導入手順を易しく解説
古いiPodが生まれ変わる! FLAC再生も可能にする「Rockbox」とは?(前編)
■Rockboxのインストール
インストールしようと考えているiPodが対応機種リストに掲載されていること(参考)、Windows版iTunes向けにFAT 32でフォーマットされていることをチェックし、失敗した場合iPod本来の機能が利用できなくなるリスクを納得できれば、Rockboxのインストールへ進もう。
1. 「RockboxUtility」を用意する。以下のURLから、自分のPC環境に応じてWindows版またはMac OS X版をダウンロードし、適当なフォルダへ解凍しよう。
※参考:http://www.rockbox.org/wiki/RockboxUtility
2. iPodをDockケーブルで接続する。
3. RockboxUtilityを起動し、画面中央の「変更(C)」ボタンをクリックする。
4. 現れた画面で「自動検出(A)」ボタンをクリックし、iPodのモデル名をチェックする。
5. 現在接続しているiPodと一致していることを確認したあと、「Ok(O)」ボタンをクリックする。
6. トップ画面に戻るので、「完全インストール」をクリックする。
7. 完全インストールを本当に実行するか尋ねられるので、「OK」ボタンをクリックする。
8. しばらく待機するとRockboxのインストールが完了するので、通常どおりアンマウント処理を行ったあとiPodを取り外す。
次回は、Rockboxのさまざまな活用術を紹介する(→次回記事を読む)。
(海上忍)