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[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域

【第8回】少しの整理で超絶便利! iTunesの「タグ情報」を使いこなそう

公開日 2012/07/06 10:30 高橋敦
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【ポイント2】「アルバムアーティスト」を入力しよう

次に使いこなしたいのは「アルバムアーティスト」。項目名だけ聞かされてもピンとこなくとも、使い方を知れば「その機能がほしかったんだよ!」と心の中で叫んでくれる人もいるはずだ。

例えば「アーティスト」が「cosMo@暴走P Feat. 初音ミク」の曲と「livetune feat. 初音ミク」の曲があるとする。このままだと当然、それぞれの曲はそのまま別々のアーティストの項目にのみ表示される。

そこで「アルバムアーティスト」だ。それらの曲の全ての「アルバムアーティスト」項目に「初音ミク」と入力しよう。

例によって情報画面を呼び出し、「アルバムアーティスト」の項目を補充する。アルバムアーティストの「よみがな」も忘れずに

するとカラム表示(ウィンドウ上段でジャンル>アーティスト>アルバムを選択する表示形式)において、アーティスト名リスト表示の「初音ミク」の中に、「アルバムアーティスト」が「初音ミク」の曲が全てリストアップされるようになる。

そして「表示」メニューから「アルバムアーティストを使用」をオンにする


「アーティスト」が異なる曲もひとつの「アルバムアーティスト」にまとめてリストアップされるようになる!
本来は「X feat. Y」の場合「X」の方をアルバムアーティストにするべきかもしれない。しかし自分にとって便利でわかりやすいライブラリを作ることが最優先。細かいことは気にせずいこう。

他にも「東京事変」の曲のアルバムアーティストを「椎名林檎」にする、「事務所に推され隊」の曲のアルバムアーティストを「ももいろクローバーZ」にするなどのパターンが考えられる。そんな感じで「アルバムアーティスト」は様々に使いこなしたい。

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