エントリーモデル「K612 PRO」も

AKG、開放型モニターヘッドホン最上位機「K712 PRO」

公開日 2013/09/11 14:16 ファイル・ウェブ編集部
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ヒビノ(株)は、同社が取り扱うAKGの新モニターヘッドホン2機種を9月17日に発売する。詳細は下記の通り。

・「K712 PRO」¥OPEN(予想実売価格43,000円前後)
・「K612 PRO」¥OPEN(予想実売価格17,000円前後)

K712 PRO

K612 PRO

2機種とも、モニタリング用として“原音の再現性”を高めたというオープンエアー型ヘッドホン。製品化の際には、1台ごとに入念な出荷検査が実施されており、本体には固有の番号が付番されている

K712 PROは、ウィーンの熟練した職人による手作業によって組み立てられているフラグシップモデル。新開発の高性能ドライバーを搭載しており、従来のオープンエアー型ヘッドホンで難しかった低域の再現性も高めたという。K612 PROの方は、価格帯を抑えたエントリーモデルとしてラインナップされる。

2機種とも、AKG独自のハウジング機構を採用している。リボン状のワイヤーを使用した「フラットワイヤー・ボイスコイル」をドライバーに搭載することで、可動部分をコンパクトかつ軽量化し、優れた過渡特性を実現したという。

ダイヤフラムには、異なる2種類の素材を組み合わせた「TWO-LAYERダイヤフラム」構造を採用。加えて、中心部と外縁部で厚みを変える独自の「バリモーション・テクノロジー」も使用している。これにより、高域特性を維持しながらダンパー特性を改善し、分割振動を抑える構造としている。

装着性にも配慮しており、アラウンドイヤータイプのイヤーパッドには滑らかなベロア素材を採用。取り外して手洗いもできる。フラグシップ K712 PROのイヤーパッドには、低反発素材を採用しフィット性にも配慮した。2機種ともヘッドバンド部はソフトな本皮製で、装着するだけで長さが調整できるセルフアジャスト機能も備えている。

K712 PROは、感度が93dB SPL/mW で、再生周波数帯域が10Hz~39.8kHz、最大許容入力が200mW 。インピーダンスが62Ω。ケーブルは片出しタイプの着脱式で、3mのOFCストレートケーブルと5mのOFCカールコードを両方付属する。プラグ部は金メッキ製の3.5mmステレオミニ。本体質量は298g(ケーブル除く)。

K612 PROは、感度が92dB SPL/mW で、再生周波数帯域が12Hz~39.5kHz、最大許容入力が200mW 。インピーダンスが120Ω。ケーブルは片出しタイプの着脱式で、3mのOFCストレートケーブルのみ付属する。プラグ部は金メッキ製の3.5mmステレオミニ。本体質量は256g(ケーブル除く)。

【問い合わせ先】
ヒビノ
TEL/03-5783-3110

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