デノン、最新フォーマット“DTS 96/24”に対応したAVアンプ「AVC-A11SR」発売
本機はベルリンショー、オーディオエキスポなどでも展示されていた |
同機は、業界に先駆けてDTS-ESを採用した「AVC-A1SEA」の優れた技術を継承し、さらに最新のテクノロジーを追加。DTS社により開発された最新フォーマット“DTS 96/24”デコーダーを世界で初めて搭載するとともに、“DTS-ES+THX”の6.1chサラウンドを実現。現在のホームシアターで考えられるすべてのサラウンドフォーマットに完全対応した。
構造面においても、本体シャーシ中央に大型トロイダルトランスを採用し、電源回路をはじめとする複数混在する各回路も、それぞれ独立したブロック構造にレイアウトした。
高音質再生の要となるサラウンド回路には、同社の従来製品に搭載され好評の「New D.D.S.C.デジタル」を採用。デコーダー部には、おなじみのSHARCを2個搭載し、独自のプログラムにより完成度の高いデコードを実現した。
また、ルーカスフィルム社の提唱する基準に準拠し、実用最大出力230W(6Ω、EIAJ)というハイパワーを実現した。パワーアンプは全チャンネル同一パワー/同一レスポンスとなっており、安定した音場再現が期待できそうだ。
さらに、高音質ステレオアンプとして機能する“ピュアダイレクトモード”やOSDの採用、8ch外部入力端子/D4入出力端子/RCA色差入出力端子の装備など、実用性を重んじた機能の搭載も本機の大きな魅力となっている。(Phile-web編集部)
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トピック
- ブランドDENON
- 型番AVC-A11SR
- 発売日12月
- 価格¥280,000
【SPEC】●定格出力(負荷8Ω、20Hz〜20kHz、T.H.D.0.05%):125W×7 ●実用最大出力(6Ω、EIAJ):230W×5 ●SN比:105dB(ダイレクトモード) ●周波数特性:5Hz〜100kHz(+0dB、-3dB、ダイレクトモード) ●アナログ音声入力:12系統 ●デジタル音声入力:光 5系統、同軸 3系統 ●8chプリアウト:1系統 ●コンポジット/S映像入力:8系統 ●コンポーネント入力:RCA 1系統、D4端子 2系統 ●コンポジット/S映像出力:3系統 ●コンポーネント出力:D4端子 1系統、RCA 1系統 ●外形寸法(幅×奥行き×高さ):434×485×179mm ●質量:20.5kg