春のヘッドホン祭 2016に出展

SOUND WARRIOR、真空管ヘッドホンアンプ「SWD-HA10」とバランス出力対応ヘッドホン「SW-HP20」

公開日 2016/04/28 10:38 編集部:伊藤 麻衣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
城下工業(株)は、自社オーディオブランド“SOUND WARRIOR(サウンドウォーリア)”の新製品として、真空管バッファとD級アンプを搭載したヘッドホンアンプ「SWD-HA10」と、バランス出力に対応したヘッドホン「SW-HP20」を発売する。なお、発売日および価格については、後日正式に発表予定。両機ともに4月29日・30日に中野サンプラザで開催される「春のヘッドホン祭 2016」に出展される。

■真空管バッファ付D級アンプ搭載ヘッドホンアンプ「SWD-HA10

SWD-HA10

「SWD-HA10」は、プリ段に真空管12AU7を1本、パワー段に出力15WのD級アンプを2基搭載したハイブリッド構成のヘッドホンアンプ。ヘッドホン出力端子は、φ6.3mm標準プラグに加え、3pinタイプのXLR端子を備えバランス出力にも対応する。

そのほか音声入出力端子には、RCAアナログを各1系統ずつ装備。推奨インピーダンスは30〜300Ω、最大出力は100mW(40Ω負荷時)となる。

同社のハイレゾ対応コンパクトコンポ“SW Desktop-Audio”シリーズにラインナップし、本体サイズは146W×40H×165Dmmとコンパクト。デスクトップオーディオとしての使用を想定し、横置き・縦起きの両方に対応する。また、製品には本体前面のアクリルパネルを外すための六角レンチと縦置き用のパネルシートに加え、ゴム足が付属する。

縦置きも可能で、縦置き用パネルシートも付属する

フロントパネルに設けられた窓からは真空管の灯りが見える

なお、SWD-HA10は音へのこだわりや、出来栄えにこだわり、全てを国内のメーカー工場で製作しているとのことだ。

■バランス出力対応のヘッドホン「SW-HP20

SW-HP20

「SW-HP20」は、φ40mmのダイナミックドライバーを搭載した、密閉型ヘッドホン。ハイレゾ対応は謳っていないが、ドライバーの選定はハイレゾ音源の再生を意識して行っており、再生周波数は10Hz〜35kHzをサポートする。

ケーブルは、両出しタイプの着脱型で、バランス(XLR(3pin)端子)ケーブルと、アンバランス(φ6.3mmステレオ標準端子)ケーブルが付属する。ケーブル長は共通で2.5m。

ケーブルはバランス(XLR(3pin)端子)ケーブルと、アンバランス(φ6.3mmステレオ標準端子)ケーブルの2種類が付属する

ハウジングとイヤーパッドの間には、遮音性の向上や音の減衰を抑制するというポリウレタン製リングを内蔵。イヤーパッドは、従来モデル「SW-HP10」と同じもので、ハウジングの素材もSW-HP10同様に「ワレ」や「劣化」が少ないというナイロン樹脂を使用している。

SW-HP20も、国内で「ひとつひとつ丁寧にハンドメイド」されているという。

ハウジングには「MADE IN JAPAN」の文字

インピーダンスは40Ω、最大入力は150mW、出力音圧レベルは101dBで、質量は215g(本体のみ)。

また7月頃に、φ3.5mmステレオミニプラグ仕様のケーブルを発売予定。SW-HP20とXLRケーブルとのセットも販売される。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

新着記事を見る
  • ジャンルパワーアンプ
  • ブランドSOUND WARRIOR
  • 型番SWD-HA10
  • 発売日未定
  • 価格未定
【SPEC】●使用真空管:12AU7×1 ●入力端子:アナログRCA ●出力端子:アナログRCA、φ6.3mm標準ステレオ、XLR(3ピン) ●推奨インピーン:30〜300Ω ●最大出力:100mW(40Ω負荷時) ●外形寸法:146W×40H×165Dmm(突起部含まず)
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドSOUND WARRIOR
  • 型番SW-HP20
  • 発売日未定
  • 価格未定
【SPEC】 ●形式:密閉・ダイナミック型 ●ドライバーサイズ:φ40mm ●インピーダンス:40Ω/1kHz ●周波数特性:10Hz〜35kHz ●最大入力:150mW ●プラグ部:入力側…XLR、φ6.3mm標準ステレオ/出力側…φ2.5mmモノラル(L/R) ●ケーブル長:2.5m ●質量:215g(本体のみ)