新「Giga Pocket Digital」搭載のボードPCなど全16モデル
ソニー、新“VAIO”8シリーズを発売 - 全モデルがPS3リモートなどに対応
■Lシリーズ
・VPCL139FJ ¥OPEN(予想実売価格245,000円前後) 6月19日発売
・VPCL138FJ ¥OPEN(予想実売価格215,000円前後) 6月19日発売
解像度1,920×1,080ドットの24V型ワイド液晶を搭載したボードPC。上位機の「VPCL139FJ」のみタッチパネル操作に対応するほか、HDMI入力を1系統備えている。本体色は「VPCL139FJ」がブラウンのみで、「VPCL138FJ」がブラウンとシルバーの2色で展開する。
CPUにCore 2 Duo E7600(3.06GHz)を、グラフィックにNVIDIA GeForece 310M GPU(専用ビデオメモリー512MB)を搭載するなどで従来機よりスペックを強化。HDD容量は1TBで、メモリーは4GB。DVDスーパーマルチ機能搭載のBDドライブを搭載し、メモリースティックDuoとSD/SDHCカード対応スロットなども装備している。
両モデルともに地上/BS/110度CSデジタル放送チューナーを2基ずつと、「Giga Pocket Digital」の最上位バージョンを搭載。3波すべてでのAVCダブル長時間録画に対応した。
Adobe Premiere Elements 8やPhotoshop Elements 8などに加えて、Office Home&Business 2010を標準で搭載。従来機から引き続き、S-MasterやSound Reality、Dolby Home Theater v3なども搭載している。
そのほか、マウス形状を従来の四角から丸いものへと変更。マウス、キーボードともにワイヤレスだが、ペアリングが済んだ状態で出荷するようになったため、これまでキーボードの裏面に用意していたペアリング用の「CONNECT」ボタンを削除している。
■Jシリーズ
・VPCJ119FJ ¥OPEN(予想実売価格220,000円前後) 6月19日発売
・VPCJ118FJ ¥OPEN(予想実売価格200,000円前後) 6月19日発売
・VPCJ117FJ ¥OPEN(予想実売価格160,000円前後) 6月19日発売
・VPCJ116FJ ¥OPEN(予想実売価格150,000円前後) 7月17日発売
解像度1,920×1,080ドットの21V型ワイド液晶を搭載したボードPC。最上位の「VPCJ119FJ」のみタッチパネル機能に対応するほか、ウェブカメラの映像にタッチ操作で絵を描きこめる「WebCam Message Board」も搭載している。
「VPCJ119FJ」と「VPCJ118FJ」の上位2モデルはCPUにCore i5-450QM(2.40GHz)を搭載し、HDD容量が1TB。キーボードとマウスがワイヤレスで、DVDスーパーマルチ機能搭載のBDドライブを搭載している。
そして両モデルは別項の通り「Giga Pocket Digital」のVer.3.0を搭載。地上/BS/110度CSデジタル放送チューナーを2基ずつ搭載し、AVCダブル長時間録画に対応している。
そのほかスペック面では、全モデルともグラフィックスにインテルHDグラフィックスを採用したほか、メモリーを4GB搭載するなど性能を強化。Dolby Home Theater v3とOffice Home&Business 2010も標準で装備している。
有線キーボードとマウスを採用した普及モデルの「VPCJ117FJ」「VPCJ116FJ」は、HDD容量が500GB。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを搭載する。
CPUは「VPCJ117FJ」がCore i3-350M(2.26GHz)で、「VPCJ116FJ」がPentium P6000(1.86GHz)を採用。「VPCJ117FJ」は地上デジタルチューナー2基と「Giga Pocket Digital」のVer.2.1を搭載している。なお、「VPCJ116FJ」はテレビチューナーを搭載しない。
なお、本シリーズでは単身の学生や社会人、リビングPCとして使うファミリー層をターゲットにしてよりカジュアルなコンセプトを採用。シックなループデザインを採用したほか、全5色のカラーバリエーションを用意した。
カラーバリエーションでは、最上位機の「VPCJ119FJ」でブラックとホワイトの2色を、それ以外のタッチパネル非対応モデルではマットブラック、マットホワイト、ピンクの3色を用意。直販サイトのソニースタイルでは限定色のブラウンも用意している。
なお、キーボードの色は全モデルともブラックのみだが、カラフルなキーボードカバー「VGP-KBV5」を用意。上記「Lシリーズ」と共通で使用でき、ブラック、ホワイト、ピンクの3色で展開する。
本体のスタンド部は8度から30度までの角度調整が可能。タッチ操作の際に画面を指で押してもぐらつかないように十分なトルクを確保しているという。また、スタンド角度を8度にした際の奥行きは185mm。同サイズのテレビと比べて大幅な省スペース性を実現している点も特徴のひとつ。
そのほか、最上位の「VPCJ119FJ」にはタッチ操作を利用した各種アプリケーションを搭載。塗り絵などが行えるCyberLink社の「You Paint」のVAIOカスタマイズ版や、ランチャーの「VAIO Gate」などを搭載している。
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