マイクの音質も聴き比べられるヘッドホン/イヤホン特設コーナー
<Inter BEE>オーディオテクニカ、最大20ch対応の2.4GHzワイヤレスシステム/FitEarのヘッドホンが “量産仕様” に
音や映像、通信技術の展示会イベント「Inter BEE 2024」が、本日11月13日(水)から15日(金)にかけて千葉・幕張メッセにて開催されている。本稿では、今年新たに発売した会議用システムなどを出展するオーディオテクニカブースや、ヘッドホン/イヤホンブースの模様をお伝えする。
オーディオテクニカは、会議用システムやマイクロフォンを軸に出展を行っている。注目製品として、今年9月に発売したワイヤレスシステム「System 20 PRO」をピックアップ。4ch受信機の「ATW-R1440」を核に、身につけられるボディパックタイプの送信機「ATW-T1401」、マイクスタンド型送信機「ATW-T1407」、ハンディマイク「ATW-T1402」、デスクマイク「ATW-T1406」などを組み合わせる、2.4GHz帯のワイヤレスシステムだ。
ATW-R1440は1台で4つの送信機(マイク)とペアリングできる上、5台連結により最大20chの同時使用が可能という拡張性も備えている。Windows/mac用ソフトウェア「ワイヤレスマネージャー」により、各機器の通信状況やバッテリー残量の管理などを一括して行うことも可能だ。
このほか、イマーシブオーディオ収録マイク「BP3600」や、約50万円の音楽収録用コンデンサーマイク「AT5047」といった同社の技術を惜しみなく投入したマイクも、昨年から引き続き展示されている。
ヘッドホン/イヤホン専門の体験コーナー「INTER BEE EXPERIENCE X-Headphone」にもオーディオテクニカは出展。同社製マイクで収録した音を、USBミキサー「AT-UMX3」とモニターヘッドホン「ATH-M50x」を通して直接聴き比べられる、マイクも手掛ける同社ならではのシステムを設置していた。
同じくINTER BEE EXPERIENCE X-Headphoneコーナーに出展したアユートは、Ultrasone “Signatureシリーズ” モニターヘッドホン、qdc、Maestraudioのイヤーモニターなど、取り扱い製品の中でも特にプロフェッショナル向けの製品をセレクトした。昨年から引き続きの出展だが、それまでイヤモニに興味がなかった方や学生が訪れ、製品について知ってもらえる場になっているという。
スタックスは、今年5月に静電型ヘッドホンの新しいエントリーモデルとして発売した「SR-X1」、および専用アンプ(ドライバーユニット)「SRM-270S」を中心に、現行製品をフルラインナップ。来場して製品の写真を撮影、SNSに投稿すると、オリジナルラベルのエナジードリンクをプレゼントするキャンペーンを行っていた。
ジェネレックジャパンが取り扱うAustrian Audioも、マイク/ヘッドホンによるオーディオテクニカ同様の聴き比べを展開。ヘッドホンは、密閉型最上位「Hi-X60」、開放型最上位「Hi-X65」などを取り揃える。
FitEarは、同社初のヘッドホン「FitEar Pro Audio Monitor-1(FEHP-M1)」を参考出展した。昨年のInter BEE 2023で初登場した試作機が、実際に製品として販売される量産仕様にまで磨き上げられたもの。チューニングなど大きな変更を行った訳ではないが、価格などの調整が完了すれば、すぐにでも生産を開始できる段階にあるそうだ。
フォステクスは、現在開発中の製品として、パッシブ型モニタースピーカー「NF06」にアンプを搭載したアクティブ型モデル「NF06A」を参考出展した。
アンプを搭載することで音楽スタジオへの導入を容易にするだけでなく、アンプからドライバーユニットまでフォステクスが一貫して音作りを行ったモデルとして、オーディオファンにも楽しんでもらえるのではとスタッフは語っていた。価格は1台あたり50万円を切る程度を見込んでいるとのこと。
■最大20chを同時使用できるワイヤレスシステム「System 20 PRO」
オーディオテクニカは、会議用システムやマイクロフォンを軸に出展を行っている。注目製品として、今年9月に発売したワイヤレスシステム「System 20 PRO」をピックアップ。4ch受信機の「ATW-R1440」を核に、身につけられるボディパックタイプの送信機「ATW-T1401」、マイクスタンド型送信機「ATW-T1407」、ハンディマイク「ATW-T1402」、デスクマイク「ATW-T1406」などを組み合わせる、2.4GHz帯のワイヤレスシステムだ。
ATW-R1440は1台で4つの送信機(マイク)とペアリングできる上、5台連結により最大20chの同時使用が可能という拡張性も備えている。Windows/mac用ソフトウェア「ワイヤレスマネージャー」により、各機器の通信状況やバッテリー残量の管理などを一括して行うことも可能だ。
このほか、イマーシブオーディオ収録マイク「BP3600」や、約50万円の音楽収録用コンデンサーマイク「AT5047」といった同社の技術を惜しみなく投入したマイクも、昨年から引き続き展示されている。
■プロ向けヘッドホン/イヤホンの玄関口「EXPERIENCE X-Headphone」
ヘッドホン/イヤホン専門の体験コーナー「INTER BEE EXPERIENCE X-Headphone」にもオーディオテクニカは出展。同社製マイクで収録した音を、USBミキサー「AT-UMX3」とモニターヘッドホン「ATH-M50x」を通して直接聴き比べられる、マイクも手掛ける同社ならではのシステムを設置していた。
同じくINTER BEE EXPERIENCE X-Headphoneコーナーに出展したアユートは、Ultrasone “Signatureシリーズ” モニターヘッドホン、qdc、Maestraudioのイヤーモニターなど、取り扱い製品の中でも特にプロフェッショナル向けの製品をセレクトした。昨年から引き続きの出展だが、それまでイヤモニに興味がなかった方や学生が訪れ、製品について知ってもらえる場になっているという。
スタックスは、今年5月に静電型ヘッドホンの新しいエントリーモデルとして発売した「SR-X1」、および専用アンプ(ドライバーユニット)「SRM-270S」を中心に、現行製品をフルラインナップ。来場して製品の写真を撮影、SNSに投稿すると、オリジナルラベルのエナジードリンクをプレゼントするキャンペーンを行っていた。
ジェネレックジャパンが取り扱うAustrian Audioも、マイク/ヘッドホンによるオーディオテクニカ同様の聴き比べを展開。ヘッドホンは、密閉型最上位「Hi-X60」、開放型最上位「Hi-X65」などを取り揃える。
■FitEar初のモニターヘッドホンが量産仕様で登場
FitEarは、同社初のヘッドホン「FitEar Pro Audio Monitor-1(FEHP-M1)」を参考出展した。昨年のInter BEE 2023で初登場した試作機が、実際に製品として販売される量産仕様にまで磨き上げられたもの。チューニングなど大きな変更を行った訳ではないが、価格などの調整が完了すれば、すぐにでも生産を開始できる段階にあるそうだ。
■FOSTEXのニアフィールドモニター「NF06」にアクティブモデル
フォステクスは、現在開発中の製品として、パッシブ型モニタースピーカー「NF06」にアンプを搭載したアクティブ型モデル「NF06A」を参考出展した。
アンプを搭載することで音楽スタジオへの導入を容易にするだけでなく、アンプからドライバーユニットまでフォステクスが一貫して音作りを行ったモデルとして、オーディオファンにも楽しんでもらえるのではとスタッフは語っていた。価格は1台あたり50万円を切る程度を見込んでいるとのこと。