バッファロー、デジタル放送の録画アーカイブに対応するネットワークHDD“リンクステーション”を発売

（株）バッファローは、本体に高速CPUを搭載したDLNA対応ネットワークHDD“リンクステーション”の新製品「LS-XHシリーズ」を12月下旬に出荷する。

シリーズには1TB HDD搭載の「LS-XH1.0L」（税込・￥33,285）、500GB HDD搭載の「LS-XH500L」（税込・￥26,565）がラインナップする。

それぞれ理論値1000MbpsのGigabitLANと高速CPUを搭載し、USB2.0の理論値480Mbpsを上回る転送スピードを実現。LAN経由での大容量データの読み込みや保存、データバックアップを効率的に行える。

DLNAサーバー機能にも対応し、PCやDLNA対応の家電製品を経由して、本体に保存した動画や音楽ファイルを共有して楽しめる。iTunesサーバー機能も採用する。

外出先からインターネット経由で本機内のファイルにアクセスできる「Webアクセス機能」もサポート。PCだけでなくiPhoneやiPod touchから本機にアクセスし、ライブラリを外出先から楽しむことも可能だ。PC経由ではファイルのダウンロードやアップロードもできる。

また本機では今後のソフトウェアアップデートでDTCP-IPへの対応も予定している。これにより、同じくDTCP-IPの著作権保護規格に対応する製品と組み合わせ、デジタル放送の録画番組が本機に保存できるようになる。東芝の液晶テレビ“レグザ”との組み合わせでは、レグザ本体に内蔵するHDDや外付HDDに録画したデジタル放送の番組を本機にダビングでき、ネットワーク経由で複数のDTCP-IP対応テレビや、バッファローのビデオプレーヤー“リンクシアター”（関連ニュース）で再生することも可能になる。さらに別途予定されているソフトウェアアップデートにより、「スカパー！HD」対応のチューナーに接続し、同サービスのハイビジョン放送の録画も可能になる見込み。ソフトウェアアップデートのスケジュール等は、改めて同社から発表される予定だ。


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