ボーズ、3年ぶりのモデルチェンジとなる「AM-10」「AMS-1」シリーズ新製品を発表
■AM-10 IV ¥134,500(税込) 10月30日発売
5.1chホームシアターシステム「AMシリーズ」の新モデル。2003年1月に発売した「AM-10 III」(関連ニュース)以来、3年ぶりのモデルチェンジとなる。本体カラーバリエーションはブラックとホワイトを揃える。
ベースモジュールとサテライトスピーカーで構成される、同社独自の「アクースティマス方式」を採用。合計6チャンネル分の低音再生をベースモジュール内蔵アンプが受け持つことで、アンプの負荷の軽減、歪み成分の軽減を実現している。なお、センタースピーカー部はデザインが一新され、横置きタイプとし、AVラック等への設置性が高められている。
ベースモジュール部には、2mの共鳴管を3重に折り曲げ、本体にコンパクトに内蔵した同社独自の技術「アコースティック・ウェーブガイド」を採用。また、2本の13cmウーファーを同時同相駆動することにより、入力信号に忠実で、リニアな重低音再生を可能にする。さらに、同社独自の技術「ベースパワーサミング」により、全ての低域信号の位相を整合してから合成し、クリアな低音再生を実現している。アンプ部には定格150Wの低音専用ハイパワーGクラスアンプを搭載している。
■AMS-1 IV ¥104,790(税込) 10月30日発売
AMSシリーズの新モデル。こちらも2003年9月に発売した「AMS-1 III」(関連ニュース)以来、3年ぶりのモデルチェンジとなる。
本機はベースモジュールと、2.1chスピーカーユニット「AM-5 III」、DVDなどの再生機能を搭載したセンターユニットから構成される、同社独自の「アクースティマス方式」を採用している。小型高性能ワイドレンジ・サテライトスピーカー「AM-5 III」には、同じく同社独自の「ダイレクト/リフレクティング方式」を採用。小型スピーカーながらコンサートホールのような広い空間印象を再現するという。
AM/FMチューナーとアンプを搭載したステレオレシーバーと、DVD、音楽CD、CD-R/RW MP3の再生に対応するDVDプレーヤーで構成されたセンターユニットは、より高い次元でのマッチングを目指し前モデルから一新。最新のDSPを搭載し、AM-5IIIの実力を最大限に引き出す設計がなされている。また、アンプは「AMS-1」シリーズで初めてデジタルアンプを採用。緻密でクリアなサウンド再生を実現したという。
センターユニット前面に入力端子を1つ備えるほか、ヘッドホン端子や、背面にレコードプレーヤーを接続できるフォノ入力端子も備えている。そのほか、S端子やコンポジットに加え、今回D1/D2端子を新たに搭載し、プログレッシブスキャンにも対応した。

ボーズ(株)井上克也氏
Companionシリーズの新製品については、現在、PCがパーソナルメディアセンターとして、映画や音楽など様々なソースを楽しむための重要な位置を占めているとし、「弊社は1995年にPC用スピーカーシステム『MediaMate』を発売して以来、PCスピーカーの開発に確かな技術を持っている。スピーカーどうしが近接しているデスクトップ環境においてもフロントサラウンドを実現できる『Companion 5』では、少人数で手軽にホームシアターを楽しめるほか、PCやHDDレコーダーに接続することで本格的なホームシアターも実現できる。今後、本機を核に新しいデスクトップエンタテインメントのかたちを提案したい」と語った。
【問い合わせ先】
ボーズ・インフォメーションセンター
TEL/0120-039-780
(Phile-web編集部)