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導入手順を易しく解説

古いiPodが生まれ変わる! FLAC再生も可能にする「Rockbox」とは?(前編)

公開日 2011/05/10 10:50 海上忍
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■Rockboxのインストール

インストールしようと考えているiPodが対応機種リストに掲載されていること(参考)、Windows版iTunes向けにFAT 32でフォーマットされていることをチェックし、失敗した場合iPod本来の機能が利用できなくなるリスクを納得できれば、Rockboxのインストールへ進もう。

専用インストーラを使えばインストールは難しくないが、失敗するとiPod本来の機能も損なわれるため、リスクを認識のうえ作業に臨むこと

1. 「RockboxUtility」を用意する。以下のURLから、自分のPC環境に応じてWindows版またはMac OS X版をダウンロードし、適当なフォルダへ解凍しよう。
 ※参考:http://www.rockbox.org/wiki/RockboxUtility

2. iPodをDockケーブルで接続する。

3. RockboxUtilityを起動し、画面中央の「変更(C)」ボタンをクリックする。

4. 現れた画面で「自動検出(A)」ボタンをクリックし、iPodのモデル名をチェックする。

5. 現在接続しているiPodと一致していることを確認したあと、「Ok(O)」ボタンをクリックする。

自動検出の結果が接続しているiPodと同じことを確認のうえ、次のステップへ進む

6. トップ画面に戻るので、「完全インストール」をクリックする。

完全インストールを選択すると、必要なファイルのダウンロードと導入処理まで一括処理される

7. 完全インストールを本当に実行するか尋ねられるので、「OK」ボタンをクリックする。

8. しばらく待機するとRockboxのインストールが完了するので、通常どおりアンマウント処理を行ったあとiPodを取り外す。

Windows版のRockboxUtility。機能と使い方はMac OS X版と同じだ

次回は、Rockboxのさまざまな活用術を紹介する(→次回記事を読む)。

(海上忍)

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