サウンド部はアナログ回路、コントロール部はデジタル回路
オーディオリサーチ、厳選の高品位真空管を搭載する「Foundation Series」4製品を発売
ノアは、米audio researchブランドの真空管を搭載した製品群「Foundation Series」4製品を8月1日から発売する。ラインナップと希望小売価格は以下の通り。
●真空管プリアンプ「LS28」 ¥1,100,000(税抜)
●真空管パワーアンプ「VT80」 ¥1,250,000(税抜)
●真空管フォノイコライザー「PH9」 ¥1,000,000(税抜)
●真空管DAC「DAC9」 ¥1,000,000(税抜)
「Foundation Series」は、ヘアライン仕上げのアルミと特殊強化ガラスで構成されるフロントパネルに、真空管の熱を逃がすパンチング処理されたアルミ筐体というデザイン。採用される真空管はaudio researchによって1本1本厳選されている。サウンド部はアナログ回路で、コントロール部はデジタル回路で動作させており、電源トランスをそれぞれの回路で分離することで干渉を抑える設計となっている。
「LS28」は双3極管6H30を片チャンネル2本、合計4本搭載するプリアンプ。入力端子にXLRバランス×4、RCAアンバランス×4、出力端子にXLRバランス×2、RCAアンバランス×2を内蔵し、録音機器向けのREC出力もXLR/RCA1系統ずつ備えている。
デジタル制御によりボリューム、左右バランス、位相、ステレオ/モノラル切替などの細かな操作ができる。またディスプレイに表示される入力端子名称の変更や、一定時間信号入力が無いと自動的に電源を落とすオートシャットダウン機能などの設定も可能。
消費電力は最大130W。外形寸法は480W×137H×348Dmm。質量7.2kg。
「VT80」は片チャンネルにハイパワー真空管KT120を2本、6H30を1本、計6本の真空管を搭載する、定格出力75W+75W(4Ω/8Ω)のパワーアンプ。XLRバランスとRCAアンバランスを1系統ずつ内蔵する。
真空管を手動でバイアス調整する必要がないオートバイアス方式で、音響回路は入力から出力までフルバランス設計。入力にはハイスピード・ローノイズのFET、出力には厳密に特性を合わせた真空管という差動回路となっている。オートシャットダウン機能や真空管フューズなども備えている。
消費電力は最大500W。外形寸法は483W×262H×493Dmm。質量20.7kg。
「PH9」は6H30を3本、電源部にも真空管6550と6H30を搭載するフォノイコライザーアンプ。回路の入力段にのみJFETを使用し、真空管のサウンドを保ちながら低ノイズとなるよう設計されている。
出力ゲインは58dBで固定。ロードインピーダンスは5種類のセッティングから選ぶことができ、様々なMCカートリッジに対応できる。音響回路にはカスタムメイドのテフロンコンデンサを採用。デジタル回路によるコントロールで、入力インピーダンス、オートシャットダウン、真空管使用時間の確認、ステレオ/モノラル切替など様々な設定が可能。
消費電力は最大120W。外形寸法は480W×137H×348Dmm。質量7kg。
「DAC9」は6H30Pを2本、DACチップにバーブラウンPCM1792Aを2基とPCM4152を1基搭載したDAC。PCM 384kHz、DSD 5.64MHzまでのフォーマットに対応する入力はUSB-B、同軸デジタル(RCA/BNC)、AES/EBU、光デジタル端子。出力はXLRバランスとRCAアンバランスを1系統ずつ内蔵する。
2種類のTCXO水晶発振器を搭載しており、サンプリングレートごとに使い分けることで信号の劣化/歪みを防ぎ、デジタルエラーを極限まで低減させる設計。アナログ出力部はバランス伝送で、ダイナミックレンジの広さと低ノイズ、高いチャンネルセパレーションを実現している。入力されたPCM信号は内部で384kHzまたは352.8kHzにアップサンプリングされて伝送され、デジタルフィルターにより伝送速度を設定することで音質調整も可能。
消費電力は最大60W。外形寸法は480W×137H×348Dmm、質量6.3kg。
●真空管プリアンプ「LS28」 ¥1,100,000(税抜)
●真空管パワーアンプ「VT80」 ¥1,250,000(税抜)
●真空管フォノイコライザー「PH9」 ¥1,000,000(税抜)
●真空管DAC「DAC9」 ¥1,000,000(税抜)
「Foundation Series」は、ヘアライン仕上げのアルミと特殊強化ガラスで構成されるフロントパネルに、真空管の熱を逃がすパンチング処理されたアルミ筐体というデザイン。採用される真空管はaudio researchによって1本1本厳選されている。サウンド部はアナログ回路で、コントロール部はデジタル回路で動作させており、電源トランスをそれぞれの回路で分離することで干渉を抑える設計となっている。
「LS28」は双3極管6H30を片チャンネル2本、合計4本搭載するプリアンプ。入力端子にXLRバランス×4、RCAアンバランス×4、出力端子にXLRバランス×2、RCAアンバランス×2を内蔵し、録音機器向けのREC出力もXLR/RCA1系統ずつ備えている。
デジタル制御によりボリューム、左右バランス、位相、ステレオ/モノラル切替などの細かな操作ができる。またディスプレイに表示される入力端子名称の変更や、一定時間信号入力が無いと自動的に電源を落とすオートシャットダウン機能などの設定も可能。
消費電力は最大130W。外形寸法は480W×137H×348Dmm。質量7.2kg。
「VT80」は片チャンネルにハイパワー真空管KT120を2本、6H30を1本、計6本の真空管を搭載する、定格出力75W+75W(4Ω/8Ω)のパワーアンプ。XLRバランスとRCAアンバランスを1系統ずつ内蔵する。
真空管を手動でバイアス調整する必要がないオートバイアス方式で、音響回路は入力から出力までフルバランス設計。入力にはハイスピード・ローノイズのFET、出力には厳密に特性を合わせた真空管という差動回路となっている。オートシャットダウン機能や真空管フューズなども備えている。
消費電力は最大500W。外形寸法は483W×262H×493Dmm。質量20.7kg。
「PH9」は6H30を3本、電源部にも真空管6550と6H30を搭載するフォノイコライザーアンプ。回路の入力段にのみJFETを使用し、真空管のサウンドを保ちながら低ノイズとなるよう設計されている。
出力ゲインは58dBで固定。ロードインピーダンスは5種類のセッティングから選ぶことができ、様々なMCカートリッジに対応できる。音響回路にはカスタムメイドのテフロンコンデンサを採用。デジタル回路によるコントロールで、入力インピーダンス、オートシャットダウン、真空管使用時間の確認、ステレオ/モノラル切替など様々な設定が可能。
消費電力は最大120W。外形寸法は480W×137H×348Dmm。質量7kg。
「DAC9」は6H30Pを2本、DACチップにバーブラウンPCM1792Aを2基とPCM4152を1基搭載したDAC。PCM 384kHz、DSD 5.64MHzまでのフォーマットに対応する入力はUSB-B、同軸デジタル(RCA/BNC)、AES/EBU、光デジタル端子。出力はXLRバランスとRCAアンバランスを1系統ずつ内蔵する。
2種類のTCXO水晶発振器を搭載しており、サンプリングレートごとに使い分けることで信号の劣化/歪みを防ぎ、デジタルエラーを極限まで低減させる設計。アナログ出力部はバランス伝送で、ダイナミックレンジの広さと低ノイズ、高いチャンネルセパレーションを実現している。入力されたPCM信号は内部で384kHzまたは352.8kHzにアップサンプリングされて伝送され、デジタルフィルターにより伝送速度を設定することで音質調整も可能。
消費電力は最大60W。外形寸法は480W×137H×348Dmm、質量6.3kg。
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