収益力改善効果で利益増
パナソニックの1Q業績は売上げ微増、純利益は1,078億円 − スマホは「戦略練り直し」
また、質疑応答では「民生用をやめる選択肢は考えていないのか」という質問も。これに対し河井氏は「フィーチャーフォンでは収益が出ているが、スマホでは出ていない」と説明。「そういったところも含めて戦略を練り直さなければならないだろう」とし、「もう少し時間をいただき、状況を確認しながら方向性を出していきたい」と述べた。
なお携帯電話事業については、第一四半期の赤字額が年間の計画を上回る状況となった点については「見通しに収まるよう取り組んでいく」とコメントした。
そしてドコモ向けの秋冬モデルなど今後の端末開発については、「もう少し時間をかけさせていただき、しっかりした改善策を考えていきたい」と回答。「大変厳しい状況なのは間違いない。近々に方向性を出していかなければならないと思っている」とした。