FiiO、重さ20gのコンパクトなポタアン「A1」とX7専用アンプモジュール「AM2」

小柳出電気商会は、同社が取り扱うFiiOのコンパクトなポータブルヘッドホンアンプ「FiiO A1」と、ポータブルプレーヤー FiiO X7専用のアンプモジュール「AM2」を4月22日より発売する。

・ポータブルヘッドホンアンプ
「FiiO」　￥OPEN（市場想定価格4,500円前後）

FiiO A1は、FiiOシリーズの黎明期に登場した「FiiO E5」、その後継機である「FiiO E6」に続く、コンパクトなポータブルヘッドホンアンプ。デザインはE6から刷新した。入力／出力は共に3.5mmステレオミニ端子となる。

ヘッドホン／イヤホンの適応インピーダンスは16～100Ω、最大出力は≧78mW（16Ω）。ベースブースト／カットが行えるEQ機能を備え、OFF／+1／+2／-2から選択できる。オペアンプはTPA6130A2を採用する。

また、メタルフレームによるボディは高いシールド効果を発揮するとのこと。着脱可能なクリアフレームも2種類同梱。クリップ付とクリップなしを選択できる。なお、E6のボディに採用されていたボールチェーンを通す孔は今回は省略されている。

充電はmicro USB端子経由で行い、約90分の充電で約13時間の連続駆動が可能。約100分の充電で約10時間の連続駆動が可能だったE6に比べてバッテリー性能を向上させたと言える。

S/Nは≧100dB（A-weighted）、THDは<0.05%、クロストークは≧65dB。外形寸法は40W×40.7H×9.4Dmm、質量は20g。

・FiiO X7専用モジュール
「AM2」　￥OPEN（市場想定価格15,000円前後）

FiiOのフラグシップ・ハイレゾプレーヤー「FiiO X7」はアンプモジュールが交換可能となっているが、本機は別売りの専用アンプモジュールの第1弾となる“medium-power type”モデル。

オペアンプには、同社の単体ポータブルヘッドホンアンプ「E12A」にも採用された新日本無線製「MUSE02」を採用。バッファーICには、TI製「BUF634」を用いている。サウンドについては、「X7+AM1でも体感できた高水準な音質はそのままにドライブパワーとバックグラウンドの静寂間が増す」と紹介されている。

出力は≧350mW（16Ω/1kHz）、≧300mW（32Ω/1kHz）、≧30mW（300Ω/1kHz）。S/N（A-weighted）は≧118dB、THD+N（32Ω/1KHz）は<0.001%。