HOME > ニュース > シャープのスカパー!HDチューナー内蔵“AQUOSブルーレイ”を体験してきた

メディア向けの製品説明会を実施

シャープのスカパー!HDチューナー内蔵“AQUOSブルーレイ”を体験してきた

公開日 2011/08/23 16:50 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
シャープは、昨日8月22日に発表したスカパー! HDチューナーを内蔵した“AQUOSブルーレイ”「BD-W2000」など3機種(関連ニュース)について、メディア向けの説明会を開催した。

BD-W2000

背面の様子

同製品は、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを2基、スカパー!HDチューナーを1基内蔵したBDレコーダー。計3番組の同時録画が可能。HDD容量が異なる「BD-W2000」(2TB)、「BD-W1000」(1TB)、「BD-W500」(500GB)の3モデルで展開される。

フロントパネルを開けたところ

スカパー!HD用カードの挿入スロットも

4波チューナー搭載となったことで、例えば関東地区であれば地上デジタル8ch、BSデジタル11ch、110度CS(スカパー!e2)11ch、スカパー!HD89chという、合計119chのハイビジョンチャンネルに対応。

なお、2012年3月にはBSデジタルが26chに、スカパー!e2のHD局が22chに増え、さらに2012年10月にはスカパー!HDもハイビジョンチャンネルを120ch以上に増やすことが決定している。また、SDチャンネルにおいても、合計51chがMPEG-4 AVC/H.264方式での放送となる。

■スカパー!HDチューナー内蔵以外にも様々な機能 − USB-HDDとの直接接続にも対応予定

説明会において、シャープの担当者はレコーダー全体の状況について「昨年行った独自調査で、VHSやアナログDVDレコーダーなど、アナログレコーダーの現役世帯は約1200万世帯あるということがわかった」とコメント。まだ地デジ化されていないレコーダーが多いことを説明する。

そのうえで、「チャンネル数の制約から地デジではどうしても薄くなってしまいがちなジャンルについてもスカパー!HDはカバーしている」と言葉を続け、スカパー!HDはBDレコーダーの録画対象として最適なコンテンツであると考えたと語る。

機能面においては、スカパー!HDも地デジなどと同様にEPGからリモコンひとつで録画できるようになったのもポイントのひとつ。従来のスカパー!HD録画ではスカパー!チューナーのリモコンとEPGを利用していたが、このように別々のリモコンを操作する必要がなくなった。

従来は別々に行っていた録画操作をひとつのリモコンで行えるようになった

また、録画予約では「かんたん毎回予約」機能を装備。連続ドラマなどを毎回連続して録画する「毎回予約」か、その1回のみを録画する「今回のみ予約」をEPG上で選択可能。より浅い階層で予約種類を選択できるようにして利便性も向上させている。

「かんたん毎回予約」の画面例

次ページ「HDD内ダビング」やルーター無しでのWi-Fi対応などにも対応

1 2 3 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE