ソニー、フルデジタル回路"S-Master PRO"搭載のAVアンプを発売
<左>TA-DA9000ES <右>9.1chセッティング時のスピーカー配置例 |
本機は、入力信号を完全デジタル領域で処理するうえ、スピーカーを直接駆動する、D/Aコンバーターとパワーアンプが合体したようなデジタル技術"S-Master"を、さらに進化させた"S-Master PRO"を採用。
本機では、新技術「パルスハイト・ボリューム」により、音量調節の際に音源のデジタルデータ構成を一切変化せずに音量コントロールが可能。小音量から大音量まで劣化のない高音質が楽しめる。また、アナログアンプで聴き慣れた低音感を実現する「DCフェーズ・リニアライザー」も装備した。
デジタルアンプは電力効率がよく、熱の影響を受けないため、大出力化も可能になった。本機では200W×7チャンネルの出力を誇る。
本機はまた、i.LINK端子を装備し、SACDやCDのプレーヤーとの接続の際、デジタル信号をデジタルのままアンプに入力できる。また、新開発のノージッター・フロー制御伝送技術「H.A.T.S.」により、接続したプレーヤーとアンプ本体との時間的な"ずれ"を防ぐことが実現した。
5.1chや7.1chに対応したのはもちろん、映画の音響を編集するダビングシアターと同じ環境となる「9.1chサウンドシステム」をつくりあげることも可能。デジタル入力に加え、アナログ入力にも対応したスピーカーの距離設定機能や、映像と音声の時間差を補正するリップシンク機能など、好みや設置環境に合わせ細かく調整できる。
なお、本機との接続に最適なスーパーオーディオCDプレーヤーも2機種発表された。別項にて紹介する。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
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(Phile-web編集部)
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トピック
- ブランドSONY
- 型番TA-DA9000ES
- 発売日2003年11月21日
- 価格\600,000
【SPEC】
●定格出力(20-20kHz,4/8Ω):フロント220W+220W/200W+200W、センター220W+220W/200W+200W、サラウンド220W+220W/200W+200W、
サラウンドバック220W+220W/200W+200W
●高調波ひずみ率(2ch.STEREO時):フロント0.15%以下(4/8Ω負荷)220W+220W/200W+200W、(20Hz〜20kHz)
●周波数特性 アンプブロック:10Hz〜50kHz ±3dB
●SN比:LINE→100dB(サラウンド、EQ全てOFF)
●消費電力:600W
●外形寸法:430W×238H×430Dmm
●質量:28.5kg
●定格出力(20-20kHz,4/8Ω):フロント220W+220W/200W+200W、センター220W+220W/200W+200W、サラウンド220W+220W/200W+200W、
サラウンドバック220W+220W/200W+200W
●高調波ひずみ率(2ch.STEREO時):フロント0.15%以下(4/8Ω負荷)220W+220W/200W+200W、(20Hz〜20kHz)
●周波数特性 アンプブロック:10Hz〜50kHz ±3dB
●SN比:LINE→100dB(サラウンド、EQ全てOFF)
●消費電力:600W
●外形寸法:430W×238H×430Dmm
●質量:28.5kg