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実機を用いたイベントも12月12日開催

ラトック、CDリッピング用に制振性を高めた光学ドライブケース

公開日 2015/11/17 19:10 編集部:小野佳希
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ラトックシステムは、CDリッピング用に制振性能を強化した光学ドライブケース「RP-EC5-U3AI」を11月27日より発売する。価格はオープンだが直販サイトでは21,111円(税抜)で販売する。

RP-EC5-U3AI

ブルーレイドライブやDVDスーパーマルチドライブなど、PC用光学ドライブを収納する5インチドライブケース。制振強化キットを装着し、音楽CDのリッピングに最適化した点が大きな特徴。なお、本製品の発表を受け、実機を使ったPCオーディオセミナーを12月12日(土)に大阪で開催する。

同社製のCDリッピング用制振強化オプションキット「RP-EC5-AI」をベース筐体に、同じく同社製のUSB3.0 5インチドライブケース「RS-EC5-U3」を組み込み、制振性を高めた。本機にCD/DVDドライブを組み込むことで、「CDリッピング・ライティングなどに最適なディスクの回転振動の制振効果に優れたUSB3.0外付けドライブの環境を整えることができる」としている。

SATAコネクタを搭載した5インチSATAドライブを収納可能。USB3.0もしくはUSB2.0ポートを装備した、Windows 10/8.1/8/7/VistaのWindows PCに対応している。

本製品では、インサート型インシュレーターを採用。プレーヤーの動力部分を低くすること、また動力部分に近い位置で振動を吸収させることでリッピングに最善な環境を作りだすという。

筐体には従来のABS製スリーブより遥かに比重の大きいFe1.6t鋼板を採用。インシュレーターには建物や設備機器の制振材に採用されるINOAC製セルダンパーBF-150を採用し、「理想的な形での振動軽減を目指した」としている。

本製品発売に伴い、「PCオーディオセミナー 2015 in 大阪 〜リッピング環境で変わるCD音源を体験しよう」を12月12日(土)に大阪のクレオ大阪中央館 多目的室ににて開催。最大の音楽資産であるCD音源を、最善の状態でリッピングするための環境作りをテーマにセミナーを行う。

当日はオーディオライターの御田照久氏を講師に、本製品を含めた環境による音質変化の聴き比べなどを予定している。また、Jazzレーベル澤野工房の澤野由明代表を迎え、パネルディスカッションも行う。

イベントの参加費は無料だが事前申し込みが必要。同社公式サイトからの申し込みを受け付けている。

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