ハイルドライバーをミッドレンジ×6で囲む「M-Array」採用
モニターオーディオ、斬新デザインのフラグシップ・スピーカー「HYPHN」。ペア1485万円
ナスペックは、同社が取り扱うMonitor Audio(モニターオーディオ)のフラグシップ・スピーカーシステム「HYPHN(ハイフン)」を2月20日より発売する。価格は14,850,000円(税込/ペア)。
HYPHNは、ブランドが創立から50年を超える期間の中で培ってきた職人技・知識・経験を惜しみなく注ぎ込んだという3ウェイ・バスレフ型のフラグシップモデル。ブランド史上最も創造的でチャレンジング、そして技術的にも先進的でパワフルなスピーカーだとしており、技術的・視覚的の両面で「ステートメント・スピーカー」となることを目指したという。
特徴的なデザインは、ユニットを最適な位置に浮かばせるという音質設計上のアイデアに加え、“前面にたくさん円形がついた大きな箱は作りたくない”“スピーカーらしくないスピーカーを作りたい”というデザイナーチームのこだわりも込められているとのこと。
ドライバーユニットは、「MPD III(Micro Pleated Diaphragm III)」ハイル・ドライバー×1基、50mm「RDT III(Rigid Diaphragm Technology III)」ミッドレンジ・ドライバー×6基、203mm RDT IIIバス・ドライバー×4の計11基を搭載。
203mmのバス・ドライバーは、2本の柱状のキャビネットにそれぞれ2基ずつ、内側に向けて配置。そして、トゥイーターとなるMPD IIIハイル・ドライバーを6基のミッドレンジ・ドライバーで取り囲んだ「M-Array」を、2本の柱をつなぐように配置した。これにより軸外性能の向上と、高い音響透過性を実現している。
MPD IIIハイル・ドライバーは、一般的なAMTドライバーを上回る高域特性を実現。また水平面/垂直面で均等な指向性を確保する正方形の放射面、可聴周波数帯域のリップルを最小限に抑えて緩やかな立ち上がりを実現するリアボリューム、音場や感度を向上させるウェーブガイドなどを採用し、これまでにない正確さとディテールが楽しめるという。
RDT IIIミッドレンジ・ドライバーは、ハニカムNomexコア材に接着された超薄型低質量スキンからなる複合「サンドイッチ」構造を採用。ユニット表面には「CCAM(セラミックコーテッド・アルミニウム・マグネシウム合金)」、裏面には「カーボンファイバー織布」を使用。軽量かつ強靭な素材を組み合わせたことで、300Hz以上の帯域で8dB以上の歪みを低減した。
4基搭載された203mm バス・ドライバーは、厚さ25.5mmの金属棒と幅広のキャビネットを貫通するスルーボルトによってしっかり固定。2基1組をペアで対向させる「フォース・キャンセル・ドライバー」構造とすることで、ドライバーの振動がキャビネットの中やドライバー自体の内部にもほとんど伝わらず、ピュアでクリーンなサウンドを再生できるとしている。
HYPHNのクロスオーバーは、全周波数帯域に渡って正確にコントロールされたパフォーマンスを追求。セラミックワイヤーワウンド抵抗の採用などにより、最大パワーハンドリングは800Wを実現。低音域/中音域/高音域の各帯域に、個別のPCBを搭載することで、クロストークと磁界を最小限に抑えている。またボードは、隣接するインダクター間の互換作用を抑えるように最適化されており、キャビネット内のゴム製アイソレーション・フットに取り付けることで振動も低減している。
キャビネットは、熱成形されたミネラルとアクリルストーンを採用し、精密なフライス加工を行うことで高い剛性を実現。強化リブとブレーシングを内蔵し、特にフォース・キャンセリング・ドライバー周辺の内部厚は24mmとすることで大きく振動を抑制した。
周波数特性は18 - 60kHz、能率は86dB、インピーダンスは4Ω、クロスオーバー周波数は350Hz/3,700Hzとなっている。スピーカーターミナルは、バイワイヤリング接続に対応。カラーバリエーションは、Matte Heritage Green(MHG)、Matte Black(MBK)、Pure Satin White(SW)の3色を用意。外形寸法は502W×1392H×520Dmm、質量は106.9kg(1台)。
HYPHNは、ブランドが創立から50年を超える期間の中で培ってきた職人技・知識・経験を惜しみなく注ぎ込んだという3ウェイ・バスレフ型のフラグシップモデル。ブランド史上最も創造的でチャレンジング、そして技術的にも先進的でパワフルなスピーカーだとしており、技術的・視覚的の両面で「ステートメント・スピーカー」となることを目指したという。
特徴的なデザインは、ユニットを最適な位置に浮かばせるという音質設計上のアイデアに加え、“前面にたくさん円形がついた大きな箱は作りたくない”“スピーカーらしくないスピーカーを作りたい”というデザイナーチームのこだわりも込められているとのこと。
ドライバーユニットは、「MPD III(Micro Pleated Diaphragm III)」ハイル・ドライバー×1基、50mm「RDT III(Rigid Diaphragm Technology III)」ミッドレンジ・ドライバー×6基、203mm RDT IIIバス・ドライバー×4の計11基を搭載。
203mmのバス・ドライバーは、2本の柱状のキャビネットにそれぞれ2基ずつ、内側に向けて配置。そして、トゥイーターとなるMPD IIIハイル・ドライバーを6基のミッドレンジ・ドライバーで取り囲んだ「M-Array」を、2本の柱をつなぐように配置した。これにより軸外性能の向上と、高い音響透過性を実現している。
MPD IIIハイル・ドライバーは、一般的なAMTドライバーを上回る高域特性を実現。また水平面/垂直面で均等な指向性を確保する正方形の放射面、可聴周波数帯域のリップルを最小限に抑えて緩やかな立ち上がりを実現するリアボリューム、音場や感度を向上させるウェーブガイドなどを採用し、これまでにない正確さとディテールが楽しめるという。
RDT IIIミッドレンジ・ドライバーは、ハニカムNomexコア材に接着された超薄型低質量スキンからなる複合「サンドイッチ」構造を採用。ユニット表面には「CCAM(セラミックコーテッド・アルミニウム・マグネシウム合金)」、裏面には「カーボンファイバー織布」を使用。軽量かつ強靭な素材を組み合わせたことで、300Hz以上の帯域で8dB以上の歪みを低減した。
4基搭載された203mm バス・ドライバーは、厚さ25.5mmの金属棒と幅広のキャビネットを貫通するスルーボルトによってしっかり固定。2基1組をペアで対向させる「フォース・キャンセル・ドライバー」構造とすることで、ドライバーの振動がキャビネットの中やドライバー自体の内部にもほとんど伝わらず、ピュアでクリーンなサウンドを再生できるとしている。
HYPHNのクロスオーバーは、全周波数帯域に渡って正確にコントロールされたパフォーマンスを追求。セラミックワイヤーワウンド抵抗の採用などにより、最大パワーハンドリングは800Wを実現。低音域/中音域/高音域の各帯域に、個別のPCBを搭載することで、クロストークと磁界を最小限に抑えている。またボードは、隣接するインダクター間の互換作用を抑えるように最適化されており、キャビネット内のゴム製アイソレーション・フットに取り付けることで振動も低減している。
キャビネットは、熱成形されたミネラルとアクリルストーンを採用し、精密なフライス加工を行うことで高い剛性を実現。強化リブとブレーシングを内蔵し、特にフォース・キャンセリング・ドライバー周辺の内部厚は24mmとすることで大きく振動を抑制した。
周波数特性は18 - 60kHz、能率は86dB、インピーダンスは4Ω、クロスオーバー周波数は350Hz/3,700Hzとなっている。スピーカーターミナルは、バイワイヤリング接続に対応。カラーバリエーションは、Matte Heritage Green(MHG)、Matte Black(MBK)、Pure Satin White(SW)の3色を用意。外形寸法は502W×1392H×520Dmm、質量は106.9kg(1台)。
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