年配客を手厚くフォローし信頼を獲得
パナソニックショップ「小俣電機」がN&Eハウスとしてリニューアル。地域密着で大きなチャンスを
地域電気専門店パナソニックショップの中でも、AVネットワーク商品や太陽光発電+エコキュート・IHなどが実感・体感できる優秀店は「ネットワーク&エコハウス(N&E)」として認定され、N&Eハウスとしての看板を掲げリニューアルオープンを果たす。2019年3月9日、東京都板橋区のパナソニックショップ「小俣電機」がN&Eハウスとしてリニューアルオープンした。
今回のN&Eハウスへのリニューアルは、小俣電機の創立50周年と重なる意義深いものとなった。同店の創業者である取締役会長の小俣優氏は、「50年の区切りとして、N&E昇格には新たな気持ちで挑戦しました。高齢化社会の中、地域電機店はおおいに注目されています。地域の中でお客様のための電機屋さんとして、お役に立つ商売をして参りたい」と新たな意気込みを表明した。
今回のリニューアルオープンに際しての2日間のオープニングセールでは、招待状を500枚配布し、350万円の売上げ目標を立てた。ご子息である代表取締役社長の小俣義康氏はさらに、「大きな目標として、エアコンの販売年間150台達成を目指します」と語る。「N&Eハウスに昇格して、取り扱い商品の幅がかなり広がった。パナソニックさんの商品構成もおうちまるごとであり、いろいろな商材を取り扱えます。そのひとつひとつを、地域のお客様にどうつなげていけるか。これからもまだまだやる価値はあり、伸び代があります」と目を輝かせる。
「この商圏は人の出入りが激しい地域で、新しいお客様をどう取り込んでいくかがポイントになります。また集合住宅の管理組合や地域に根ざした管理会社さんと連携した仕事も大きく、目標を立てやすい。照明器具、インターフォン、エアコンなどがそこでの商材になります」。会長が築いてきたお客様との関係を礎に確率した地域密着型の活動を社長も受け継いでいる。集合住宅のオーナーや管理会社とも緊密な連携を築き、ここからの需要が月々の安定した収益の基盤となっている。さらにはテレビなど大型商材の買い替え需要の伸長も実感する。「ここ5年間はおかげさまで、売上げが毎年10%ずつ伸びています」と優会長。「今期は5月決算で年商8,000万円を達成する見通し。将来的には1億円、と社長と意思統一しています」と期待を込める。
店は会長夫妻、社長夫妻の4人で切り盛りする。「手の足りないこともあり、従業員さんがいればと思うところはあります。けれども工事関係ではパナソニックさんや地域の設備会社さん、工務店さんなど、管理会社さんの仕事を通じてたくさん方々と知り合い、ご協力をいただいて助かっています。関係を大事にして、大きな仕事につながっていきます」と、おうちまるごとの需要に対応する。
「小俣さんの商圏は半径500m、と言われる」と義康社長。地域密着の活動の中に旺盛な需要を掴み取っている。「実際にも1kmくらい、自転車でまわれる範囲ですね」と、日々丁寧に活動する。「正直、訪販活動は得意ではないんです。会長から教わったことは、お店がある以上はお店で売るのが基本ということ。だから無駄になったとしても、どんなものでも揃えておく意識でいます。フリで来られたお客様にもしっかりとアピールできるように」。年に3〜4回開催する個展にも注力。招待客は300名ほどという。「とにかくお店に来て、いろいろな商品を見ていただくのが目的です」。
■活動の中心を「店」に据え、品揃え重視
活動の中心は、お店。「どういうわけか当店は来店率が高く、年配のお客様にもよく来ていただいています。入りやすいお店と思っていただけるよう、我々も常に努力をしています」。地域のお客様は高齢者が中心。「四方を大型電気店に囲まれていますが、そういうお店に行きづらいというお客様が来てくださる。年配のお客様は、効率重視で接客に時間をかけない大型のお店には馴染めないんです。時間をかけてたくさんの会話をしながらご説明をすると、お客様の不安が払拭されて、ご購入に至る。そういうプロセスは大型店さんでは敬遠されがち、困ったご年配の方々は当店に来て、同年代の会長と会話してほっとしてくださるんです」と信頼を得る。
N&Eのリニューアルで、店舗全体をリフォーム。IHや洗面台などの商材を新たに設置した。実績も上がっており、商談のきっかけは日々の会話だという。「お客様との長いお付き合いの中で、何気なくお話をさせていただくうちに、ご高齢になって和式のトイレが使いにくいといった、いろいろなお話が出てきます」と、さらにリフォーム展開に注力していく。
義康氏は、昨年10月に社長に就任。1991年に同店に入社して27年、「なるべく早く社長に就任してもらいたかった」と優会長は語る。「昨年の初めくらいに、そろそろいいタイミングかなと話をしました。ちょうどいい時期だったと思います」。社長就任後も「基本的に心構えは変わらず、これまでやってきたことをひとつひとつ丁寧にやっていけば、今後につながると思っています。責任は強まりましたが、お客様に対する思いは変わりません」と、これからも地域密着を推進する心構えの義康氏である。
今回のN&Eハウスへのリニューアルは、小俣電機の創立50周年と重なる意義深いものとなった。同店の創業者である取締役会長の小俣優氏は、「50年の区切りとして、N&E昇格には新たな気持ちで挑戦しました。高齢化社会の中、地域電機店はおおいに注目されています。地域の中でお客様のための電機屋さんとして、お役に立つ商売をして参りたい」と新たな意気込みを表明した。
今回のリニューアルオープンに際しての2日間のオープニングセールでは、招待状を500枚配布し、350万円の売上げ目標を立てた。ご子息である代表取締役社長の小俣義康氏はさらに、「大きな目標として、エアコンの販売年間150台達成を目指します」と語る。「N&Eハウスに昇格して、取り扱い商品の幅がかなり広がった。パナソニックさんの商品構成もおうちまるごとであり、いろいろな商材を取り扱えます。そのひとつひとつを、地域のお客様にどうつなげていけるか。これからもまだまだやる価値はあり、伸び代があります」と目を輝かせる。
「この商圏は人の出入りが激しい地域で、新しいお客様をどう取り込んでいくかがポイントになります。また集合住宅の管理組合や地域に根ざした管理会社さんと連携した仕事も大きく、目標を立てやすい。照明器具、インターフォン、エアコンなどがそこでの商材になります」。会長が築いてきたお客様との関係を礎に確率した地域密着型の活動を社長も受け継いでいる。集合住宅のオーナーや管理会社とも緊密な連携を築き、ここからの需要が月々の安定した収益の基盤となっている。さらにはテレビなど大型商材の買い替え需要の伸長も実感する。「ここ5年間はおかげさまで、売上げが毎年10%ずつ伸びています」と優会長。「今期は5月決算で年商8,000万円を達成する見通し。将来的には1億円、と社長と意思統一しています」と期待を込める。
店は会長夫妻、社長夫妻の4人で切り盛りする。「手の足りないこともあり、従業員さんがいればと思うところはあります。けれども工事関係ではパナソニックさんや地域の設備会社さん、工務店さんなど、管理会社さんの仕事を通じてたくさん方々と知り合い、ご協力をいただいて助かっています。関係を大事にして、大きな仕事につながっていきます」と、おうちまるごとの需要に対応する。
「小俣さんの商圏は半径500m、と言われる」と義康社長。地域密着の活動の中に旺盛な需要を掴み取っている。「実際にも1kmくらい、自転車でまわれる範囲ですね」と、日々丁寧に活動する。「正直、訪販活動は得意ではないんです。会長から教わったことは、お店がある以上はお店で売るのが基本ということ。だから無駄になったとしても、どんなものでも揃えておく意識でいます。フリで来られたお客様にもしっかりとアピールできるように」。年に3〜4回開催する個展にも注力。招待客は300名ほどという。「とにかくお店に来て、いろいろな商品を見ていただくのが目的です」。
■活動の中心を「店」に据え、品揃え重視
活動の中心は、お店。「どういうわけか当店は来店率が高く、年配のお客様にもよく来ていただいています。入りやすいお店と思っていただけるよう、我々も常に努力をしています」。地域のお客様は高齢者が中心。「四方を大型電気店に囲まれていますが、そういうお店に行きづらいというお客様が来てくださる。年配のお客様は、効率重視で接客に時間をかけない大型のお店には馴染めないんです。時間をかけてたくさんの会話をしながらご説明をすると、お客様の不安が払拭されて、ご購入に至る。そういうプロセスは大型店さんでは敬遠されがち、困ったご年配の方々は当店に来て、同年代の会長と会話してほっとしてくださるんです」と信頼を得る。
N&Eのリニューアルで、店舗全体をリフォーム。IHや洗面台などの商材を新たに設置した。実績も上がっており、商談のきっかけは日々の会話だという。「お客様との長いお付き合いの中で、何気なくお話をさせていただくうちに、ご高齢になって和式のトイレが使いにくいといった、いろいろなお話が出てきます」と、さらにリフォーム展開に注力していく。
義康氏は、昨年10月に社長に就任。1991年に同店に入社して27年、「なるべく早く社長に就任してもらいたかった」と優会長は語る。「昨年の初めくらいに、そろそろいいタイミングかなと話をしました。ちょうどいい時期だったと思います」。社長就任後も「基本的に心構えは変わらず、これまでやってきたことをひとつひとつ丁寧にやっていけば、今後につながると思っています。責任は強まりましたが、お客様に対する思いは変わりません」と、これからも地域密着を推進する心構えの義康氏である。