一般ユーザーも14日から体験可能
“秘伝のタレ”を注いだフラグシップ、ソニーが「Xperia Z1」説明会開催
「タイムシフト連写」は、シャッターを押した瞬間と、ぞの前後30秒ずつ、合計61枚を高速連写。そのなかからベストショットを選べるというもの。ベストショットのみだけでなく、連写した61枚すべてを保存することもできる。
「ARエフェクト」は、架空のキャラクターや風景などをAR技術で現実世界の空間に重ねて撮影できるというもの。同機能の利用にARマーカーは不要で、例えば被写体となっている人物の顔にピッタリとお面のエフェクトが重なるようにするなど、3D空間を自動認識してエフェクトの位置を調整する。「今後は、キャラクターを追加でダウンロードできたりするようにするなどといったことも考えている」(黒住氏)という。
「ソーシャルライブ」は、撮影中の動画をFacebook上にストリーミング配信できるというもの。友人から寄せられた「いいね!」やコメントを、Xperia Z1上でリアルタイムに確認することもできる。「ニコニコ生放送のようなイメージ」(説明員)という。
動画を閲覧する側にも特別なアプリなどは不要で、Facebookにログインしているだけで利用可能。動画は最長10分まで配信でき、動画撮影終了後は端末内への保存とともにそのままFacebookに同時投稿される。
「インフォアイ」は、撮影した被写体の関連情報をインターネットから検索して表示するというもの。ランドマークならその建物の歴史や周辺のおすすめ情報、ワインであれば生産地やワイナリー情報、そのワインに合わせるおすすめ料理の情報などを知ることができる。
そして、これらを活用しながら撮影した写真や動画を管理・閲覧する「アルバム」アプリでは、新たにPlayMemories Onlineと連携。端末内に保存してあるファイルとクラウド上のファイルを一元管理できるようにすることで、よりシームレスに写真撮影・閲覧を楽しめるようにしたという。
こうしたソニーグループのサービスとの連携は音楽や動画でも同様に行われており、音楽プレーヤー「ウォークマン」アプリにはMusic Unlimitedへのリンクをトップページに配置。同様に動画再生ではVideo Unlimitedへの導線を設け、様々なコンテンツをより気軽に楽しめるようにしている。
なお、端末購入者に向けたサービスとして、Music UnlimitedとVideo Unlimitedの無料体験も実施。Music Unlimitedでは最大60日間無料でサービスを利用でき、Video Unlimitedでは人気タイトル6本を無料ダウンロードできるようにする。
■ディスプレイの画質にも強いこだわり
そして、写真などのパーソナルコンテンツを始め様々なコンテンツを楽しむためにディスプレイの画質にもこだわっていることも紹介。
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