完全受注生産
高井工芸、クス無垢材採用の“ボード型”スピーカー“Charon”を発売
高井工芸は、クス無垢材の板全体を振動板にした“ボード型”スピーカー“Charon(カロン)”「HC-BS900」を本日9月9日より発売した。完全受注生産で、振動板となる樟の板の規格や質等で価格が変動するが、ペアで約35万から40万円ほどで販売する。ユーザーが振動板を選ぶことができ、納期は約2ヶ月。
430W×880H×7Dmmの楠の板に、ネオジムマグネット、VC25mmの振動スピーカーユニットを背面に設置し、板全体を振動板にしたスピーカー。通常のスピーカーのようなボックス構造を持たず、背面からの音をコントロールすることなしに、ユニットを支える1本の支柱のみで自立させ、バッフル板もスピーカーエッジもない特殊な構造を採用している。
クス無垢材は、合板や圧縮板等の素材と異なり剛性が高く、ダンパーやエッジで振幅位置を回復させる物と比べて板の形状保持能力から音を出しているため、「そのスピードが速くトランジェントが良い印象」だという。また、裏側の音がダイレクトに部屋の中に放出されるため一般のスピーカーよりも音の広がりを感じることができるともしている。さらに、ボックス型でないため箱鳴りがなく、行きすぎたバッフル効果もないという。
メカニズムは、ネオジムマグネットVC25mm振動スピーカーユニット(エキサイター)を採用し、マグネットとボイスコイル内に、フェロフルード(磁性流体)を挿入。コイルの熱を直接冷却している。また、その熱を厚み10mmのアルミダイキャスト製ユニットベースに伝えることで表面積を増やし、効率的な冷却ができるようにも配慮している。
台座は、厚み60mmのラバーウッドをピアノフィニッシュに仕立て、ネットワーク回路をその台座に仕込んでいる。また、支柱には堅さと質量を持ったヨーロピアンビーチ材を使い、1本足構造で振動を出来るだけ床に伝えないように設計したという。
なお、同社では「能率が約80dB程度で10Wの許容入力な為、ボリュームを上げ過ぎるとコイルが焼け付く危険がある」ともアナウンス。「時折ユニット本体を触りながら、熱くなり過ぎないよう注意が必要」としている。
再生周波数は60Hz〜18KHzで、質量が1本あたり6.5kg。3,900円の追加料金でスパイクを付けることも可能。
430W×880H×7Dmmの楠の板に、ネオジムマグネット、VC25mmの振動スピーカーユニットを背面に設置し、板全体を振動板にしたスピーカー。通常のスピーカーのようなボックス構造を持たず、背面からの音をコントロールすることなしに、ユニットを支える1本の支柱のみで自立させ、バッフル板もスピーカーエッジもない特殊な構造を採用している。
クス無垢材は、合板や圧縮板等の素材と異なり剛性が高く、ダンパーやエッジで振幅位置を回復させる物と比べて板の形状保持能力から音を出しているため、「そのスピードが速くトランジェントが良い印象」だという。また、裏側の音がダイレクトに部屋の中に放出されるため一般のスピーカーよりも音の広がりを感じることができるともしている。さらに、ボックス型でないため箱鳴りがなく、行きすぎたバッフル効果もないという。
メカニズムは、ネオジムマグネットVC25mm振動スピーカーユニット(エキサイター)を採用し、マグネットとボイスコイル内に、フェロフルード(磁性流体)を挿入。コイルの熱を直接冷却している。また、その熱を厚み10mmのアルミダイキャスト製ユニットベースに伝えることで表面積を増やし、効率的な冷却ができるようにも配慮している。
台座は、厚み60mmのラバーウッドをピアノフィニッシュに仕立て、ネットワーク回路をその台座に仕込んでいる。また、支柱には堅さと質量を持ったヨーロピアンビーチ材を使い、1本足構造で振動を出来るだけ床に伝えないように設計したという。
なお、同社では「能率が約80dB程度で10Wの許容入力な為、ボリュームを上げ過ぎるとコイルが焼け付く危険がある」ともアナウンス。「時折ユニット本体を触りながら、熱くなり過ぎないよう注意が必要」としている。
再生周波数は60Hz〜18KHzで、質量が1本あたり6.5kg。3,900円の追加料金でスパイクを付けることも可能。
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