NUFORCEはBTイヤホン開発
<ヘッドホン祭>KOJO×ORBコラボのポタアン/ENIGMA「Dharma」販売開始/ラトックの新提案
10月24日、25日に中野サンプラザで開催されている「秋のヘッドホン祭2015」。本項では、完実電気の出展内容をくわしく紹介していこう。
■光城精工とORBがコラボした「FARAD」
光城精工は、創立25周年を記念してORBとコラボレーションして製作したポータブルヘッドホンアンプ“FARAD”(ファラド)「KPS-01」を展示。本日から発売したモデルで、300台の限定生産。価格は128,000円(税抜)。
ORBによるフルディスクリート構成のアンプ部と、光城精工によるオリジナルの電源回路を採用。フルディスクリートで構成されたA級アンプ段を、高電圧に構成したアルカリ電池でダイレクトに駆動する。詳細はこちらのニュースで紹介している。
さらに光城精工は、コンパクトな筒型形状をしたアナログポータブルヘッドホンアンプ「KM02-PAMP」もアピール。わかりやすく「PAMP」と表記しており、価格も12,800円と、ライトユーザーでも手が出る価格設定だ。
本体サイズφ20×60Hmm、質量約17gのコンパクトな筒型形状のアナログポタアン。音声入出力端子として、3.5mmステレオミニを1系統ずつ備えるシンプルな構成となっている。詳細はニュース記事を参照されたい。
■ENIGMAcousticsの静電&ダイナミックヘッドホン「Dharma D1000」
ノアは、米エニグマ・アコースティクス社のヘッドホン「Dharma D1000」とヘッドホンアンプ「Athena A1」をアピールしていた。以前のヘッドホン祭で参考出展していたモデルだが、10月30日に発売が決定した。想定売価は18万円。
エニグマ社はスピーカー向けのスーパートゥイーターを主に展開しているメーカー。特許技術であるSBESL(Self-Biased ElectroStatic Loudspeaker)テクノロジーを採用し、オーディオファイルから高い評価を得ている。
Dharma D1000静電型でありながら電源が不要という、同社特許技術を応用したヘッドホン。具体的には、高音域にSBESL、低音域に和紙とネオジム・マグネットをベースにした50mmのダイナミック型をハイブリッドという構成となっている。
ヘッドホンは、他社製の通常のヘッドホンアンプでも駆動できるが、エニグマ社では「トータルエクスペリエンスを提供したい」と、ヘッドホンアンプ「Athena A1」も開発した。想定売価は24万円。
入力段に双三極管ECC82/B749を用い、出力段にMOSFETとBJTをA級動作で組み合わせたハイブリッド構成のヘッドホンアンプ。ヘッドホンインピーダンスは16〜600Ωまで対応しており、また高い電圧増幅幅を備えている。
入力端子はアンバランス入力1系統のみで、デジタル回路は一切搭載していない。
■NUFORCE/NUPRIME/CELSUS SOUND
NUFORCEは、7月に発売した新イヤホン「NE-800M」「NE-750M」(関連ニュース)をメインに展示。
いずれもドライバーはチタンコーティングが施されており、異なるのは主にハウジングの材質と仕上げ。NE-800Mは無垢真鍮とカーボン材を、NE-750Mは航空機グレードのアルミを採用している。
なお、展示などは行われていなかったが、NUFORCEがBluetoothイヤホンを開発中であるという情報も得られた。続報があり次第お伝えしたい。
NuPrimeブランドでは最大11.2MHzのDSDネイティブ再生に対応するコンパクトなUSB-DAC/アンプ「uDSD」を出展。
本体サイズ57W×23H×101Dmm(端子・ノブ含む)、質量151gの小型モデル。ヘッドホン用3.5mmステレオミニのほか、同軸デジタル出力とRCAアナログ出力を装備しており、小型モデルのみならず、フルサイズなど幅広いシステムと組み合わせられる。
■Wi-Fiカードリーダーを音楽用途に提案するラトックシステム
ラトックシステムが展示した新製品は2つ。1つはWi-Fi SDカードリーダーの新モデル「REX-WIFISD2」で、既存モデルのバージョンアップモデルだ。12月発売予定で、価格は現行品の2〜3,000円高になる見込み。
新たに5GHz帯に対応し、干渉に強くなったほか、データ転送速度も向上。同社ブースでは、本カードリーダーをDLNAサーバーに、ラディウスのiPhoneアプリ「Ne Player」をDLNAクライアントにしてネットワーク再生するデモを行っていたが、こういった使い方の際、5GHz帯が使えたら転送の安定性が高まりそうだ。
また同社は、CDリッピング用の制振強化オプションキット「RP-EC5-A1」も出展。価格は14,800円で、ラトックプレミアの専売品となる。
5インチのドライブ用の制振ケースで、本ケースにドライブを入れてリッピングを行うことで読み取り精度を高められると同社ではアピールしている。
■光城精工とORBがコラボした「FARAD」
光城精工は、創立25周年を記念してORBとコラボレーションして製作したポータブルヘッドホンアンプ“FARAD”(ファラド)「KPS-01」を展示。本日から発売したモデルで、300台の限定生産。価格は128,000円(税抜)。
ORBによるフルディスクリート構成のアンプ部と、光城精工によるオリジナルの電源回路を採用。フルディスクリートで構成されたA級アンプ段を、高電圧に構成したアルカリ電池でダイレクトに駆動する。詳細はこちらのニュースで紹介している。
さらに光城精工は、コンパクトな筒型形状をしたアナログポータブルヘッドホンアンプ「KM02-PAMP」もアピール。わかりやすく「PAMP」と表記しており、価格も12,800円と、ライトユーザーでも手が出る価格設定だ。
本体サイズφ20×60Hmm、質量約17gのコンパクトな筒型形状のアナログポタアン。音声入出力端子として、3.5mmステレオミニを1系統ずつ備えるシンプルな構成となっている。詳細はニュース記事を参照されたい。
■ENIGMAcousticsの静電&ダイナミックヘッドホン「Dharma D1000」
ノアは、米エニグマ・アコースティクス社のヘッドホン「Dharma D1000」とヘッドホンアンプ「Athena A1」をアピールしていた。以前のヘッドホン祭で参考出展していたモデルだが、10月30日に発売が決定した。想定売価は18万円。
エニグマ社はスピーカー向けのスーパートゥイーターを主に展開しているメーカー。特許技術であるSBESL(Self-Biased ElectroStatic Loudspeaker)テクノロジーを採用し、オーディオファイルから高い評価を得ている。
Dharma D1000静電型でありながら電源が不要という、同社特許技術を応用したヘッドホン。具体的には、高音域にSBESL、低音域に和紙とネオジム・マグネットをベースにした50mmのダイナミック型をハイブリッドという構成となっている。
ヘッドホンは、他社製の通常のヘッドホンアンプでも駆動できるが、エニグマ社では「トータルエクスペリエンスを提供したい」と、ヘッドホンアンプ「Athena A1」も開発した。想定売価は24万円。
入力段に双三極管ECC82/B749を用い、出力段にMOSFETとBJTをA級動作で組み合わせたハイブリッド構成のヘッドホンアンプ。ヘッドホンインピーダンスは16〜600Ωまで対応しており、また高い電圧増幅幅を備えている。
入力端子はアンバランス入力1系統のみで、デジタル回路は一切搭載していない。
■NUFORCE/NUPRIME/CELSUS SOUND
NUFORCEは、7月に発売した新イヤホン「NE-800M」「NE-750M」(関連ニュース)をメインに展示。
いずれもドライバーはチタンコーティングが施されており、異なるのは主にハウジングの材質と仕上げ。NE-800Mは無垢真鍮とカーボン材を、NE-750Mは航空機グレードのアルミを採用している。
なお、展示などは行われていなかったが、NUFORCEがBluetoothイヤホンを開発中であるという情報も得られた。続報があり次第お伝えしたい。
NuPrimeブランドでは最大11.2MHzのDSDネイティブ再生に対応するコンパクトなUSB-DAC/アンプ「uDSD」を出展。
本体サイズ57W×23H×101Dmm(端子・ノブ含む)、質量151gの小型モデル。ヘッドホン用3.5mmステレオミニのほか、同軸デジタル出力とRCAアナログ出力を装備しており、小型モデルのみならず、フルサイズなど幅広いシステムと組み合わせられる。
■Wi-Fiカードリーダーを音楽用途に提案するラトックシステム
ラトックシステムが展示した新製品は2つ。1つはWi-Fi SDカードリーダーの新モデル「REX-WIFISD2」で、既存モデルのバージョンアップモデルだ。12月発売予定で、価格は現行品の2〜3,000円高になる見込み。
新たに5GHz帯に対応し、干渉に強くなったほか、データ転送速度も向上。同社ブースでは、本カードリーダーをDLNAサーバーに、ラディウスのiPhoneアプリ「Ne Player」をDLNAクライアントにしてネットワーク再生するデモを行っていたが、こういった使い方の際、5GHz帯が使えたら転送の安定性が高まりそうだ。
また同社は、CDリッピング用の制振強化オプションキット「RP-EC5-A1」も出展。価格は14,800円で、ラトックプレミアの専売品となる。
5インチのドライブ用の制振ケースで、本ケースにドライブを入れてリッピングを行うことで読み取り精度を高められると同社ではアピールしている。