同社開発陣と野村ケンジ氏のトークセッションも実施
【ポタ研】デノン、USB-DAC内蔵ポタアン「DA-10」発表会を開催 - 設計担当が開発秘話を語る
■Hi-Fiコンポーネントらしさを残しつつユニセックスなデザインを採用
野村氏はDA-10で採用されたデザインについても質問したが、出口氏は「一見して、アルミを全面に使ったデザインが印象に残るかと思いますが、アルミは音質の面にも良いのでぜひ使いたかった素材でした。まずは音ありきで、その上でHi-Fi機器としての高級感を出したかったのです。デノンらしいプレミアムシルバーにもこだわりました」とコメント。平山氏も「DA-10の開発においてデザインコンセプトのひとつに、ユニセックスというものが出てきたのです。柔らかみのあるデザインにしたいという方針になりました」と開発段階のエピソードを披露していた。
さらに平山氏は、「DA-300に始まる“デジタライゼーションシリーズ”として、DA-300とDA-10は共通のデザインコンセプトを持たせてあります。今後、同デザインの他のコンポーネントも登場するかもしれません」と今後、同様のデザインや性質を備えた新製品が控えていることも示唆していた。
■ホームオーディオシステムに組み込むことも考慮
ポータブル機として、限られたスペースに同社の技術要素を詰め込んだDA-10だが、ヘッドホン出力は可変/固定を選択可能で、USB-DACとしてスピーカーを用いたホームオーディオシステムに組み込むことも考慮されている。
「デノンのプリメインにつないで据え置きでも使っていただけるよう、使い勝手はもちろん、音作りも抜かりないです。アナログ出力のアンプ段にしっかりとHi-Fi技術を盛り込んでいますので、スピーカーのオーディオシステムに組み込んでも、パワフルな音が出せるのではと思います」(出口氏)
質疑応答においては、スマートフォンなどと組み合わせた際の、外部からの高周波対策について質問が飛んだ。この点については「製品を出すうえで不要輻射対策はしなくてはいけない点です。電波に対する悪影響への基準はクリアしています。また、iOSデバイスと接続するためには厳しい審査があるので、その点からも高周波対策は万全です」とのことだった。
なお、WalkmanやAndroidとのデジタル接続は現時点では対応していないとのこと。しかし、OTGケーブルを使った、USB micro B端子経由での接続は、対応ソフトを用いれば可能とのことだった。
野村氏はDA-10で採用されたデザインについても質問したが、出口氏は「一見して、アルミを全面に使ったデザインが印象に残るかと思いますが、アルミは音質の面にも良いのでぜひ使いたかった素材でした。まずは音ありきで、その上でHi-Fi機器としての高級感を出したかったのです。デノンらしいプレミアムシルバーにもこだわりました」とコメント。平山氏も「DA-10の開発においてデザインコンセプトのひとつに、ユニセックスというものが出てきたのです。柔らかみのあるデザインにしたいという方針になりました」と開発段階のエピソードを披露していた。
さらに平山氏は、「DA-300に始まる“デジタライゼーションシリーズ”として、DA-300とDA-10は共通のデザインコンセプトを持たせてあります。今後、同デザインの他のコンポーネントも登場するかもしれません」と今後、同様のデザインや性質を備えた新製品が控えていることも示唆していた。
■ホームオーディオシステムに組み込むことも考慮
ポータブル機として、限られたスペースに同社の技術要素を詰め込んだDA-10だが、ヘッドホン出力は可変/固定を選択可能で、USB-DACとしてスピーカーを用いたホームオーディオシステムに組み込むことも考慮されている。
「デノンのプリメインにつないで据え置きでも使っていただけるよう、使い勝手はもちろん、音作りも抜かりないです。アナログ出力のアンプ段にしっかりとHi-Fi技術を盛り込んでいますので、スピーカーのオーディオシステムに組み込んでも、パワフルな音が出せるのではと思います」(出口氏)
質疑応答においては、スマートフォンなどと組み合わせた際の、外部からの高周波対策について質問が飛んだ。この点については「製品を出すうえで不要輻射対策はしなくてはいけない点です。電波に対する悪影響への基準はクリアしています。また、iOSデバイスと接続するためには厳しい審査があるので、その点からも高周波対策は万全です」とのことだった。
なお、WalkmanやAndroidとのデジタル接続は現時点では対応していないとのこと。しかし、OTGケーブルを使った、USB micro B端子経由での接続は、対応ソフトを用いれば可能とのことだった。