PM6006はスピーカー駆動力を大幅アップ
マランツ、「PM6006」と「CD6006」発売。欧州で高評価の“6000番台”が刷新
■6000シリーズの新旧モデルをさっそく比較試聴
発表会では、CD6006とPM6006を、旧モデルである「CD6005」「PM6005」と比較しながら試聴する時間も設けられた。ごく短い時間の試聴だったが、簡単に試聴インプレッションも加えておく。
試聴は、CD6005+PM6005 → CD6006+PM6005 → CD6006+PM6006という順で行われたが、CDプレーヤーをCD6006に変更しただけでも音離れが良くなったのだが、アンプをPM6006にすると、低域がぐっと沈み、ボーカルや楽器の音の瑞々しさが明らかに増す。音場も上下左右にさらに広がる印象で、新旧コンビとのちがいは一聴して判別できるものだった。
澤田氏は「特にアンプの電流量の違いは、低域の締まりなど音にはっきりと現れてきます」とそのちがいを説明していた。
なお、PM6006/CD6006は、ディーアンドエムが取り扱うB&WとDALIのスピーカーと組み合わせた推奨システムでの販売も実施。B&W「CM1 S2」」(140,000/ペア・税抜)と組み合わた“リファレンス・システム”、DALI「ZENSOR1」(¥43,800/ペア・税抜)と組み合わせた“スタンダード・システム”の2システムが用意される。
尾形氏は「B&WのCM1 S2は、やや上の価格帯の製品ですが、CM6006/PM6006はそれを十分にドライブでき、音質的にもマッチすると思います。この組み合わせなら、精緻なHi-Fiの音が実現できます」と紹介していた。
発表会におけるプレゼンテーションでは、前出の高山氏が6000シリーズが欧州で高い評価を得ていることについて言及。欧州でのセールスに強く影響するという英国のオーディオ誌『What's Hi-Fi』の評価において、従来モデルPM6005/CD6005が“5つ星”を獲得したのをはじめ、歴代の6000シリーズが“5つ星”やカテゴリー・ベストプロダクトの常連であることをアピールしていた。
また、6000シリーズが日本市場では一時期CDプレーヤーのみの導入となっていたが、好評をうけて“6005”からアンプも導入されたことも紹介。これに伴い出荷実績は、CDプレーヤーはCD6004からCD6005で55%アップ、プリメインアンプはPM6001(導入が一時期止まる前の最後のモデル)からPM6005で44%アップしたことも紹介された。
■PM6006/CD6006の主な仕様
PM6006は定格出力が40W+40W(8Ω、20Hz〜20kHz)、55W+55W(4Ω、20Hz〜20kHz)、全高調波歪率は0.08%(8Ω、20Hz〜20kHz)、周波数特性は10Hz〜70kHz(+0dB, -1dB/CD, 1W, 8Ω)。ダインピングファクターは100(8Ω、40Hz〜20kHz)、S/Nは102dB(LINE, 2V入力, 定格出力)、ヘッドホン出力は50mV/32Ω。消費電力は355W(待機時0.3W)、外形寸法は440W×105H×370Dmm、質量は7.8kg。
CD6006の再生周波数範囲は2Hz〜20kHz、再生周波数特性は2Hz〜20kHz(±0.5dB)、S/Nは110dB、ダイアミックレンジは100dB、高調波歪率は0.002%(1kHz)。ヘッドホン出力は28mV/32Ω(可変最大)。消費電力は32W(待機時0.3W以下)。外形寸法は440W×105H×340Dmm、質量は6.5kg。
発表会では、CD6006とPM6006を、旧モデルである「CD6005」「PM6005」と比較しながら試聴する時間も設けられた。ごく短い時間の試聴だったが、簡単に試聴インプレッションも加えておく。
試聴は、CD6005+PM6005 → CD6006+PM6005 → CD6006+PM6006という順で行われたが、CDプレーヤーをCD6006に変更しただけでも音離れが良くなったのだが、アンプをPM6006にすると、低域がぐっと沈み、ボーカルや楽器の音の瑞々しさが明らかに増す。音場も上下左右にさらに広がる印象で、新旧コンビとのちがいは一聴して判別できるものだった。
澤田氏は「特にアンプの電流量の違いは、低域の締まりなど音にはっきりと現れてきます」とそのちがいを説明していた。
なお、PM6006/CD6006は、ディーアンドエムが取り扱うB&WとDALIのスピーカーと組み合わせた推奨システムでの販売も実施。B&W「CM1 S2」」(140,000/ペア・税抜)と組み合わた“リファレンス・システム”、DALI「ZENSOR1」(¥43,800/ペア・税抜)と組み合わせた“スタンダード・システム”の2システムが用意される。
尾形氏は「B&WのCM1 S2は、やや上の価格帯の製品ですが、CM6006/PM6006はそれを十分にドライブでき、音質的にもマッチすると思います。この組み合わせなら、精緻なHi-Fiの音が実現できます」と紹介していた。
発表会におけるプレゼンテーションでは、前出の高山氏が6000シリーズが欧州で高い評価を得ていることについて言及。欧州でのセールスに強く影響するという英国のオーディオ誌『What's Hi-Fi』の評価において、従来モデルPM6005/CD6005が“5つ星”を獲得したのをはじめ、歴代の6000シリーズが“5つ星”やカテゴリー・ベストプロダクトの常連であることをアピールしていた。
また、6000シリーズが日本市場では一時期CDプレーヤーのみの導入となっていたが、好評をうけて“6005”からアンプも導入されたことも紹介。これに伴い出荷実績は、CDプレーヤーはCD6004からCD6005で55%アップ、プリメインアンプはPM6001(導入が一時期止まる前の最後のモデル)からPM6005で44%アップしたことも紹介された。
■PM6006/CD6006の主な仕様
PM6006は定格出力が40W+40W(8Ω、20Hz〜20kHz)、55W+55W(4Ω、20Hz〜20kHz)、全高調波歪率は0.08%(8Ω、20Hz〜20kHz)、周波数特性は10Hz〜70kHz(+0dB, -1dB/CD, 1W, 8Ω)。ダインピングファクターは100(8Ω、40Hz〜20kHz)、S/Nは102dB(LINE, 2V入力, 定格出力)、ヘッドホン出力は50mV/32Ω。消費電力は355W(待機時0.3W)、外形寸法は440W×105H×370Dmm、質量は7.8kg。
CD6006の再生周波数範囲は2Hz〜20kHz、再生周波数特性は2Hz〜20kHz(±0.5dB)、S/Nは110dB、ダイアミックレンジは100dB、高調波歪率は0.002%(1kHz)。ヘッドホン出力は28mV/32Ω(可変最大)。消費電力は32W(待機時0.3W以下)。外形寸法は440W×105H×340Dmm、質量は6.5kg。
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