「同社プリメイン史上最大出力」を実現

アキュフェーズ、AB級ステレオプリメインのトップモデル「E-5000」。50周年記念モデル第4弾

公開日 2021/10/20 18:07 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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アキュフェーズは、同社創業50周年記念モデルの第4弾として、AB級ステレオプリメインアンプのトップモデル「E-5000」を11月中旬より発売する。価格は990,000円(税込)。

「E-5000」

2019年に創業50周年記念モデル第1弾として発売された、A級ステレオプリメインのトップモデル「E-800」の高評価を受け、E-800に匹敵するクオリティを保ちつつ、これまでにない大出力を実現したという製品。

電源部には新開発の大容量トロイダルトランスを、また40,000μF/100Vの平滑用アルミ電解コンデンサーも搭載。コンデンサーは材料と内部構造を吟味した特別音質カスタム仕様となっている。パワーアンプ部はパワートランジスター5個を並列駆動となっており、定格連続平均出力は、同社プリメインアンプ史上最大の240W/8Ω、320W/4Ωを実現した。

「E-5000」の内部

新開発の大型トロイダルトランス

プリアンプ部には、E-800と同様のフルバランスボリューム調整回路「Balanced AAVA」を搭載。入力アンプ、I/V変換アンプはディスクリートで構成し、自由度の高さを活かした専用設計で低雑音化を図ったという。加えてヘッドホンアンプもディスクリートで構成し、音質を追求した。

また、最新MOSスイッチやスピーカー端子直結のプロテクション基板の採用、パワーアンプのNFBのバランスド・リモート・センシング化といった技術を導入することにより、E-800と同等のダンピングファクター1,000を実現している。

スピーカー端子直結のプロテクション基板

アナログメーターは新規に設計し、文字盤の文字を大きく見やすくしたほか、ボリュームノブにはアルミブロックを超精密加工で削り出した部品を採用。滑らかで重厚、かつ緻密な操作が可能だとしている。

2枚のオプションボードを挿入可能なスロットを装備。デジタル入力ボード「DAC-60」またはアナログボード「AD-50」(いずれも別売)を装着できる。

「E-5000」の背面端子

2枚のオプションボードを挿入可能

電源コード「APL-1」にリモコン「RC-250」が付属。サイズは465W×211H×502Dmm、質量は33.8kg。

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