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<CES2008>世界最大級の家電見本市がいよいよ開幕 − プレイベントで見つけた注目機器

公開日 2008/01/06 13:19
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米国・ラスベガスで、現地時間1月7日より、世界最大級の家電見本市「International CES」が開幕する。Phile-webでは今年も、現地から速報レポートをお届けする。

CESの会場の広さは、実にフットボール場35個分に相当するという。出展社数は約2,700社で、世界140カ国からおよそ14万人の来場者を迎える。いかに大きなイベントかがおわかりいただけるだろう。

開催前日となる1月6日には、パナソニックやパイオニア、東芝、シャープ、ソニーといったおなじみの大手家電メーカーが、一斉にプレスカンファレンスを行う。ブース展示に先立ち出展内容が明らかにされるほか、各社の今後の戦略をメーカーのキーパーソンが直接説明を行う重要なイベントだ。他メディアなどで既に伝えられているとおり、今年は各社から超薄型の液晶/プラズマテレビなどが発表される見込みで、多くの注目を集めそうだ。このプレスカンファレンスについても、詳しいレポートをお届けする予定だ。

開幕に先立ち、現地時間の1月5日、プレス向けのプレイベント「CES Unveiled」が開催された。どちらかといえば小規模なメーカーの出展が多かったが、開幕を待ちきれない世界各国のメディア関係者で非常に賑わいを見せていた。会場で見つけた注目製品をフォトレポート形式でご紹介しよう。

bel cantoが出展していたiPod用ドック「ULTRA-DOCK」。「SONIC FOCUS」という技術を用い、音楽を7.1ch、96kHz/24bitに拡張する。価格は1995ドル

SE2 LABSというメーカーが出展していた製品。内部にXbox 360やHDDビデオレコーダー、AMXのコントローラー、iPodドック、マルチchパワーアンプなどを内蔵したオールインワン機器だ

GENNUMはHDMI 1.3信号を100m伝送できるという機器を展示


CELLPOINTというメーカーが展示していた、変わったかたちのスピーカー「FLAMINGO」。独自の技術を用い、革新的な掛け心地を実現しているという

VESTALIFEというメーカーは、テントウムシを模したユニークなiPodスピーカー「Lady bug」を展示していた。各社からiPod用機器が数多く展示され、iPod人気の強さを改めて感じた

OMNIMOUNT社は、リモコンで垂直・水平にテレビの向きを動かすことのできる電動タイプの薄型テレビ金具「Motion 52」を出展。37〜52インチのテレビに対応する


Niveusというメーカーの製品。7.1chパワーアンプのほか、1080p対応ビデオスケーラーや2TBのHDDなども内蔵。さらに前面にはHD DVDドライブも装備。お値段は11,599ドル

外見からは全く想像できないが、実はこれ、Sunfireというメーカーの「SubRosa」というサブウーファー。「Still bass anti-shock technology」を搭載しているとのこと

「SubRosa」の背面端子部。前面にはボリュームやクロスオーバー周波数の切り替えスイッチなども装備。どんな音が出てくるのか興味津々!価格は3,500ドル


Kreative Powerというメーカーが展示していた電源タップ「POWRAMID」。その名の通りピラミッド型をしている。こういう気の抜けた製品が多いのもUnveiledの特徴

UWBやワイヤレスUSBなど、次世代無線規格の出展も目立った。写真はPULSE-LINK社の製品で、UWBを使ったワイヤレスHDMIユニット

ECLIPSEの車載用CDチューナー新モデル「CD7200 mkII」。SPユニットと機械部のセパレート化/タイムアライメントの向上などにより高音質化を図ったという


ロジクールの2.1chPC用SP「Z-C21」。TruSurround HD技術を採用しており、フロントサラウンドシステムとしても使用可能だ。日本では2月1日発売で、価格は税込36,800円

ロジクールの学習リモコン「Harmony」の新モデルとなる「Harmony One」。新たにタッチパネルを採用した。価格は249.99ドルで、日本での発売は未定

LG電子は昨年12月に北米で発売したBD/HD DVDコンパチプレーヤー「BH200」を展示。Ver.1.3のHDMI端子を搭載し、ディープカラーに対応している





(Phile-web編集部)

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