ソニー、「光学式5軸手ブレ補正機能」搭載ミラーレス「α7 II」【動画あり】

また、被写体位置を検出するアルゴリズムを進化させ、レンズの駆動を最適化。これにより前述のようにα7比でAFレスポンスを約30%高速化した。

加えて、独自の動体予測AFアルゴリズムも進化。被写体の次の動きを正確に予測し、従来比約1.5倍の追従性能を実現したという。そのほか、α7との比較においては、電源を入れてから撮影可能状態になるまでの起動時間を約40%短縮（高速化）している。

そのほか機能面では、Wi-Fi/NFC機能を搭載。専用アプリをインストールすることで後から機能を追加できる「PlayMemories Camera Apps」にも対応している。

液晶モニターサイズは3.0型で、カメラ背面に対して上約107度、下約41度のチルトに対応。EVFには有機ELビューファインダーXGA OLED Tru-Finder（トゥルーファインダー）を搭載している。

また、ボディのトップやフロントカバー、内部構造体に剛性の高いマグネシウム合金を採用。これにより、堅牢性と軽量化の両立を図った。グリップ形状も改良したほか、各種ボタン類の配置や大きさも見直すなどで操作性の向上も図っている。

■新Aマウントレンズ「SAL70300G2」 − さらなる新レンズやアップデート情報も

新Aマウントレンズ「70-300mm F4.5-5.6 G SSM II　SAL70300G2」は、70-300mmの望遠ズームレンズ。ナノARコーティングを新たに採用したことにより、面間反射によるフレアやゴーストが大幅に抑えられ、さらに描写力を向上させたとしている。

また、AFの動体追尾性能も現行モデル（SAL70300G）比で約4倍高速化。そのほか防塵・防滴に配慮した設計も採用している。