変わり種展示もフォトレポート
<CEATEC>“10Kディスプレイ”や曲げられる極薄有機EL、ハイレゾやウェアラブルなど多様な展示
■ウェアラブル端末やVRも各社がデモ
別項でレポートしているエプソン「MOVERIO」に代表されるヘッドマウントディスプレイや、腕時計型のウェアラブル端末の展示も多い。近畿日本ツーリストもMOVERIOを使った展示を行っており、製品を通して風景を見ると江戸城などが再現され、360度全部を見渡せるVRコンテンツ「スマートツーリズム タイムトリップツアー」を体験できるようにしている。
村田製作所は、鯖江市とコラボレーションした「クールデザインスマートグラス」を参考展示。スマートグラス越しに目にするものを、AR技術と超小型HMIスイッチによってコントロールできるというもので、AV関連ではテレビのオン/オフやチャンネル切り替え、ボリューム調整なども行えるようにするといった将来イメージを紹介していた。
また、フォーラムエイトがOculus Riftを使って自社ソリューションのデモを行ったり、Vuzixもブースを構えるなど、これらのほかにもスマートグラス関連の展示をいくつか見ることができた。
ウェアラブル端末関連では、JAWBORNが「UP」シリーズを展示するなど腕時計型デバイスも各社がデモ。また、富士通は文字入力もできる指輪型のデバイスを参考展示するなどもしていた。
■スタートアップ系など変わり種展示も
そのほか、複数のスマートフォンやDAPをWi-Fiでつなぎ、最終的にBluetoothでスピーカーに伝送する小型デバイス「19BOX(ジュークボックス)」など、スタートアップ系の展示も行われている。それらを含めて変わり種系の展示を以下にフォトレポートする。