宇宙開発などで培った技術を搭載
日本電波工業、ハイレゾ音質を高める超低位相ノイズの水晶発振器「DuCULoN」
日本電波工業(株)は、ハイレゾ音源の音質を飛躍的に向上させるという、デジタルオーディオのマスタークロック用途の超低位相ノイズ特性水晶発振器「DuCULoN(デュカロン)」を開発したことを発表した。サンプル出荷は7月より、量産は12月より開始予定。
DuCULoNは、「Dual Crystal Ultra Low Noise」OCXOの頭文字を使用した造語で、2つの高精度水晶デバイスを搭載し、超低位相ノイズを実現した水晶発振器を意味する。
同製品は、宇宙開発用水晶振動子や通信基地局用水晶発振器で培った同社の技術を結集した超低位相ノイズ特性の恒温槽付水晶発振器。同社によると、ハイエンド・デジタルオーディオのマスタークロック用途では、世界最高の低位相雑音特性を実現したとのこと。近傍ノイズは(Typ.)−165dBc/Hz @1kHz、フロアノイズは−175dBc/Hz @10kHz(計測限界レベル)を実現。
その他の特徴として、衛星搭載用高精度水晶振動子を新方式の雑音低減技術を用いた新回路に搭載したことや、温度変動に強い2重構造の新パッケージを開発したことが挙げられる。
DuCULoNは、「Dual Crystal Ultra Low Noise」OCXOの頭文字を使用した造語で、2つの高精度水晶デバイスを搭載し、超低位相ノイズを実現した水晶発振器を意味する。
同製品は、宇宙開発用水晶振動子や通信基地局用水晶発振器で培った同社の技術を結集した超低位相ノイズ特性の恒温槽付水晶発振器。同社によると、ハイエンド・デジタルオーディオのマスタークロック用途では、世界最高の低位相雑音特性を実現したとのこと。近傍ノイズは(Typ.)−165dBc/Hz @1kHz、フロアノイズは−175dBc/Hz @10kHz(計測限界レベル)を実現。
その他の特徴として、衛星搭載用高精度水晶振動子を新方式の雑音低減技術を用いた新回路に搭載したことや、温度変動に強い2重構造の新パッケージを開発したことが挙げられる。
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