IPS TrueHDパネル採用スマホなどの展示も
<CES>LGブースレポート − 55型有機ELに大きな注目/スマートTVや3Dも大々的にアピール
テレビやスマートフォン、タブレットやセカンドディスプレイなどでより多くのコンテンツをシェアしたいという要望に応えるべく、同社ではNASもラインナップ。
同社のNASをホームクラウドとして使用することで多くのコンテンツをシェアし、様々なデバイスで楽しむことができることを示し、コンテンツの楽しさの共有もスマートTVの概念のひとつであると紹介している。またゲームや、映画などのコンテンツ購入することで、よりよいネットワーク環境を作り出せ、その中心となるのがスマートTVであるともしている。
■テレビは多彩な「CINEMA 3D」を中心に様々なモデルがズラリ
今回もブース内には数多くのテレビが立ち並んでいたが、そのほとんどがCINEMA 3Dに対応したモデルであった。展示されているCINEMA 3Dモデルは、「84UD」「LM9600」「LM9500」「LM8600」「LM7600」「LM6700」「LM6600」「LM6200」「PM6700」「PM6500」「PM4700」の11シリーズだ、大型から中型までのモデルと取り揃えており、多くのユーザーの要望に応えられるようにしている。
その中でスマートTVにも対応しているシリーズが全部で6シリーズある。現段階でスマートTVとCINEMA 3Dの機能を搭載したモデルは半数を超えている。
3D関連で注目なのが裸眼3D対応ディスプレイ「D2500N」だ。インチサイズは25型、解像度は1,920×1,080、コントラストは50万対1、輝度は2D映像再生時で250カンデラ、3D映像再生時は100カンデラ。入力端子にはHDMIやUSBなどを搭載している。2D/3D変換や3Dの視差調整機能なども搭載している。
小型サイズの3DモデルではIPSパネルを採用した3Dモデルの「DM2792D」も展示。基本スペックは裸眼3Dモデルの「D2500N」と同じであり、コントラストのみ100万タ:1となっている。また3D関連製品としてデモンストレーションがあった3Dプロジェクターの視聴スペースもある。
■IPS TrueHDパネル採用スマートフォンなどの展示も
スマートフォンの展示スペースでは、パネルにISP TrueHDを採用したモデル「spectrum」を展開。IPS TrueHDとAMOLEDパネルの比較を行っていた。
IPS TrueHDパネルは画素配列がAMOLEDパネルと異なり、RGBのピクセルを均等に配列することで、自然な色階調と色再現を実現。また、スマートフォン内の動画コンテンツや自分で撮影した写真などを高い色再現のディスプレイで見る楽しみを提案をしている。
なお、ブースではそのほかにも3D対応BDプレーヤーやサラウンドシステムなども展示している。