1080p動画撮影対応96/24リニアPCMレコーダーなど

【音展】オリンパス/ヤマハ/ソニー…「小型オーディオ機器」ゾーンを一斉レポート

公開日 2011/10/21 18:11 ファイル・ウェブ編集部
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10月21日より開幕した「オーディオ&ホームシアター展TOKYO 2011」(音展)。本項では、「小型オーディオ機器」ゾーンに出展するオリンパスイメージング、カナルワークス、ズーム、ヤマハ、ソニー、ローランド、アドフォックスの展示内容をレポートする。

■オリンパスイメージング

オリンパスは、1080p動画が撮影できる96kHz/24bit対応リニアPCMレコーダー「LS-20M(関連ニュース)」をフィーチャーしている。

「LS-20M」

「LS-11」も

本機をPCとUSB接続することで、撮影動画をYouTubeなどの動画サイトへアップロードしたり、撮影中の画像を本機のモニターで確認しながら音声と併せてUstreamへリアルタイムでネット配信することもできる。HDMI端子も搭載しており、撮影動画をHDMI経由でテレビなどへ出力することも可能。


■カナルワークス

カナルワークスは、10月29日より受注を開始するカスタムイヤホン新モデル「CW-L10」「CW-L01P」(関連ニュース)などカスタムイヤホンの展示と併せ、「ポータブルマルチアンプシステム」を参考出品している。

「ポータブルマルチアンプシステム」


アンプ部。イヤホン接続端子は独自の形状

3ウェイ4ドライバー独立入力に対応するイヤホン部
こちらは、3ウェイのチャンネルデバイダーを内蔵する3chのステレオマルチアンプと、3ウェイ4ドライバー独立入力に対応するカスタムイヤホンを組み合わせるシステム。マルチアンプ側で帯域を低/中/高域に分け、それぞれを独立した形でイヤホンに入力する仕組み。具体的な製品化については、今回のような展示会で来場者の感想を参考にしながら決めていくという。


■ズーム

ZOOMは、MSマイクとXYマイクを内蔵する96kHz/24bit対応のリニアPCMレコーダー「H2n(関連ニュース)」をフィーチャーしている。また、1,080p撮影に対応するリニアPCMレコーダー「Q3HD(関連ニュース)」も用意しており、Q3HDで撮影した動画の視聴コーナーも設けている。

「H2n」

「Q3HD」で録画した動画の視聴も


■ヤマハ

ヤマハは、リニアPCMレコーダー“POCKETREK”シリーズの「W24」「C24」を展示。

「C24」(左)と、「W24」(上)

C24は96/24対応のリニアPCMレコーダーとして、世界最小・最軽量を謳う

C24は、96/24対応のリニアPCMレコーダーとして、世界最小・最軽量を謳うモデル。W24は大口径のX-Yマイクを搭載するモデルで、こちらも96/24に対応。楽器メーカーとしての視点から「楽器演奏の録音」に適したレコーダーとしてアピールし、チューナー/メトロノーム機能を内蔵。リミッターや5バンドイコライザー機能なども備えている。


■ソニー

ソニーは、「PCM-D50」「PCM-M10」などのレコーダーフルラインナップを一挙に展示している。ヘッドホン「MDR-ZX700」を使用した試聴コーナーを設けている。

ソニーブースの様子。ヘッドホン「MDR-ZX700」で試聴できる

「PCM-D50」(左)と、「PCM-M10」(右)


■ローランド

ローランドは、新開発の「DUAL STEREO MIC」を採用した、最大6チャンネルの同時録音が行えるポータブルレコーダー「R-26(関連ニュース)」をメインに出展している。

ローランドのブースの様子

「R-26」をメインに フィーチャー


■アドフォックス

アドフォックスは、バイノーラル録音が可能なイヤホン内蔵マイク「BME-200」を出展。実際にBME-200を音声録音に使用した映像の再生コーナーを設けている。

バイノーラル録音が可能なイヤホン内蔵マイク「BME-200」をメインに展開している

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