Android OS採用。65/55/49/43型の4サイズ
ソニー、高画質4Kプロセッサー「X1」など採用で43型も揃える4Kブラビア「X8500C」
ソニーは、液晶テレビ“BRAVIA(ブラビア)”の新モデルとして、Android OSや直下型LEDバックライトを採用しHDR対応予定もある4K機「X9400C」など、4Kモデル3シリーズ7モデル、2Kモデル2シリーズ5モデルを5月23日より順次発売する。
発表されたのは、4K対応モデルが「X9400C」「X9300C」「X8500C」の3シリーズ、2K(フルHD)モデルが「W870C」「W700C」の2シリーズ。2Kの「W700C」を除く全シリーズがAndroid OSを採用している。
「X9400C」「X9300C」についてはこちらでレポートしているが、本稿では4K対応モデルのうち、65/55/49/43型のサイズ展開を揃える「X8500C」について紹介する。
■X8500Cシリーズ 6月20日発売
・KJ-65X8500C(65型)¥OPEN(予想実売価格50万円前後)
・KJ-55X8500C(55型)¥OPEN(予想実売価格32万円前後)
・KJ-49X8500C(49型)¥OPEN(予想実売価格26万円前後)
・KJ-43X8500C(43型)¥OPEN(予想実売価格21万円前後)
Andorid OS(Android 5.0.2)を採用し、パネル解像度は3,840×2,160。テレビチューナーは、地デジ/BS/110度CSチューナーを2基ずつ搭載しており、1基が視聴専用で、1基がUSB-HDDへの録画専用。
スカパー!プレミアムサービス(4K)を受信できる4Kチューナーも内蔵するほか、各種4K配信サービスにも対応。Netflixには2015年秋から、ひかりTV 4Kとアクトビラ4Kには2015年内の対応を予定している。
同時発表された4K対応モデル「X9400C」「X9300C」(関連ニュース)との違いは、独自の高輝度化技術「X-tended Dynamic Range(PRO)」を搭載せず、HDRへの対応予定もない点。また、バックライトのエリア駆動にも対応しないほか、ハイレゾ対応磁性流体スピーカーも搭載しない。
2014年モデル「X8500Bシリーズ」(関連ニュース)の後継機で、以前は70/65/55/49型というサイズ展開だったところを、上記のように65/55/49/43型のラインナップへと変更。より小型な4K対応モデルをラインナップに加えた格好だ。
前述のように「X-tended Dynamic Range」などは省いているが、同社が“4K高画質プロセッサー”とする「X1」は「X9400C/X9300C」同様に搭載。入力されてきた映像が4Kなのか2Kか、4Kでもネット配信なのか放送なのか、ビットレートの違いなど情報量の差まで分析。「4K X-Reality PRO」での高精細化、「トリルミナスディスプレイ」での広色域化において、X1が分析した結果を各ブロックに伝達。それぞれのブロックで最適な映像処理を行うことで高画質化を図る。
なお、2K映像の分析においては放送やネット動画、ゲームなどに加え、BDでも4Kマスターからのダウンコンバート映像かどうかなども分析する。また、バックライトのエリア駆動非対応であっても、この「X1」プロセッサーによってコントラストを改善するという。
「4K X-Reality PRO」も、X9400C/X9300C同様に4K用のデータベースを大幅に増加させるなど進化。非4K映像の4Kアップコンバート機能も引き続き搭載している。また、今回は従来より線の細い描写も可能になったほか、ノイズ除去も強力に行うようになった。
そしてトリルミナスディスプレイも、従来は画面のピーク箇所のみしか色域を広げられなかったが、今回の画面全体を広色域化。そのほか、オプティコントラストパネルも引き続き採用するが、2014年モデルではフィルムにしていたところを、ガラスを復活させるなどもしている。なお、倍速駆動技術はモーションフローXR240。
Android OSの採用により、各種Android TV機能を利用可能。テレビ番組で気になった人物のネット動画を音声検索したり、スマートフォンで再生している動画をGoogle Castによってテレビの大画面にキャストしたり、Android TVによる裏番組やネット動画のチェック機能などを利用できる。
なお、音声検索機能においては録画データの検索にもアップデートによって対応予定。裏番組などは視聴中コンテンツの邪魔をしないよう画面下部に表示され、放送中の裏番組のほかYouTubeのチャンネルや、DLNAで同一ネットワーク内にあるレコーダーの録画データなどもチェックできる。
スピーカーは65型がロングダクトスピーカー、それ以外の3サイズがバスレフスピーカーを採用。独自の音声補完技術「DSEE」や「Clear Audio+」も搭載している。
リモコンは音声タッチパッドリモコンと赤外線リモコンの2種類を同梱。使用頻度の高いボタンを白くして目立つようにするなど使い勝手にも配慮している。
そのほか、65型と55型のモデルは3D(3Dメガネ別売)にも対応。全サイズとも同社ワイヤレスサブウーファー(別売)との接続にも対応するほかWi-Fiも内蔵し、また、Android/iOSアプリ「TV SideView」との連携も行える。加えて、USB-HDD(別売)への録画、および2画面表示に、2015年夏をめどにアップデートで対応する予定。
HDMI端子は4系統を装備し、HDMI 2.0に対応。1系統はMHL端子も兼ねている。そのほか端子類はUSB 3系統などを備えている。
発表されたのは、4K対応モデルが「X9400C」「X9300C」「X8500C」の3シリーズ、2K(フルHD)モデルが「W870C」「W700C」の2シリーズ。2Kの「W700C」を除く全シリーズがAndroid OSを採用している。
「X9400C」「X9300C」についてはこちらでレポートしているが、本稿では4K対応モデルのうち、65/55/49/43型のサイズ展開を揃える「X8500C」について紹介する。
■X8500Cシリーズ 6月20日発売
・KJ-65X8500C(65型)¥OPEN(予想実売価格50万円前後)
・KJ-55X8500C(55型)¥OPEN(予想実売価格32万円前後)
・KJ-49X8500C(49型)¥OPEN(予想実売価格26万円前後)
・KJ-43X8500C(43型)¥OPEN(予想実売価格21万円前後)
Andorid OS(Android 5.0.2)を採用し、パネル解像度は3,840×2,160。テレビチューナーは、地デジ/BS/110度CSチューナーを2基ずつ搭載しており、1基が視聴専用で、1基がUSB-HDDへの録画専用。
スカパー!プレミアムサービス(4K)を受信できる4Kチューナーも内蔵するほか、各種4K配信サービスにも対応。Netflixには2015年秋から、ひかりTV 4Kとアクトビラ4Kには2015年内の対応を予定している。
同時発表された4K対応モデル「X9400C」「X9300C」(関連ニュース)との違いは、独自の高輝度化技術「X-tended Dynamic Range(PRO)」を搭載せず、HDRへの対応予定もない点。また、バックライトのエリア駆動にも対応しないほか、ハイレゾ対応磁性流体スピーカーも搭載しない。
2014年モデル「X8500Bシリーズ」(関連ニュース)の後継機で、以前は70/65/55/49型というサイズ展開だったところを、上記のように65/55/49/43型のラインナップへと変更。より小型な4K対応モデルをラインナップに加えた格好だ。
前述のように「X-tended Dynamic Range」などは省いているが、同社が“4K高画質プロセッサー”とする「X1」は「X9400C/X9300C」同様に搭載。入力されてきた映像が4Kなのか2Kか、4Kでもネット配信なのか放送なのか、ビットレートの違いなど情報量の差まで分析。「4K X-Reality PRO」での高精細化、「トリルミナスディスプレイ」での広色域化において、X1が分析した結果を各ブロックに伝達。それぞれのブロックで最適な映像処理を行うことで高画質化を図る。
なお、2K映像の分析においては放送やネット動画、ゲームなどに加え、BDでも4Kマスターからのダウンコンバート映像かどうかなども分析する。また、バックライトのエリア駆動非対応であっても、この「X1」プロセッサーによってコントラストを改善するという。
「4K X-Reality PRO」も、X9400C/X9300C同様に4K用のデータベースを大幅に増加させるなど進化。非4K映像の4Kアップコンバート機能も引き続き搭載している。また、今回は従来より線の細い描写も可能になったほか、ノイズ除去も強力に行うようになった。
そしてトリルミナスディスプレイも、従来は画面のピーク箇所のみしか色域を広げられなかったが、今回の画面全体を広色域化。そのほか、オプティコントラストパネルも引き続き採用するが、2014年モデルではフィルムにしていたところを、ガラスを復活させるなどもしている。なお、倍速駆動技術はモーションフローXR240。
Android OSの採用により、各種Android TV機能を利用可能。テレビ番組で気になった人物のネット動画を音声検索したり、スマートフォンで再生している動画をGoogle Castによってテレビの大画面にキャストしたり、Android TVによる裏番組やネット動画のチェック機能などを利用できる。
なお、音声検索機能においては録画データの検索にもアップデートによって対応予定。裏番組などは視聴中コンテンツの邪魔をしないよう画面下部に表示され、放送中の裏番組のほかYouTubeのチャンネルや、DLNAで同一ネットワーク内にあるレコーダーの録画データなどもチェックできる。
スピーカーは65型がロングダクトスピーカー、それ以外の3サイズがバスレフスピーカーを採用。独自の音声補完技術「DSEE」や「Clear Audio+」も搭載している。
リモコンは音声タッチパッドリモコンと赤外線リモコンの2種類を同梱。使用頻度の高いボタンを白くして目立つようにするなど使い勝手にも配慮している。
そのほか、65型と55型のモデルは3D(3Dメガネ別売)にも対応。全サイズとも同社ワイヤレスサブウーファー(別売)との接続にも対応するほかWi-Fiも内蔵し、また、Android/iOSアプリ「TV SideView」との連携も行える。加えて、USB-HDD(別売)への録画、および2画面表示に、2015年夏をめどにアップデートで対応する予定。
HDMI端子は4系統を装備し、HDMI 2.0に対応。1系統はMHL端子も兼ねている。そのほか端子類はUSB 3系統などを備えている。
関連リンク
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドSONY
- 型番KJ-65X8500C
- 発売日2015年6月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格500,000円前後)
【SPEC】●サイズ:65型 ●画素数:3,840×2,160 ●スピーカー:トゥイーター×2、ウーファー×2 2ch(ロングダクトスピーカー) ●実用最大出力:20W ●消費電力:273W(待機時0.5W) ●外形寸法:1,453W×892H×265Dmm(スタンド含む) ●質量:25.5kg(スタンド含む)
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドSONY
- 型番KJ-55X8500C
- 発売日2015年6月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格320,000円前後)
【SPEC】●サイズ:55型 ●画素数:3,840×2,160 ●スピーカー:フルレンジ×2 2ch(バスレフ型スピーカー) ●実用最大出力:20W ●消費電力:214W(待機時0.5W) ●外形寸法:1,236W×759H×222Dmm(スタンド含む) ●質量:21kg(スタンド含む)
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドSONY
- 型番KJ-49X8500C
- 発売日2015年6月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格260,000円前後)
【SPEC】●サイズ:49型 ●画素数:3,840×2,160 ●スピーカー:フルレンジ×2 2ch(バスレフ型スピーカー) ●実用最大出力:20W ●消費電力:179W(待機時0.5W) ●外形寸法:1,093W×679H×201Dmm(スタンド含む) ●質量:16.1kg(スタンド含む)
- ジャンル液晶テレビ(ディスプレイ)
- ブランドSONY
- 型番KJ-43X8500C
- 発売日2015年6月20日
- 価格¥OPEN(予想実売価格210,000円前後)
【SPEC】●サイズ:43型 ●画素数:3,840×2,160 ●スピーカー:フルレンジ×2 2ch(バスレフ型スピーカー) ●実用最大出力:20W ●消費電力:161W(待機時0.5W) ●外形寸法:961W×604H×189Dmm(スタンド含む) ●質量:13.2kg(スタンド含む)