“裸眼3D年賀状”なども
【Inter BEE】4K/3D/スーパーハイビジョンなど各社映像関連の注目展示をレポート
なおパナソニックでは3Dカメラのデモ用として、2階建てバスやオリンピックまでの日数カウントダウン看板などを配置し、ロンドンの街並みを意識したジオラマを用意。同社がロンドンオリンピックのパートナーであること、過去のオリンピックも長年サポートしてきていることなどもアピールしている。
富士フイルムでは、裸眼3D対応の“FINEPIX REAL 3D”の紹介コーナーを用意。新製品のデジタルフォトフレームFinePix REAL 3D V3」などを展示している。
同展示では、3Dプリンター「DPR-1」の紹介として、実際のプリントも用意。裸眼3D対応の年賀状などで同社3Dソリューションの魅力をアピールしていた。
NTTグループのNTTアドバンステクノロジは、「3D-MVC File-based Video Encoder SDK」と題した3Dシステムを紹介。
これはMVC(Multi-view Video Coding)技術と独自の高画質符号化制御技術を駆使し、低ビットレートで経済的な配信サービスを実現するという高圧縮エンコードエンジン。ネット配信などでの3Dコンテンツ利用を想定しており、ブースでは実際の映像も上映されている。
そのほか、JVCケンウッドが二眼式3Dカメラ「GY-HMZ-1」や、24V型3D対応液晶モニター「DT-3D24G1」なども展示していた。また同社では「DT-E21L4」や「DT-V21G11」といった3D非対応モデルの液晶スタジオモニター新製品も参考展示していた。
■アストロデザインとKDDI研究所ブースがスーパーハイビジョンシアターをそれぞれ展開
InterBEEには、NHKとシャープは出展していないが、会場では2ヶ所のブースでスーパーハイビジョンのデモが実施されている。