ソニー、パナソニック、JVCらが新製品を出展
【CES】会田肇の新製品レポート<ビデオカメラ編> 各社最新モデルをハンドリング、4K対応機も登場
■ソニー
まずはソニーだ。市場占有率ナンバーワンのブランドだけにとにかくラインナップ数が多い。上位機の「HDR-PJ790V」からエントリーモデルの「HDR-CX220」まで全11機種がラインナップされ、その中には3Dビデオカメラ「HDR-TD20V」の後継モデル「HDR-TD30V」も含まれる。さすがにSD画質モデルはなく、すべてHDモデルとなったが、エントリーモデルの“200番台”だけでも全4機種を用意する。
日本におけるラインナップとの大きな違いは、この“200番台”の4モデルと“300番台”の2モデルの合計5モデルが投入されていることだ。しかも驚かされるのが、日本では販売されないこのクラスに対しても充実した機能を搭載していることだ。プロジェクター搭載モデルもラインナップし、広角端は30mm相当以下、高画質なデジタルズーム搭載機もある。とにかく販売台数を稼げるのはこのクラスで、ソニーとしてもシェア獲得のためには手を抜くことはできない。その意思をはっきり感じ取れるラインナップと言える。
一方で、”ハイエンド”クラスとして投入した「HDC-PJ650V」(日本未発売)と「HDC-PJ790V」はともにEVF(電子ビューファインダー)+プロジェクター機能を搭載。このクラスは、映像にこだわりを持って撮影するユーザーに向けてラインナップされている。PJ650VにはPJ790Vに採用されるコントロールダイヤルも装備され、単体で見れば一瞬「PJ790Vか?」と思ってしまうほど両者はデザインが酷似している。ただ、さすがにPJ790Vに採用されている虹彩絞りには対応してなかった。
日本ではミドルクラスにまで搭載が拡大された「空間光学手ぶれ補正」は、アメリカでは“ハイエンド”として扱われるPJ790VとPJ650V、そしてPJ430V/CX430Vのみに搭載。この補正機構は40%もの容積減を実現しており、これは日本のPJ630Vにも搭載されたものと同じ。ソニーによれば小型化しても補正効果はほぼ同レベルにあるといい、小型化した上にかつてない手ぶれ補正効果が期待できるというのは驚きだ。一方、各社が対応してきているWi-Fi機能に対しては、日本と同様、オプションでの対応となった。
なお、3Dモデル「HDR-TD30V」は、基本的にTD20Vをベースにしたモデルで、ボディもそのまま踏襲。コントロールダイヤルなどを取り去ることで価格の引き下げを狙った。先日発表された日本でのラインナップにこの機種は入っていなかったが、ソニーによればTD30Vの日本投入予定は今後もなく、TD20Vで販売終了となるという。やはり3Dビデオカメラは認知がそれだけ難しかったということだろう。
まずはソニーだ。市場占有率ナンバーワンのブランドだけにとにかくラインナップ数が多い。上位機の「HDR-PJ790V」からエントリーモデルの「HDR-CX220」まで全11機種がラインナップされ、その中には3Dビデオカメラ「HDR-TD20V」の後継モデル「HDR-TD30V」も含まれる。さすがにSD画質モデルはなく、すべてHDモデルとなったが、エントリーモデルの“200番台”だけでも全4機種を用意する。
日本におけるラインナップとの大きな違いは、この“200番台”の4モデルと“300番台”の2モデルの合計5モデルが投入されていることだ。しかも驚かされるのが、日本では販売されないこのクラスに対しても充実した機能を搭載していることだ。プロジェクター搭載モデルもラインナップし、広角端は30mm相当以下、高画質なデジタルズーム搭載機もある。とにかく販売台数を稼げるのはこのクラスで、ソニーとしてもシェア獲得のためには手を抜くことはできない。その意思をはっきり感じ取れるラインナップと言える。
一方で、”ハイエンド”クラスとして投入した「HDC-PJ650V」(日本未発売)と「HDC-PJ790V」はともにEVF(電子ビューファインダー)+プロジェクター機能を搭載。このクラスは、映像にこだわりを持って撮影するユーザーに向けてラインナップされている。PJ650VにはPJ790Vに採用されるコントロールダイヤルも装備され、単体で見れば一瞬「PJ790Vか?」と思ってしまうほど両者はデザインが酷似している。ただ、さすがにPJ790Vに採用されている虹彩絞りには対応してなかった。
日本ではミドルクラスにまで搭載が拡大された「空間光学手ぶれ補正」は、アメリカでは“ハイエンド”として扱われるPJ790VとPJ650V、そしてPJ430V/CX430Vのみに搭載。この補正機構は40%もの容積減を実現しており、これは日本のPJ630Vにも搭載されたものと同じ。ソニーによれば小型化しても補正効果はほぼ同レベルにあるといい、小型化した上にかつてない手ぶれ補正効果が期待できるというのは驚きだ。一方、各社が対応してきているWi-Fi機能に対しては、日本と同様、オプションでの対応となった。
なお、3Dモデル「HDR-TD30V」は、基本的にTD20Vをベースにしたモデルで、ボディもそのまま踏襲。コントロールダイヤルなどを取り去ることで価格の引き下げを狙った。先日発表された日本でのラインナップにこの機種は入っていなかったが、ソニーによればTD30Vの日本投入予定は今後もなく、TD20Vで販売終了となるという。やはり3Dビデオカメラは認知がそれだけ難しかったということだろう。