ディスク再生とデータ再生を同等に取り扱ったプレーヤー
マランツ、USB-DAC/SACDプレーヤー「SA-14S1」
■SA-11S3譲りの高精度ドライブメカを搭載
ディスクドライブには新開発のオリジナルメカエンジンを搭載。ピックアップおよび構成回路は、SACDプレーヤーの最高峰モデル「SA-11S3」(関連ニュース)に採用されている「SACDM-2」と同一となる。
スピンドルシャフトを短くすることで高速回転時のディスクのブレを抑制し、読み込み精度を向上。これによりサーボへの負荷やエラー訂正処理を軽減している。トレーには制振性の高く振動減衰の早いザイロン(変成ポリフェニレンエーテル樹脂)を採用し、表面には防振塗装を施した。ベース部は剛性の高い2mm厚の鋼板を採用、メインシャーシを強固に固定している。
なお、SA-11S1ではメカ全体を覆うカバーが取り付けられていたが、コストの問題もあり、本機では省略されている。また澤田氏によれば、企画当初ではメカ上部にスタビライザーを乗せる計画もあったが、試聴を重ねた結果「余計なものがない方が音が良い」という判断で、最終的には外されたという。
DACには、DSD音源のダイレクトD/A変換が可能で192kHz/24bit対応のバー・ブラウン製「DSD1792A」を搭載。本機は電流出力型DACで、許容電流が非常に大きく、躍動感ある表現に貢献している。
このDACを選んだ理由について澤田氏は「最新型ではないが、いろいろと聴き比べた結果、どう聴いてもこのDSD1792Aの音が一番良かった。その理由は許容電流の差ではないかと考えている。最新DACの許容電流はこのDACの半分くらいしかない」と語った。また上位機のSA-11S3ではリニアPCM再生用にマランツ独自のDSPが採用されていたが、本機では省略され、DAC内蔵のデジタルフィルターを使用している。
クロック回路には超低位相雑音クリスタルを採用。データ再生における各サンプリング周波数に最適なクロックを供給するために、44.1kHz系と48kHz系それぞれに専用クリスタルを搭載している。このクリスタルはSA-11S3と同一のもので、2006年登場のフラグシップモデル「SA-7S1」に比べると10分の1のジッターレベルとなる。
ディスクドライブには新開発のオリジナルメカエンジンを搭載。ピックアップおよび構成回路は、SACDプレーヤーの最高峰モデル「SA-11S3」(関連ニュース)に採用されている「SACDM-2」と同一となる。
スピンドルシャフトを短くすることで高速回転時のディスクのブレを抑制し、読み込み精度を向上。これによりサーボへの負荷やエラー訂正処理を軽減している。トレーには制振性の高く振動減衰の早いザイロン(変成ポリフェニレンエーテル樹脂)を採用し、表面には防振塗装を施した。ベース部は剛性の高い2mm厚の鋼板を採用、メインシャーシを強固に固定している。
なお、SA-11S1ではメカ全体を覆うカバーが取り付けられていたが、コストの問題もあり、本機では省略されている。また澤田氏によれば、企画当初ではメカ上部にスタビライザーを乗せる計画もあったが、試聴を重ねた結果「余計なものがない方が音が良い」という判断で、最終的には外されたという。
DACには、DSD音源のダイレクトD/A変換が可能で192kHz/24bit対応のバー・ブラウン製「DSD1792A」を搭載。本機は電流出力型DACで、許容電流が非常に大きく、躍動感ある表現に貢献している。
このDACを選んだ理由について澤田氏は「最新型ではないが、いろいろと聴き比べた結果、どう聴いてもこのDSD1792Aの音が一番良かった。その理由は許容電流の差ではないかと考えている。最新DACの許容電流はこのDACの半分くらいしかない」と語った。また上位機のSA-11S3ではリニアPCM再生用にマランツ独自のDSPが採用されていたが、本機では省略され、DAC内蔵のデジタルフィルターを使用している。
クロック回路には超低位相雑音クリスタルを採用。データ再生における各サンプリング周波数に最適なクロックを供給するために、44.1kHz系と48kHz系それぞれに専用クリスタルを搭載している。このクリスタルはSA-11S3と同一のもので、2006年登場のフラグシップモデル「SA-7S1」に比べると10分の1のジッターレベルとなる。
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