ワイヤレスでPCへデータ自動転送などが可能
三洋、Eye-Fiと水深3m防水に対応で720p動画撮影可能な“Xacti”限定モデルを発売
製品発表会には、シドニーオリンピックで銀メダルを獲得した元水泳選手の中村真衣さんもゲストとして登場。現在は子供への水泳指導などを行っている中村さんは、「泳ぎのフォームチェックなどへ利用している」と“Xacti”の防水機能を活用していることを明かした。
また、中村さんは「プライベートで沖縄へ旅行した際にウミガメに出会って、それを撮影できたのがうれしかった」と仕事以外でも様々なシーンで製品を活用しているとコメント。「ほかの製品では水中で使用する際は防水パックが必要なものが多いが、“Xacti”はそのまま使えるのが便利。操作も簡単だ」と、“Xacti”の防水機能を非常に気に入っている様子を見せた。
そして「ブログをやっているので、より簡単にネットへ接続できるとうれしいなと思っていた」ともコメント。「Eye-Fi」への対応によりネット接続機能が進化した本製品へも強い関心を寄せた。
以下、発表会で行われた質疑応答の模様をお届けする。
Q.将来的に“Xacti”がiVDRに対応する可能性などはないのか教えてほしい。
A.現在、HDDへのデータ記録という意味では「Xacti ライブラリ」を用意しているが、対象をiVDRへも拡大するかどうかは今後の検討材料だ。
Q.現在のデジカメ市場全体について三洋電機としてはどう見ているのか。また、三洋電機の市場予測などを教えてほしい。
A.デジカメ全体については、2008年度の出荷が1,100万台だった。2009年度も同じ程度の1,100万台程度を予測している。当社の出荷台数については、2008年度が全世界で約70万台だった。2009年度は全世界で100万台程度の出荷を予測しており、そのうちの3分の1程度が国内での売上になるのではないかと見ている。
Q.今回の機体はボディが横型の「DMX-WH1」をベースにしている。防水の選択肢としては縦型の「CA9」もあったと思うが、なぜ横型ボディを選んだのか。
A.横型のXactiは今年初めて投入したわけだが、今までの“Xacti”ユーザー以外にも製品の魅力を知ってほしいという考えがある。「ムービーカメラは横型ボディが普通」と思っているようなユーザーにも使ってほしいとの考えから、本機でも横型を採用した。
関連リンク
- ジャンルSDカードムービー
- ブランドSANYO
- 型番DMX-WH1E
- 発売日2009年6月19日
- 価格¥OPEN(予想実売価格 55,000円前後)
●カメラ部有効画素数:静止画 約110万画素、ムービー約97万画素(HD)/約110万画素(SD) ●撮像素子:1/6型約110万画素原色CMOSセンサー ●記録媒体:SDメモリーカード(32GB SDHC メモリーカードに対応)、内蔵メモリー 約43MB ●記録フォーマット:静止画 JPEG形式、ムービー ISO標準MPEG-4 AVC/H.264規格準拠 ●ムービー最低被写体照度:約11ルクス(オートモード、1/30秒) ●モニター:2.5型低温ポリシリコンTFTカラーワイド液晶 (微反射型)約15万画素 ●電源:リチウムイオン電池×1、DB-L50付属 ●外形寸法:58.7W×62.8H×112.4Dmm (突起部除く) ●質量:約354g(電池、SDメモリーカード込み)