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変わり種展示もフォトレポート

<CEATEC>“10Kディスプレイ”や曲げられる極薄有機EL、ハイレゾやウェアラブルなど多様な展示

公開日 2015/10/07 20:46 編集部:小野佳希
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■ウェアラブル端末やVRも各社がデモ

別項でレポートしているエプソン「MOVERIO」に代表されるヘッドマウントディスプレイや、腕時計型のウェアラブル端末の展示も多い。近畿日本ツーリストもMOVERIOを使った展示を行っており、製品を通して風景を見ると江戸城などが再現され、360度全部を見渡せるVRコンテンツ「スマートツーリズム タイムトリップツアー」を体験できるようにしている。


近畿日本ツーリストはMOVERIOを使った「スマートツーリズム」をデモ
村田製作所は、鯖江市とコラボレーションした「クールデザインスマートグラス」を参考展示。スマートグラス越しに目にするものを、AR技術と超小型HMIスイッチによってコントロールできるというもので、AV関連ではテレビのオン/オフやチャンネル切り替え、ボリューム調整なども行えるようにするといった将来イメージを紹介していた。


村田製作所の「クールデザインスマートグラス」
また、フォーラムエイトがOculus Riftを使って自社ソリューションのデモを行ったり、Vuzixもブースを構えるなど、これらのほかにもスマートグラス関連の展示をいくつか見ることができた。


フォーラムエイトは自社のVRコンテンツをデモ
ウェアラブル端末関連では、JAWBORNが「UP」シリーズを展示するなど腕時計型デバイスも各社がデモ。また、富士通は文字入力もできる指輪型のデバイスを参考展示するなどもしていた。


富士通が参考展示していた指輪型デバイス

JAWBORN「UP3」

■スタートアップ系など変わり種展示も

そのほか、複数のスマートフォンやDAPをWi-Fiでつなぎ、最終的にBluetoothでスピーカーに伝送する小型デバイス「19BOX(ジュークボックス)」など、スタートアップ系の展示も行われている。それらを含めて変わり種系の展示を以下にフォトレポートする。

特殊な紙とペンで好きな絵を描いてアプリと接続することで、描いた絵がピアノの鍵盤やギターの弦の代わりのようになって音が出る「クラフト楽器」。導電性のインクで絵を描き、静電容量方式でユーザーのタッチを感知。アプリに信号を送って音を鳴らす仕組み

離れて暮らすおじいちゃん・おばあちゃんに孫の写真や動画を見せることを想定した端末「まごチャンネル」。ユーザーがサーバーにアップロードした動画などを本機でストリーミング再生する


19BOX。Bluetoothではスピーカーと1対1でしか接続できないが、本機を使えば複数の端末内の楽曲を全員で共有してそれぞれが自由に操作できる。「カラオケで曲を入れていくようなイメージで音楽を再生できる」という


頭を撫でるとスマホアプリからが音声で反応する抱きまくら「痛すぽ」。カバー内側にスマホを収納するポケットがついているほか、撫でかたによって反応も変わる


2次元と3次元のどちらのほうにドキドキするかを計測できる「ときめきセンサ」。ロームがエイプリルフールネタとして公開したものを実現させた。センサーを握った状態で3次元(生身の女性が愛の告白をしてくる)と、2次元の女性キャラの告白を交互に受けての反応を計測するというもの

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