オーディオファンも注目すべし!
富士通の「ハイレゾPC」購入で、“オーディオファンを唸らせる”ハイクオリティ音源がついてくる
いま、「ハイレゾ」の世界は大きく広がりつつある。特に、再生機器の面でその度合いは著しい。
ひと昔前は再生だけでも、再生ソフトウェアを別に用意しなければならなかったり、USB DACを別に接続したりと、リスナーにある程度のスキルが要求されていた。
しかし、いまではハイレゾ音源の最もメジャーなスペックである96kHz/24bit(WAV、FLAC等のPCM形式)までは、特に専門的な知識を必要とせず簡単に楽しめるようになっている。その中でも、とりわけ富士通のパソコンであるFMVシリーズは、大きな役割を担った製品といえるだろう。今年5月に初となる「ハイレゾ対応」をうたって発売された“ESPRIMO”「FH77/UD」「FH52/U」は、それまでのハイレゾにつきものだった煩わしさを解消し、パソコン本体だけでCDを大きく上回る表現力を楽しめるものだったのだ。
この富士通のハイレゾ対応パソコンが、冬の最新モデルでさらにラインアップを拡充した。これに伴い、FMV購入者を対象としてオリジナルのハイレゾ音源を3曲もれなくダウンロードできるプレゼントキャンペーンを実施している。実はこの音源は、さまざまなこだわりを盛り込んで制作された、オーディオファンをも唸らせるハイクオリティなものだ。
本キャンペーンにて入手できるのは、音楽プロデューサーでありアレンジャー、キーボードプレーヤーである安部潤氏の作品。92年より作編曲家・サウンドプロデューサーとして、J-POP、ジャズ・フュージョンシーンにおいて数多くのライヴやレコーディングに参加。テレビやラジオのCM音楽、映画音楽なども手掛けるなど、幅広い分野にて音楽を手がけている人物だ。来年1月公開予定の『さらばあぶない刑事」の劇中音楽も担当するなど、同氏が手掛けたポピュラーな作品も多い。今回の音源は、そんな安部氏と関係の深い国内屈指の実力派ミュージシャン達を集めて収録された。
ジャズ・フュージョンの作品といえば、その内容もさることながらオーディオ的にも歴史的な「名録音」を残したタイトルが非常に多い。例えば、いまもオーディオファン達のレファレンス音源として名高いスティーリー・ダンの『彩(Aja)』やドナルド・フェイゲン『ナイトフライ』等がこのジャンルに当たる作品だ。これらはちょうどレコーディング技術が大きく移り変わった時期と重なっており、当時としては最先端の技術を駆使して作り上げられた作品である。
つまり、ジャズ・フュージョンというジャンルにとって、ハイクオリティなレコーディング技術は音楽を構成する極めて重要な意味を担っているといっていい。その意味でも、今回、FMVが用意した安部氏の楽曲は、「ハイレゾ」という最先端のフォーマットを駆使した最先端のジャズ・フュージョンということができる。
収録を行ったのは、数々の名作を世に送り出してきたソニー・ミュージックスタジオのなかでも広い部屋となるStudio 2。一般的なレコーディングといえば、各ミュージシャンは音被りを防ぐため個別のブースの中に入って演奏することが多い。しかし、今回のレコーディングでは、アンプのキャビネットなど音がでるもののみをブース内に入れ、メンバーは一部のパートを除いて同じ空間でほぼ一発録りという緊張感の中で収録されているのが特徴となる。
「なるべく同じ空間で演奏していただいた理由は、その方がミュージシャン同士がアイコンタクトなどでコミュニケーションが取りやすく、演奏に一体感が出るためです。ソニー・ミュージックスタジオのStudio 2を選んだのも、その為に必要なブースの数やマイク、機材を取り揃えているということが理由です」と話すのは今回レコーディングからマスタリングを一括して担った木村正和氏。
同氏はこれまで安部氏と共にさまざまな作品を手がけてきたが、今回のFMVの音源に関してはジャズ・フュージョンというジャンル的にもクリアなサウンドが求められるということを意識したという。実際に音源を聴くと、各楽器がどのようなプレイをしているのかがよく分かるが、これは木村氏の絶妙なマイキングによるところが大きい。
特にレコーディングで最も大きな役割を担ったのが、テレフンケンのElam251というマイクだ。これは「世界で最も美しいマイク」とさえ言われるもので、今回はドラムスのトップやストリングス、ガットギター、ソプラノサックスなど楽曲のコアとなる部分に使用。これがハイレゾ音源が持つ豊かなダイナミクス表現の優位性や、高低が綺麗に伸びた特性を非常によく表現することができたポイントとなっている。特に、アコースティック楽器をフィーチャーしたバラード曲「Forest In Oregon」で聴ける、楽器の位置関係や楽器そのものの豊かな響きは、まさにハイレゾ音源ならではとも言うべき豊富な情報量がご体感いただけるだろう。
残る2曲となる「In A Trance」「Serching For」は、まさにフュージョンという音楽ジャンルの醍醐味が味わえる作品。世界基準のテクニックを持つミュージシャン達が一発録りという緊張感のなかで繰り出すプレイのひとつひとつが、木村氏が狙ったクリアなサウンドで非常に細かいニュアンスまで収録されている。各楽曲は5〜6分と長めの楽曲となっているが、そのことを感じさせることもなく、あっという間にクライマックスへと展開する演奏は、「ハイパー・フュージョン」というべきクオリティだ。さらに、「ハイレゾ」という最先端のテクノロジーを駆使したことで、2015年型ともいうべき姿へと昇華していることも特筆すべきだろう。
なお、FMVの購入者全員がダウンロードできる音源キャンペーンについては、2016年6月30日(木)まで開催中。ちょうどWindows 10も登場し、音楽再生機という価値をパソコンが手に入れたいま。今後のハイレゾ再生環境も見据えて、この機会に導入を検討するというのは大いに「あり」だろう。店頭でも今回ご紹介したハイレゾ音源を対象のFMVで体験できるので、ぜひ一度そのサウンド、そして楽曲の世界に触れて欲しい。
ひと昔前は再生だけでも、再生ソフトウェアを別に用意しなければならなかったり、USB DACを別に接続したりと、リスナーにある程度のスキルが要求されていた。
しかし、いまではハイレゾ音源の最もメジャーなスペックである96kHz/24bit(WAV、FLAC等のPCM形式)までは、特に専門的な知識を必要とせず簡単に楽しめるようになっている。その中でも、とりわけ富士通のパソコンであるFMVシリーズは、大きな役割を担った製品といえるだろう。今年5月に初となる「ハイレゾ対応」をうたって発売された“ESPRIMO”「FH77/UD」「FH52/U」は、それまでのハイレゾにつきものだった煩わしさを解消し、パソコン本体だけでCDを大きく上回る表現力を楽しめるものだったのだ。
この富士通のハイレゾ対応パソコンが、冬の最新モデルでさらにラインアップを拡充した。これに伴い、FMV購入者を対象としてオリジナルのハイレゾ音源を3曲もれなくダウンロードできるプレゼントキャンペーンを実施している。実はこの音源は、さまざまなこだわりを盛り込んで制作された、オーディオファンをも唸らせるハイクオリティなものだ。
本キャンペーンにて入手できるのは、音楽プロデューサーでありアレンジャー、キーボードプレーヤーである安部潤氏の作品。92年より作編曲家・サウンドプロデューサーとして、J-POP、ジャズ・フュージョンシーンにおいて数多くのライヴやレコーディングに参加。テレビやラジオのCM音楽、映画音楽なども手掛けるなど、幅広い分野にて音楽を手がけている人物だ。来年1月公開予定の『さらばあぶない刑事」の劇中音楽も担当するなど、同氏が手掛けたポピュラーな作品も多い。今回の音源は、そんな安部氏と関係の深い国内屈指の実力派ミュージシャン達を集めて収録された。
ジャズ・フュージョンの作品といえば、その内容もさることながらオーディオ的にも歴史的な「名録音」を残したタイトルが非常に多い。例えば、いまもオーディオファン達のレファレンス音源として名高いスティーリー・ダンの『彩(Aja)』やドナルド・フェイゲン『ナイトフライ』等がこのジャンルに当たる作品だ。これらはちょうどレコーディング技術が大きく移り変わった時期と重なっており、当時としては最先端の技術を駆使して作り上げられた作品である。
つまり、ジャズ・フュージョンというジャンルにとって、ハイクオリティなレコーディング技術は音楽を構成する極めて重要な意味を担っているといっていい。その意味でも、今回、FMVが用意した安部氏の楽曲は、「ハイレゾ」という最先端のフォーマットを駆使した最先端のジャズ・フュージョンということができる。
収録を行ったのは、数々の名作を世に送り出してきたソニー・ミュージックスタジオのなかでも広い部屋となるStudio 2。一般的なレコーディングといえば、各ミュージシャンは音被りを防ぐため個別のブースの中に入って演奏することが多い。しかし、今回のレコーディングでは、アンプのキャビネットなど音がでるもののみをブース内に入れ、メンバーは一部のパートを除いて同じ空間でほぼ一発録りという緊張感の中で収録されているのが特徴となる。
「なるべく同じ空間で演奏していただいた理由は、その方がミュージシャン同士がアイコンタクトなどでコミュニケーションが取りやすく、演奏に一体感が出るためです。ソニー・ミュージックスタジオのStudio 2を選んだのも、その為に必要なブースの数やマイク、機材を取り揃えているということが理由です」と話すのは今回レコーディングからマスタリングを一括して担った木村正和氏。
同氏はこれまで安部氏と共にさまざまな作品を手がけてきたが、今回のFMVの音源に関してはジャズ・フュージョンというジャンル的にもクリアなサウンドが求められるということを意識したという。実際に音源を聴くと、各楽器がどのようなプレイをしているのかがよく分かるが、これは木村氏の絶妙なマイキングによるところが大きい。
特にレコーディングで最も大きな役割を担ったのが、テレフンケンのElam251というマイクだ。これは「世界で最も美しいマイク」とさえ言われるもので、今回はドラムスのトップやストリングス、ガットギター、ソプラノサックスなど楽曲のコアとなる部分に使用。これがハイレゾ音源が持つ豊かなダイナミクス表現の優位性や、高低が綺麗に伸びた特性を非常によく表現することができたポイントとなっている。特に、アコースティック楽器をフィーチャーしたバラード曲「Forest In Oregon」で聴ける、楽器の位置関係や楽器そのものの豊かな響きは、まさにハイレゾ音源ならではとも言うべき豊富な情報量がご体感いただけるだろう。
残る2曲となる「In A Trance」「Serching For」は、まさにフュージョンという音楽ジャンルの醍醐味が味わえる作品。世界基準のテクニックを持つミュージシャン達が一発録りという緊張感のなかで繰り出すプレイのひとつひとつが、木村氏が狙ったクリアなサウンドで非常に細かいニュアンスまで収録されている。各楽曲は5〜6分と長めの楽曲となっているが、そのことを感じさせることもなく、あっという間にクライマックスへと展開する演奏は、「ハイパー・フュージョン」というべきクオリティだ。さらに、「ハイレゾ」という最先端のテクノロジーを駆使したことで、2015年型ともいうべき姿へと昇華していることも特筆すべきだろう。
なお、FMVの購入者全員がダウンロードできる音源キャンペーンについては、2016年6月30日(木)まで開催中。ちょうどWindows 10も登場し、音楽再生機という価値をパソコンが手に入れたいま。今後のハイレゾ再生環境も見据えて、この機会に導入を検討するというのは大いに「あり」だろう。店頭でも今回ご紹介したハイレゾ音源を対象のFMVで体験できるので、ぜひ一度そのサウンド、そして楽曲の世界に触れて欲しい。
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