VIVID AUDIO、小型2ウェイスピーカー「KAYA S12」シリーズの発売を開始
2019年の東京インターナショナルオーディオショウでプロトタイプがお披露目されたモデルが、正式発売となったかたち。「G1 GIYA」で完成させた低域の共振を消し去るアブソーバーチューブの技術を踏襲し、小型エンクロージャーにフィットさせるために「オムニアブソーバー」という新たな消音器構造を開発。共振・共鳴のない透明なサウンドを実現するとしている。
ウーファードライバーには、KAYA上位モデルに搭載されるC125Dと同じマグネットシステムを採用、小口径+長振幅+超高磁束を実現する「C100SL」を搭載。トゥイーターはすべてのモデルと同様「D26」ドライバーを採用、浅いウェーブガイドを設けることでクロスオーバー帯域での指向性を揃えているという。
専用スタンドとの組み合わせの他、別売りで壁掛け用のウォールブラケットもラインナップされる。スタンダードカラーはピアノブラック、パールホワイト、オイスターマットグレーの3種類。またアップグレードカラーとしてアルピナブルーとジャガーグレーを用意する。オーダーカラーも受け付ける。
外形寸法は400H×237W×254Dmm、質量は8kg。インピーダンスは8Ω(nominal)、周波数特性は45Hz-25kHz、クロスオーバー周波数は3,000Hz、能率87dB、全高調波歪率は<0.5%となっている。
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