、オーディオがグレードアップしたと勘違いする「優秀録音厳選ディスクガイド」つきな点もうれしい。
【以下、目次】
1章 「マイ柱上トランス」が設置されると聞いて現場に行ってみた
2章 マーカス・ミラーのベースが炸裂、耳垢がぱらぱら剥がれ落ちた
3章 横須賀の三上さんにFMアコースティックスを売却、代わりに来たのはATC
4章 トイレの照明スイッチだって、音に影響するのは本当か?
5章 エヴァンスのヴィレッジ・バンガード・ライヴから「地下鉄」は聞こえるか?
6章 茨城「ダブル・ウーハーズ」を巡るこってり濃厚な一日
7章 ロマン・ジコマン・タイマンを「オーディオ道、三マンの原則」と人は言う
8章 VTLの真空管パワーアンプを購入。四谷三丁目で管球アンプを浴びる
9章 関西「ダブル・ウーハーズ」を巡るこってり濃厚な二日間
10章 ドゥービー・ブラザースを聴いたら、オーディオを始めた中学の頃を思い出した
11章 ハリー・ベラフォンテの「ダニー・ボーイ」で涙にむせぶ女性がいた
12章 真鶴で遭遇した二つの超巨大スピーカーに度肝を抜かれる
13章 床下を補強したい。しかしどうしてもできない理由がある
14章 トーレンス・リファレンスでかけたホレス・シルヴァーのオリジナル盤にはたまげた
15章 夫人の癇癪玉が破裂して、ついにこの音が出た
16章 ジャズ喫茶「ガロ」で一気に一九七〇年代へタイムスリップする
17章 正妻から第四夫人まで手厚く面倒をみている人が浜名湖にいた
18章 オーディオは理屈じゃない。その極意は「直感買い」にあり
19章 「海を見ていた午後」でマークレヴィンソンのCDプレーヤーを試聴
20章 イギリスから運んできたタンノイのことを安西さんが語ってくれた
21章 五味康祐のオーディオルームはいまどうなっている?
22章 ジャズ評論家岡崎正通さんの自宅に何本もケーブルを持って行ったのだが……
23章 前園俊彦さんの新オーディオルームで、知る人ぞ知る自家製カレーを食べる
24章 ジンガリのスピーカーを買って、カーメン・マクレエの弾き語りライヴにしびれる
25章 じわじわと外堀を埋めていくように攻める成田正さんのオーディオ術
26章 ジャズ・スポット急ぎ旅〜東北・北海道編
27章 ジャズ・スポット急ぎ旅〜九州編
28章 ダブルのドライバーについて知りたいことがあったので、名古屋の先まで出かけてみた
29章 スピーカー工作の第一人者、新井悠一さんの自宅を訪問する
30章 総武線で千葉の「キャンディ」へ。あのJBLエベレストを聴く
31章 「一寸のケーブルにも音の魂」ということで、DCケーブルに着目
32章 DEQXの凄さを知って脳天に稲妻が走る。いざ甲府へ(前編)
33章 DEQXの凄さを知って脳天に稲妻が走る。いざ甲府へ(後編)
34章 木目方向にこだわった無闇にでかいウッドホーンを製作
35章 完成したスピーカーは一本250キロ。十万円の運賃をかけて到着
36章 フィービ・スノウを聴きながら柴田氏の技術と労力に驚く
37章 武藤製作所の新スピーカーを聴きに浅草へ。低音増強の裏技を知る
38章 出川式電源の噂を聞いて開発者 出川三郎さんの家へ乗り込む
39章 軽井沢「クリズ・ラボ」で、DEQXの真骨頂を体験する
40章 クラシック・ピアニスト山洞智さんが見せたスピーカー・セッティング・マジック
41章 パワーアンプは出水電器のアリオンに決定。それを収めるラックが大問題
42章 ラックを買った勢いで屋内配線を変え、壁コンセントも新調
43章 有名オーディオ・ブロガー尾崎秀樹さん宅で見境なくあれこれ聴きまくる
44章 五百円玉貯金をしぶとく続けていたら、アナログプレーヤーが手に入った
45章 守谷の「ダブル・ウーハーズ」会長、新オーディオルームを披露する
46章 スピーカーケーブルやウーファーのリード線を替えて音は一歩前進
あとがき
特別編 いまぼくが思っている自分にとって最適なスピーカーができあがるまで
あたかもオーディオがグレードアップしたと勘違いする優秀録音あるいは私的音質厳選チェック用ディスク・ガイド
●書名:『ぼくのオーディオ ジコマン開陳』
●著者:田中伊佐資
●商品種別:書籍
●版形:四六 424ページ
●定価:2200円+税
●発行年月:2010年05月
●発売元:ブルース・インターアクションズ
●ISBN: 978-4-86020-363-4
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