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ホームシアタースピーカーとしても利用可能

パイオニア、両面駆動HVT方式の住設用薄型スピーカー「S-HVH001」を発売

公開日 2011/03/24 18:18 ファイル・ウェブ編集部
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パイオニア(株)は、住設オーディオブランド“ACCO”(アッコ)の新製品として、独自のHTV技術を採用したスピーカー「S-HVH001」を6月中旬から発売する。価格は1台40,950円(税込)。

S-HVH001(天井取付例)

S-HVH001(壁面取付例)

HVT方式は東北パイオニアが開発した薄型&高音質スピーカーを実現する技術。振動板の両サイドに配置したボイスコイルの水平方向の振動を、新開発の「リンク機構」を介して垂直方向の振動に変換することで、薄型・軽量化・迫力ある音再生を可能にするという(関連ニュース)。

新製品となる「S-HVH001」は、振動板を両面に配置した両面駆動HVT方式を採用。スピーカーの両面から部屋全体に音を広げることができるという。パイオニアは両面駆動HVT方式を採用した製品に“SOUND WING”という愛称をつけている。

薄くフラットな形状で、壁や天井に設置する際に大きな穴を空ける必要はないとのこと。埋め込み型スピーカーや箱型スピーカーでは設置しにくかった勾配天井や、吹き抜けの壁面などにも設置できるのはポイントのひとつ。また、対抗配置の振動板が不要な振動を打ち消し合うため、壁や天井に伝わる振動も少なく、集合住宅などでも周りの部屋の迷惑になりにくいとのこと。

S-HVH001を勾配天井に設置した例

天井に設置した例

壁面に設置した例

ホームシアター用スピーカーとしての使用も可能。フロントスピーカーやサラウンドスピーカーとして使えば、視聴エリアが広いため家族みんなでホームシアターを楽しめる、とアピールしている。

再生周波数帯域は160Hz~32kHz、出力音圧レベルは76dB(両面出力82dB相当)、最大入力は100W、インピーダンスは8Ω。取り付け用のネジや滑り止め、安全ベルトなどが付属する。

なお「S-HVH001」の音は下記ショールームで体験することができる。購入希望の場合は、ショールームで施工メーカーなどを紹介してもらうことが可能だ。

◎ 「Pioneer Built-in Audio Gallery」
場所:東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー
   リビングデザインセンターOZONE 6F
営業時間:10:30~19:00 水曜日休(祝日を除く)
ショールームレポート:「音もインテリアに!生活に寄り添う音楽を楽しめるパイオニア「ACCO」を体験

◎「パイオニア プラザ銀座
場所:東京都中央区銀座2-5-11 デビアス銀座ビル 1F/2F/B1
営業時間:11:00~20:00 月曜日休(祝日を除く)

【問い合わせ先】
パイオニア
カスタマーサポートセンター
TEL/0120-944-222

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