「Passive Pre-amplifier」
アーク・ジョイア、英「Bespoke Audio」を日本導入。第1弾は170万円のパッシブ・プリアンプ
(株)アーク・ジョイアは、イギリスの新進オーディオメーカーであるBespoke Audio(ビスポーク・オーディオ)の国内輸入販売業務を開始し、同社第一作目となるパッシブ・プリアンプ「Passive Pre-amplifier」を6月10日に発売する。価格は1,700,000円(税抜)。
メーカー名の「Bespoke」とは、イギリス伝統の「話を聞いて=Be Spoke」。要望に応じて特別に仕立てていくことを語源としたファッション用語からきており、同社では筐体・天板の仕上げや入力セレクタ・ボリュームつまみを囲う銘板に刻むソースの名称、入出力コネクタの仕様など、ユーザーの要望に沿って一台一台をハンドクラフトで仕上げることを信条にしているという。
今回発売するPassive Pre-amplifierは、その名の通りのパッシブ・プリアンプで、トランス・アッテネーター式パッシブ・コントロールを行う。カラー仕上げはシルバー・フィニッシュ(天板は天然木突板仕上げ)、シャンパンゴールド・フィニッシュ(天板は天然木突板仕上げ)、ブラック・フィニッシュ(天板も同じマット・ブラック仕上げ)をラインナップする。
ボリュームコントロールはトランスを使用した信号減衰作用のみで行う。これにより、一般的な電源トランス・増幅回路を持つプリアンプが抱えるノイズの問題を抑えられるという。中核となるトランスは自社で製作し、ボリュームコントロールは47ステップで可能。1ステップにつき1.5dB、最絞時はミュートとなる。
本機のトランスは左右各チャンネルにおいて一次側に対する二次側の巻き数を1ステップごとに変えながら巻き線タップを出し、47ステップ分を均一な状態で巻き上げるなど、工程のすべてを手作業で行っている。トランスはさらにミューメタル合金製の容器に収められたのち蜜蝋を充填して完成となる。
入力セレクタとボリュームコントロールを担うロータリースイッチはスイス・ELMA製ロータリースイッチを使用。滑らかで心地の良いコントロールが可能だとする。
入出力のコネクタにはWBT(ドイツ)製とノイトリック(アメリカ)製の端子を使用。内部配線材には吟味した導線を使用し、その一本一本を誘電率が低く帯電しにくい天然コットンで絶縁している。配線をまとめる素材にも科学素材は一切使用せず、皮革や糸といった天然素材を使用することで二異音の少ない音を追求したという。
筐体は15mm厚のアルミ合金製パネルで四方を囲い、高い剛性を実現。天板は同じ合金製か合金の表面を天然木の突板で仕上げたものが選択可能。
また、ボリュームコントロールのためのリモートコントローラーが付属する。モーターを駆動させるためだけの電源は、音声信号に影響を与えないように配線されているという。
基本仕様は入力6系統/出力2系統で、バランス(XLR)とアンバランス(RCA)の数は注文時に指定する。また、2系統出力のそれぞれにグランド・リフト用トグルスイッチを装備しており、接続に合わせてグランド(ボディアース)を選択できる。
周波数特性は10Hz〜30,000Hz(+/-1.0dB)・1〜140,000Hz(+/-3dB)、最大入力レベルは30V。
外形寸法は305W×110H×D345mm、質量は14kg。ボリューム用のリモートコントローラーとボリューム制御モーター用のACアダプターが付属する。
メーカー名の「Bespoke」とは、イギリス伝統の「話を聞いて=Be Spoke」。要望に応じて特別に仕立てていくことを語源としたファッション用語からきており、同社では筐体・天板の仕上げや入力セレクタ・ボリュームつまみを囲う銘板に刻むソースの名称、入出力コネクタの仕様など、ユーザーの要望に沿って一台一台をハンドクラフトで仕上げることを信条にしているという。
今回発売するPassive Pre-amplifierは、その名の通りのパッシブ・プリアンプで、トランス・アッテネーター式パッシブ・コントロールを行う。カラー仕上げはシルバー・フィニッシュ(天板は天然木突板仕上げ)、シャンパンゴールド・フィニッシュ(天板は天然木突板仕上げ)、ブラック・フィニッシュ(天板も同じマット・ブラック仕上げ)をラインナップする。
ボリュームコントロールはトランスを使用した信号減衰作用のみで行う。これにより、一般的な電源トランス・増幅回路を持つプリアンプが抱えるノイズの問題を抑えられるという。中核となるトランスは自社で製作し、ボリュームコントロールは47ステップで可能。1ステップにつき1.5dB、最絞時はミュートとなる。
本機のトランスは左右各チャンネルにおいて一次側に対する二次側の巻き数を1ステップごとに変えながら巻き線タップを出し、47ステップ分を均一な状態で巻き上げるなど、工程のすべてを手作業で行っている。トランスはさらにミューメタル合金製の容器に収められたのち蜜蝋を充填して完成となる。
入力セレクタとボリュームコントロールを担うロータリースイッチはスイス・ELMA製ロータリースイッチを使用。滑らかで心地の良いコントロールが可能だとする。
入出力のコネクタにはWBT(ドイツ)製とノイトリック(アメリカ)製の端子を使用。内部配線材には吟味した導線を使用し、その一本一本を誘電率が低く帯電しにくい天然コットンで絶縁している。配線をまとめる素材にも科学素材は一切使用せず、皮革や糸といった天然素材を使用することで二異音の少ない音を追求したという。
筐体は15mm厚のアルミ合金製パネルで四方を囲い、高い剛性を実現。天板は同じ合金製か合金の表面を天然木の突板で仕上げたものが選択可能。
また、ボリュームコントロールのためのリモートコントローラーが付属する。モーターを駆動させるためだけの電源は、音声信号に影響を与えないように配線されているという。
基本仕様は入力6系統/出力2系統で、バランス(XLR)とアンバランス(RCA)の数は注文時に指定する。また、2系統出力のそれぞれにグランド・リフト用トグルスイッチを装備しており、接続に合わせてグランド(ボディアース)を選択できる。
周波数特性は10Hz〜30,000Hz(+/-1.0dB)・1〜140,000Hz(+/-3dB)、最大入力レベルは30V。
外形寸法は305W×110H×D345mm、質量は14kg。ボリューム用のリモートコントローラーとボリューム制御モーター用のACアダプターが付属する。
関連リンク
トピック