メディア向けの製品説明会を実施
シャープのスカパー!HDチューナー内蔵“AQUOSブルーレイ”を体験してきた
キーワードによる自動録画にも対応しており、もちろんスカパー!HD番組に対しても有効。なお、自動録画においてはスカパー!HDでのリピート放送もすべて録画する。
そのほか、HDD内の録画番組をコピーして保存する「HDD内ダビング」や、HDDからBDに録画時間の約半分の時間でダビングできる「高速録画画質変換ダビング」も搭載。「HDD内ダビング」では、例えばコピーしたコンテンツを編集してBDにダビングし、オリジナルはそのまま残しておくなどといったような使い方ができる。
また本機と液晶テレビAQUOSをLAN接続することで、AQUOSに接続したUSB-HDD内の録画番組を、本機にダビングすることが可能(現在はAQUOSはL5ラインのみが対応)。この点について担当者は「外付けHDDに録画するとディスクに残せないというのが不満点として声が挙がっていた。本機能を利用することでUSB-HDD内のコンテンツをディスクに残せるようになる」と、メリットを説明する。
加えて、USB-HDDとの連携については、本機とUSB-HDDを直接接続しての使用にも後日のアップデートによって対応予定であることも明かされた。本機とUSB-HDD間での相互コピーなどを行えるようにする予定で、それ以外にどのようなことをできるようにするかは現在検討中だという。
ネットワーク関連では、CATV STBからのLAN録画に対応。なお、「BD-HDW80/HDW75/HDW73」においても本機能に対応するアップデートを実施する予定だとの説明もあった。
また、無線LANアクセスポイント機能「Wi-Fiコネクト」を搭載。WI-Fiルーター無しでも液晶テレビAQUOSやスマートフォンなどをWi-Fi接続できるようになった。
そのほか、リモコンには「番組表」ボタンと「録画リスト」ボタンを配置。使用頻度の高いふたつの画面をすばやく表示できるようにも配慮している。
■ネットワークアダプターも使用し「放送番組転送」をデモ
DLNAのプレーヤー機能と無線LANユニットを内蔵した“ネットワークアダプター”「VR-NP1」も別売で用意。DLNA非対応テレビでもホームネットワーク再生を楽しめるようになる。
説明会では、放送中のテレビ番組を、DLNAを使ってほかの対応機器へワイヤレス送信するレコーダーの新機能「放送番組転送」のデモを、本機を接続したDLNA非対応テレビを使って実施。